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世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

鳥取砂の美術館・南アジア編#9

2019-06-05 07:46:27 | 因伯二州

<続き>

〇ヒンズー教神話

以下リーフレットより、”バラモン教と土着の信仰とが融合して発展したヒンズー教は多神教の宗教です。三大神ブラフマー・ビシュヌ・シバでそれぞれ宇宙の創造・維持・破壊を司るとされています。ビシュヌ神を最高神とする宗派においては1000の頭をもつ蛇の上で瞑想しているビシュヌのへそからブラフマーがG生まれ、ブラフマーの額からシバが生まれて世界が創造されたと考えられています。ラクシュミーはビシュヌの妻で美と富と幸運の女神として知られ、ここではビシュヌと仲睦まじい様子が描かれています。”

バラモンとヒンズー思想は東南アジアの文化に多大な影響及ぼした。タイ王国もその事例にもれず、それらの影響は多くの場面に登場し三大神の彫像は現在も作られ続けている。

 

<続く>

 


鳥取砂の美術館・南アジア編#8

2019-06-01 06:27:42 | 因伯二州

<続き>

〇ムガル帝国の行進

以下、リーフレットより紹介する。”インド史上最大のイスラム国家、ムガル帝国。16世紀初頭から19世紀半ばまで300年以上も続いた大帝国で、名前は先祖にあたるモンゴル帝国に由来しています。第3代皇帝アクバルが帝国の基礎を築くと、宗教間の融和をはかりながら周辺諸国へと領土を拡大し、第5代皇帝シャー・ジャハーンの時代に栄華を極めました。州県制を採用し中央集権的な官僚機構を整え、マンサブ(禄位)やジャーギール(給与)、土地による税制を確立するなど種々の改革を行い安定した支配を実現します。軍事面では騎馬隊に加え、神の乗り物・権力の象徴とされる象を使い戦象部隊を導入し兵力を増強しました。ムガル帝国は古代インド諸王朝の文明を取り込み、ヒンズー勢力との融和を試みるなど新しい時代を築きながら力強く繁栄していきました。”

 

 

象はインドのみならず、中世東南アジア諸国も象部隊を編成し、隣国との戦に備えた。インドでも王権の象徴であったようだ。

 

<続く>

 

 


鳥取砂の美術館・南アジア編#7

2019-05-31 14:55:06 | 因伯二州

<再開・続き>

ACアダプター2次側コードの断線で、バッテリーチャージできず当該ブログの更新ができなかった。アマゾンへ5月23日に入金し手元に現物が届いたのは本日(5月31日)で、発送元は中国・深圳であった。マイクロソフトも中国で何もかも中国のようだ。

〇ムガル帝国 皇帝シャー・ジャハーンと王妃の愛の物語

以下、リーフレットより、”ムガル帝国第5代シャー・ジャハーン。『世界の皇帝』を意味する名にふさわしく、豪奢な宮廷文化を開花させムガル朝の黄金時代を築きました。そして、その繁栄の陰には最愛の妻ムムターズ・マハルの存在がありました。彼女はペルシャ系の貴族の血をひいていたこともあり、皇子の皇位継承時も大きな支えとなります。深く愛し合っていた二人は遠征など宮廷外でも行動を共にし、14人もの子に恵まれるほどの仲でした。しかし后妃はデカン遠征中、産褥期に病に倒れ、36歳の若さで先立ってしまいます。悲哀にくれる皇帝は深く愛妃をしのび、彼女の記憶を永遠に留めるため霊廟タージマハルの建造に没頭しました。晩年、皇帝は白く輝く霊廟眺め、愛妃を想いながら生涯を終えます。皇帝と妃の棺は霊廟の中で寄り添うように並べられ、二人の愛は永く語り継がれていきます。”

インドの歴史については、さっぱり無知である。ヒンズー教徒の国に、よくもま~イスラム国家が建国できたものと感心する。

 

<続く>

 


鳥取砂の美術館・南アジア編#6

2019-05-23 07:04:22 | 因伯二州

<続き>

〇聖廟タージマハル:インド

以下リーフレットより、『インドを代表する世界遺産タージマハル。世界一美しいと評されるこの霊廟は、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妃ムムターズ・マハルを埋葬するために建造したものです。総大理石で造られた美しき白亜の霊廟は、ムガル帝国の繁栄を物語る豪華さと計算し尽くされた左右対称の佇まいが特徴です。イスラムの建築家や世界中の技術者を招聘し、最高級の宝石や材料を用いて22年という歳月をかけて完成しました。インドに古来より伝わるヒンズーと中東より伝わるイスラムの互いの技術が融合して建てられたこのタージマハルは、まさにインド・イスラム文化の象徴です。その誰もが息をのむほどの美しさは、宗教や儀式、時代さえも超えて今なお人々の心を惹きつけています。』・・・と紹介されている。

昨日、マイクロソフト・サーフェース・プロのACアダプターがトラブル。二次側のコードが断線し、バッテリー・チャージできなくなった。アマゾンに手配したが入手まで少し時間かかりそうで、当該ブログを暫し中断したい。

 

<続く>

 

 


鳥取砂の美術館・南アジア編#5

2019-05-22 09:58:04 | 因伯二州

<続き>

〇古都パタン ダンバール広場:ネパール

(グーグルアースより)

以下、リーフレットには、『かつて王都として栄え、「美の都」とも称されるネパール中部カトマンズ盆地にある小さな街パタン。背景に壮大なヒマラヤ山脈を臨む街の中心部にあるダンバー―ル広場には旧王宮があり、神秘的で細やかなネワール彫刻が施されたヒンズー教、仏教の寺院が今もなお数多く存在しています。ネワール族の敬虔な信者たちが熱心に寺院へ参拝する姿は古都パタンを訪れた観光客をいっそう魅了しています。』とある。

 

<続く>