網創漠蓄

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ミスリルの正体を探る・その2

2013-03-10 20:38:40 | 科学・技術・自然

その1の続きとして改めて調べ直してみた限りで

アルミニウムがやはり一番有力になるかもです。その根拠としては
指輪物語Wiki(英語)ミスリルの記事を参照する限り、原作においては
実はミスリル製の防具は何例かあるが、武器がほとんど見られないことです。

そうすると「ガラスのように磨ける」というのはガラスと同じ方法で磨けるほど
元々が柔らかいということで、「これを鋼より強いが軽く鍛えることが出来た
というのは合金化でそのようにできるということになります。難点としては

鉱石(ボーキサイト)の鉱脈にあまり希少価値がなさそうな所と、鉱脈の形成の
課程からして「掘り進む」というような形になりにくそうなところです。ただし
掘り進んだ先がマグマではないことから正マグマ鉱床とも違いそうです。

ただしミスリルの胴着の描写からは「また冷たいことは氷のよう」という部分が
熱伝導率の高さを窺わせ、軽金属の中ではアルミに近いモノである様子があります。
ただし「白い宝石が一面にちりばめられており」は金剛石っぽいですが。

鎖帷子の性質からして「しなやかなことは麻にも紛うばかり」の部分は摩擦抵抗を
減らすことで解決できそうです。打撃攻撃にはかなり弱そうですが実際描写上、
「致命傷は避けた」というだけっぽいのでそこはそのままっぽいです。

そして合金としては強度、耐候性、耐食性、といったところの方向性のようで
規格にある合金の中では4000~6000番台のMgやSiが入るあたり、その中でも
時効の効果が薄い辺りかな。でもそこら辺は魔法による強化が効いているかも。



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