網創漠蓄

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ミスリルの正体を探る・その3

2013-03-18 20:43:14 | 科学・技術・自然

その2の続きとして、指輪物語ではなくその他の作品において
(3/23:誤植などいろいろ訂正) 

にも使われるような、例えばドラゴンクエストファイナルファンタジーに登場する
ミスリルのモデルは何か。実は性能の詳細を見てみると2つの作品でだいぶ違う
ようです。特に重さや加工性という点で。共通するのは魔法との親和性です。

ただしこの魔法要素は科学的には取り扱いようがなさそうだが、イメージの由来
を見る限りでは実は「熱伝導性が鉄よりかなり低い」事を表している可能性があり、
今回はそれを軸に推測の要素に加えてみます。するとまずドラゴンクエストでは

チタンの可能性が今度こそ高くなります。ミスリル製装備の描写上鉄より明らかに軽く、
また加工性については触れられていません。尤も純チタンからアルミ系合金とかの
可能性もありますが、加工例の描写も幅もないのでそこら辺は考えなくてよさそうです。

また多くの場合「青に金属」のように書かれているところも、何しろチタンはこのような
例もあるため「表面処理の都合」と考えればチタン(III)の色として無理がありません。
そしてファイナルファンタジーとなると実は「軽い」という描写が見られないため、

オスミウムとかいう可能性も考えられます。青く書かれることが多いことを考えると。
作中の描写では「【ミスリル】つよく かこうしやすい きんぞく。まほうにも よくはんのうし
まほうのぶきや ぼうぐをつくるもとになる。」という感じで、軽そうな描写ではありません。

また別のシリーズでは「マグマにも溶けないほど火に強い」があるため高融点らしいし。
ただし難点はいくらなんでも重いことと兵士に支給できるほど大量に入手できる可能性が
低そうなこと、加工は困難と思われる辺りがあります。作品によっても違いそうですが。 



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