網創漠蓄

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ハルナの指揮能力

2009-12-26 14:42:55 | UQ HOLDER!
くろうのだらオタ日記さんの記事を見て気になったことを。



まず、必要な前提として、緊急時における意思決定では、
指揮系統を集約して決定を高速化する必要がある。
話し合い検討している時間自体が限られているので、
最適よりは最善を優先する必要がある。

で、こういうときの意思決定者としては、
ハルナは案外うってつけだったりする。
ネギ・夕映・千雨といった参謀技能持ちに比べ単独では見劣りするが、
随一の外向型として決断力は突出している。
特にネギ・千雨がここぞというときに愚図りがちなタイプなので。



またもう1つ、「艦長」という役割もある。
「自分がパル様号の艦長なので、艦の指揮は自分にある」・・・ではないが、
少なくとも「白き翼」の本拠地機能を担う船の「所有者」として
移動拠点防御の指揮官としても機能しているようである。

また第274時間目の台詞からは、これが撃沈される可能性は
あまり考慮に入れなくてもいい状態、にはしてあるらしい。
巡洋艦と打ち合うことは無理であろうにしても、逃げ回ることは出来る様子。
逃げる先である「第二集合地点」がどういう場所なのかにも拠るが・・・



尤も外交型なだけあり、出てくる結論がどうしても前がかり、
というかリスクを厭わない傾向があります。
実は基本的に拠点等の防衛よりは攻撃向きの人材です。
ここら辺はネギと違い、仲間を多少危険に晒す決断を平気でします。

ただし不確定要素の多い状況においては、千雨などのように躊躇することもなく、
(実際、千雨は決定を厭うタイプではある。闇の魔法のときのように。)
ハイリスクな決断もすばやく行える貴重な司令官では在ります。
(巡洋艦ににらまれた後、一呼吸置いてはいるが指示は出せているし。)

そう、運用ノウハウが魔法世界に豊富な小型艇と違い、
楓のアーティファクトはどこに落とし穴があるか分からないわけですから。
「名のある賞金首だから狙われる」ことを差し引くとしても。


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