網創漠蓄

網(ネット)上で、創作物などを、漠然と、蓄えていこうとするページです。

第283時間目補足事項

2010-03-21 12:30:30 | UQ HOLDER!
第283時間目についての補足として
各所で話題になっているネギの行動。この行動の是非や如何に、



ということを語るにあたり前提になりそうなのが、
「龍宮はこのような術もその解除法も知らない」ということ。
私の見解は自分と同タイプの真名により近くなりますが、
「真名的には最善手を導いた」ということになるのではないかと。

というのも、ネギ不在の状況下で真名が取れる最善手とは、
「確認だけして偽者だったら拘束する」という以上のところは
打つ手がなかったことが読み取れるので。
実際「いくつかやり方を知っている」と、試行錯誤をしようとしています。
(受ける千雨も「もうちょい」待ってくれと後回しにしただけだったり)



また実際、プロなら銃を向ける場面で事前勧告する必要はなく、
この勧告には「ネギに向けて訴える」要素が濃厚です。
この後の競り合いも含めて、ネギにプレッシャーをかけて
自分の発想外の代案を提示させるという部分がありそうです。

「明日菜さんじゃなかったとしても…」と言われておとなしく引いているし、
またパクティオーの後、感心している様子があるところからも
「リーダーとして取れる冷徹な手段」の一環として評価しているようです。
手段の仮契約も、恐らく一度しか経験のない真名には思いつきにくい手です。



そしてネギは「誰も傷つけずに…」といっているわけだが、(偽)明日菜以外の
誰を傷つけてしまうことを想定していたのか。それは恐らく、銃撃され
拘束された「明日菜にしか見えない人」を目の当たりにすることになる
他のクラスメイト。特に直に見ることになるのどかとか。

実際一般人たるクラスメイトを抱えているわけだし、真名にしても
「裏」の人として尋問等してみせることに躊躇するところがあったのではと。
また「偽者の正体」が人であることも知る由もなく、
(むしろ真名が挙げた「自動人形」の可能性が念頭にありそう)
相手の心が傷つくということは考慮外になっていてもおかしくはないし。