ちょっと上の写真を見てください。カマキリさんが卵を守っているところです。一週間前に気がついたのですが、玄関先の常緑樹にカマキリの卵を発見しました。で、よーく観ると、大きな母親のカマキリも傍にいました。ところが、産んで去っていくのかなーって思ったら、ずーっと何日も傍を離れません。もう、寒くなって、エサになる虫も飛んでいないから、彼女はきっと何も食べず、卵を外敵に食われないよう守り続けているのです。これからますます寒くなって、霜が降りるようになるでしょう。寒さと飢えで、死ぬまで卵を守り続けるのでしょうか。人間社会では子殺しが横行してるっていうのに、カマキリの実にけなげな姿に胸を打たれました。何日経っても母親は卵を離れないその硬い決意を見ると、卵がカイコのように硬くなるまで、あるいは自分の命が果てるまで、彼女はきっと、守り続けるのでしょう。ぼくは彼女の最期を見届けることにしました。きっと、いつか、尽き果てて、朝起きたら玄関先に冷たくなっているに違いない。そして、それまでの彼女のガンバリを、来春生まれ出てくる子供たちに、生まれた賛美とともに、「君たちのお母さんは、君たちを守るために、本当に頑張ったんだよ」と伝えたいとおもいます。
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