まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

没個性時代の孤独!

2019-01-01 | 発言
収録しておいた「紅白歌合戦」を元旦に早送りで観た。
歌声もずいぶん時代が代わったものだと思った。
一人の歌をじっくり歌い聴く時代ではなくなっている。
ほとんどの出演者は団体で、しかもラップ調の早口ばかりで、歌詞のテロップを見て初めてこんな歌詞かと思うくらいだ。
歌も異常に明るく「ノリ」こそが大事という感じである。
こういう時代なのかっと思う。
しかし、このはしゃぎすぎとも思える明るさは異常である。
世の中、現実はもっと暗いはずなのに、その現実との乖離が異常すぎて恐怖すら感じる。
丁度同じ時刻、21才の若者が東京原宿の歩行者天国で軽自動車を暴走させ8人に重軽傷を負わせた。世の中、こういう「自爆行為」が大変増えている。
個人が他人とのコミュニケーションもできない状況で、自らの孤独に耐えきれず自爆していく。
人間として、お互い「情」を伝え合うという時代ではなくなり、本当は今ほど暗くて孤独な時代はないのではなかろうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿