まさおっちの眼

生きている「今」をどう見るか。まさおっちの発言集です。

エンゲル係数が示すアベノミクスの失敗で庶民はじり貧!

2018-09-04 | 発言
日本人の生活がじり貧になっている。企業は6年連続内部留保をため込んで天井知らずだというのに、日本人のエンゲル係数が跳ね上がっている。
エンゲル係数というのは周知のとおり、生活費に対する食費の割合だ。これが高いと生活が苦しくなってくる。
エンゲル係数の推移を調べると、06年から12年までは23%台で安定していた。ところが、第2次安倍政権が発足(12年12月)した以降に急上昇している。13年は23.6%、14年24.0%、15年25.0%、16年25.8%……。17年は25.7%と前年を下回ったが、現状は再び上昇傾向だ。今年の6月の統計では26.6%になっている。
 海外のエンゲル係数は、米国15%、ドイツ18%、英国20%といったところ。日本は本当に先進国なのかと疑いたくなるような数値である。
アベノミクスは官製相場をつくり出し、一部の富裕層だけが潤い、大企業優遇政策で企業は内部留保は貯まりに貯まっている。一方、正社員の給料は上がらず、企業の非雇用労働者は増えに増えている。
庶民に金が回ってこず、食費だけは値上がりするのだから、庶民生活はいっそう苦しくなって当然である。このままだと、今年は過去30年間で“最悪”のエンゲル係数になりかねない。

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