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金剛組

2013-06-09 19:31:23 | 政治
今回の記事は少し話が昔に飛びます。
西暦578年聖徳太子が百済から呼び寄せた3人の宮大工ので金剛重光が
創業した世界最古の建設会社「金剛組」のお話です。あの奈良の法隆寺を
建てた宮大工集団です。最近まで一つの会社として存続しており、寺社仏閣建築
の第一人者としての地位を確立しておりました。
そしてなんとその歴史は1400年にも及ぶのですね。

しかし2005年に残念なことに破綻をいたしまして壱会社としての
経営が行詰まり、その存続が危ぶまれましたが、
現在では高松建設(高松コンストラクション)の子会社として、存続しております。

この金剛組は90年代の終わり頃からデフレの影響で宮大工のお仕事が減り
経営難が続いていたのですが、聖域なき構造改革の小泉政権時代に政府からの
補助金を受けて高松建設の支援の下経営の立て直しが図られていたのです。
しかしそれも結果に結び付きませんでした。
長引くデフレ不況のお蔭で残念な結果になってしまったのですね。

デフレというとまるで民主党政権の悪政のように唱えられますが、「金剛組」の破綻は間違いなく
自民党政権時代に起こった破綻です。自民党の1996年の橋本内閣から2009年の
9月までの麻生政権時代までの13年間に及ぶ自民党政権時代とバブル崩壊以後の
デフレ経済は見事にリンクするのです。
このデフレ経済における悪影響を受けた代表的な会社が「金剛組」と言えるでしょうね。

さてさてこの小泉政権時代の終焉とほぼ同じ時代に破綻をした「旧・金剛組」なのですが
この会社、小泉政権時代に受けていた補助金は防衛相の財政切り崩しによって生み出した
資金といわれております。しかしこの防衛相に対する政治姿勢は安倍政権には継承されている
とは思えないのですね。今の日本軍部や海上自衛隊の財政に対するやりたい放題を許している
極右化思想の台頭は第2、第3の「金剛組」を増やす危険性もはらんでいる。

既に経済政策は失策と評価されてしまったアベノミクスですが、経済危機と同様に
防衛省の財政健全化が一向に進まない以上日本の国家、経済の復活は可能性として低いものだと
思われます。

本日のgooトピックスの経済において2012年のコンプライアンス違反による倒産が過去最高と
の実績を残した民主政権時代と世界最古の建設会社「金剛組」を破綻させた後の政府となる
安倍政権ですが、どうも現在の極右化は経済活動を無視した軍国主義に陥る気配さえもあるのです。

すでに国粋主義の観点からは現政権はナンセンスという太鼓判が押されているといっても
過言ではないような状態です。「うつくしき日本」は一体どこに向かおうというのでしょうか?

くれぐれもお話ししておきたいのは、現在のデフレ経済は1996年の橋本内閣時代から
2009年の麻生大臣の時代までの約13年間に及ぶ自民党政権が作りだしたものだという事です。
自民党とデフレ経済は切っても切れない関係にあるんですね。

「デフレは政策!」元防衛相大臣の小池百合子(現自民党広報)
「デフレは政策だそうです。」元防衛相大臣の石破茂(現自民党幹事長)

これは国粋主義でもなく、右翼でもなく軍国化ですね。日本の防衛相は間違いなく
日本の癌である。今後の展開に於いては防衛相の人気に陰りが見え始めた段階で
特別会計の清算という大きな日本版「財政の崖」が存在する事もお忘れなく。
アベノミクスばかりでなく、今後の経済不安に対する警笛を鳴らしてみるのです。

デフレの責任を民主党に押し付けているのは自民党議員である石破茂率いる
右翼化及びネットでのソーシャル・ネットワーク・ワークスに他ならないのですね。
こんな事を信じる人は大卒にはあまり居ないのですがね。巷ではこの意見が氾濫してる
ようです。ご愁傷様チ―――ン。








コメント
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