ノートパソコン HP2570P(CPU i7-3520M)をリビングで使っていたのですが、突然電源が入らなくなりました。
原因不明です。 岐阜のPC修理工房に修理に出したのですが、マザーボードの交換が必要で、¥25800必要とのことでした。
今では、中古のHP2570Pが2万円以下でも手に入るので、自分で修理することにしました。
修理といっても、BIOSまでは起動するというジャンク品を手に入れ、ボードを交換するだけです。
(残念ながらマザーボードを修理する能力はありません)
ヤフオクで i5-3230M搭載のジャンク品を約3000円で仕入れました。
このマザーボードを入れ替え、CPUもi5を外してi7と交換することにしました。
2台のHP2570Pを分解中です。
ネットで得たHP2570Pのサービスマニュアルに従って分解しました。
(2点ほどマニュアルと異なる点がありましたが意外と簡単に解体できました。)
右が修理すべきi7搭載機です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ed/25b11459c62e9a4ff0766e571fd4acec.jpg)
マザーボードの裏側です。(HPではSystem Boadと呼んでいます)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/59/fa53d08b70857a74895b9839253ab5b9.jpg)
ダメになったマザーボードの i7 CPUです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b4/755ec85f70e50dd6fe4875c7336555c4.jpg)
取り外したi7 CPUのピン側です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/57/369de18d777b49e5194c2ea33a41b3ff.jpg)
i5での性能とi7換装後の性能を比較するため、先ずはジャンクのi5 ボードのまま再組しました。
CPUの交換はクーラーファンを外すだけで、Assy状態で簡単に交換できるので整備性は良いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f7/ef812905b7096a543e98ec22f877228a.jpg)
先ずはi5搭載での起動です。 HP2570Pが電源が入り正常に起動したので修理は成功です。
i5-3230Mと表示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/d6/4847efa70049b3cf5f7d488572cb56d1.jpg)
i5でのWindows エクスペリエンスインデックスです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d9/4a4b27991d0719ca40722fd92a0ff7ac.jpg)
i7に交換後です。
間違いなくi7-3520Mと表示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/1a/3c16a6e3d78f7349594dfbc5bdcc124f.jpg)
i7でのWindows エクスペリエンスインデックスです。
残念なことにi5と全く同じです。
(もうちょっと正確な性能比較ソフトを使えば差が出るのでしょうが、実用上はi5もi7も差がないようです)。
とりあえずHP2570Pが復活したのでめでたしめでたしです。
原因不明です。 岐阜のPC修理工房に修理に出したのですが、マザーボードの交換が必要で、¥25800必要とのことでした。
今では、中古のHP2570Pが2万円以下でも手に入るので、自分で修理することにしました。
修理といっても、BIOSまでは起動するというジャンク品を手に入れ、ボードを交換するだけです。
(残念ながらマザーボードを修理する能力はありません)
ヤフオクで i5-3230M搭載のジャンク品を約3000円で仕入れました。
このマザーボードを入れ替え、CPUもi5を外してi7と交換することにしました。
2台のHP2570Pを分解中です。
ネットで得たHP2570Pのサービスマニュアルに従って分解しました。
(2点ほどマニュアルと異なる点がありましたが意外と簡単に解体できました。)
右が修理すべきi7搭載機です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/ed/25b11459c62e9a4ff0766e571fd4acec.jpg)
マザーボードの裏側です。(HPではSystem Boadと呼んでいます)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/59/fa53d08b70857a74895b9839253ab5b9.jpg)
ダメになったマザーボードの i7 CPUです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/b4/755ec85f70e50dd6fe4875c7336555c4.jpg)
取り外したi7 CPUのピン側です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/57/369de18d777b49e5194c2ea33a41b3ff.jpg)
i5での性能とi7換装後の性能を比較するため、先ずはジャンクのi5 ボードのまま再組しました。
CPUの交換はクーラーファンを外すだけで、Assy状態で簡単に交換できるので整備性は良いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f7/ef812905b7096a543e98ec22f877228a.jpg)
先ずはi5搭載での起動です。 HP2570Pが電源が入り正常に起動したので修理は成功です。
i5-3230Mと表示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/d6/4847efa70049b3cf5f7d488572cb56d1.jpg)
i5でのWindows エクスペリエンスインデックスです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d9/4a4b27991d0719ca40722fd92a0ff7ac.jpg)
i7に交換後です。
間違いなくi7-3520Mと表示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/1a/3c16a6e3d78f7349594dfbc5bdcc124f.jpg)
i7でのWindows エクスペリエンスインデックスです。
残念なことにi5と全く同じです。
(もうちょっと正確な性能比較ソフトを使えば差が出るのでしょうが、実用上はi5もi7も差がないようです)。
とりあえずHP2570Pが復活したのでめでたしめでたしです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/86/94bb6c67bd76e2a5aadf54749065d26d.jpg)
HPの2570Pを所有しているのですが、ほぼ使用していないためCMOS電池の電圧が下がってしまったようです。
交換したいのですが、場所はどの辺りでしょう?
全バラしが必要でしょうか?
ボタン電池はキーボードの裏にあります。
部分分解で、キーボードを外す必要があります。
分解のマニュアルは
https://www.manualslib.com/manual/626288/Hp-Elitebook-2570p.html?page=5#manual
この中のキーボードの外し方は下記です。
https://www.manualslib.com/manual/626288/Hp-Elitebook-2570p.html?page=79#manual
ボタン電池はコネクタ付きなので、このコネクタを流用し、若干の工作がひつようです。
分解しテスターで電圧測定したところ、1Vぐらいまで電圧降下していました。
CR2032のストックがあったので、さっそく交換してみたのですが・・・
「若干の工作」難しいです。
現行の電池から両極の接点板を外し、側面の絶縁ガードをカッターで切って新しい電池に流用し、接点板をアルミテープで貼り付けました。
配線の根元部分を熱収縮チューブと絶縁ビニールテープで保護し、電池と配線根元部分を自己融着テープで巻きました。
マザーボードとキーボードの隙間が狭かったので、絶縁ビニールテープは使えないことは想定していたのですが、自己融着テープでも厳しいです。
何回か巻き直したのですが、電池が収まる部分のキーボードが若干浮いてしまいます。
厚みを抑えるために、対策として考えているのは下記です。
(1)自己融着テープをさらに薄く巻く。
(2)接点板を導電性接着剤で電池に貼り付ける。
(3)電池と配線根元部分全体を熱収縮で絶縁保護できるような部材を使用する。
(1)は薄くなり過ぎそうでショートが恐いです。
(2)は効果ありそうな気はします。
(3)は元々コネクター付きのCMOS電池がこういう形態なので、探せばあるのではないかと思うのですが・・・
masaharu221208様はどのように「若干の工作」をなされたのでしょうか?
詳細を教えて頂けませんでしょうか?
宜しくお願い致します。
少し割高ですがAmazonにHP2570P互換としたものがあります。
”DBTLAP CMOS RTC バッテリー”
eBayにもHP2570P用のRTCバッテリーがあります(送料無料、中国)
私はこのような電池用のスポット溶接機を持っているので、先ずニッケル板をスポット溶接し、リード線をハンダ付けします。その後、熱収縮チューブで絶縁します。
スポット溶接機はそれなりに高いので、端子付きのCR2032を購入し、その端子にリード線をハンダ付けするのも一法と思います。
(写真の3番目です)
https://www.sekaimon.com/itemdetail/285481243466/?country=US&keyword=HP%20Elitebook%202570P%20CMOS%20RTC
色々と情報頂きありがとうございます。
当方も最初はAmazonでコネクター付きのCR2032を購入しようかと思ったのですが、使えるものは使おうと考え、電池のみの交換を試みた次第です。
知識はあまりなくても出来そうなレベルと判断したことは、とりあえずやってみるタイプです。
ジャンカーではなく、「若干の工作」好きです。
とりあえず、厚くなりそうな箇所を見直してみました。
配線の圧着部が電池と重ならないようにし、電池の絶縁保護も自己融着テープを伸ばしながら何回も巻くのを止め、絶縁ビニールテープでシンプルに1回巻きにしました。
しかし、まだキーボードが浮いています。
何も知らずに使えば、気にならないレベルかもしれませんが。
もしかしたら最初から浮いていたのかもしれません。
一応、液晶ベゼルに「MADE IN TOKYO」のシールは貼ってあるのですが・・・
以前、中古で購入したLenovoのThinkPad X250で本体の右手前側を持つとフリーズするという現象がありました。
ネットで検索しても同現象が見つからず、3年ぐらい放置していました。
改めて底蓋を外し、じっくり眺めていたら、ようやく気付きました。
原因はメモリーと底蓋の干渉でした。
「若干の工作」を施し、干渉対策できました。
その後、再度ネット検索してみると、同現象の書き込みがチョコチョコとありました。
Lenovoも干渉しないよう対策したようでした。
しかし、中古で購入した時点で発売からすでに数年経過していたにも関わらず、何の情報もなかったのに、さらに数年経過すると不具合情報が出て来るというのにはモヤモヤしました。
話を戻します。
HPの2570Pは通常使用することはなく、数ヵ月置きにWindowsアップデートするために電源を入れている程度です。
そのため、このままでもさほど問題はありません。
ただ「若干の工作」好きとしては直したい気持ちはあります。
電池と接点板の接着に導電接着剤を使用してしまうと取れなくなってしまいそうなので、今使用しているアルミテープをもっと薄い導電テープに変更してみることと、絶縁保護にΦ15mmぐらいの熱収縮チューブを使用してみるというのは試してみたいです。
報告させて頂きます。
マザーボードとキーボードの間のクリアランスを確認するため、電池がない状態でキーボードを戻してみました・・・浮いています。
再度キーボードを外すと、キーボード自体が凸型に曲がっていました。
元から曲がっていたのか、電池が厚過ぎて曲がったのか、キーボードを外す過程で曲がったのか・・・
キーボードを外すときにファン開口部から強めの力で押さなければならないため、何度も繰り返しているうちに曲がったしまったのかもしれません。
電池を戻して、キーボードの凸型に曲がっている部分を若干凹型になるように修正し、組み直したところフラットになりました。
このような初歩的なことをなぜ最初に確認しなかったのか・・・
色々と情報を頂いていたにも関わらず、非常に遺憾です。
ただ、電池の状態に納得はしていませんので「若干の工作」は継続したいと思います。
今回はお騒がせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
その後の「若干の工作」を報告させて頂きます。
アルミテープを導電性の良い銅テープに変更し、オーム電機の収縮チューブ(Φ15mm)で絶縁保護してみたのですが、収縮した後の厚みがあり過ぎ、結局、キーボード浮きました。
もっと薄い熱収縮材を使用しないと無理なようです。
また、絶縁ビニールテープ仕様に戻しました。