あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

Mac Floppy Emulator用 ディスクイメージの作成

2020年06月23日 17時25分41秒 | OLD Macintosh
マニュアルに従って、実フロッピーディスクからエミュレータ用のディスクイメージを作成する練習をしました。

Mac LCIIIにて実フロッピーに適当なファイルをコピーし、このフロッピーのイメージを
DiskCopy4.2, DiskCopy6.1.3で作り、これからraw diskを作成しました。

DiskCopy4.2で作成したイメージファイルは fd-1-4.image
DiskCopy6.1で作成したイメージファイルは fd-1-6.img

DiskCopy6.1のイメージはこのエミュレータでは使えないので、一旦 DiskCopy4.2に
変換し(fd1-6-4.img)、これをさらにraw diskに変換します。

DiskCopy6 から 4.2への変換は手持ちのiBookG3(OSX 10.3.9)のターミナルにて行いました。

コマンドは hdiutil convert fd-1-6.img -format DC42 -o fd1-6-4.img

次にこのfd1-6-4.imgをraw diskに変換するコマンドは
dd ibs=1 skip=84 if=fd1-6-4.img of=fd1-6-4.dsk

これでOKのはずですがあまりに時間が掛かりすぎるので、fd1-6-4.imgがおかしいと考え、間違いのないfd-1-4.imageをraw diskに変換してみました。(fd14raw.dsk)

その結果の表示は以下です。 短いファイルなのに734秒もかかっていました。
fd1-6-4.imgの変換も気長に待っていればOKだったと思われます。


このように作ったイメージファイル4本をエミュレータのマイクロSDに追加して(adachiのホルダを作成)、どのように見えるかテストしました。
fd1-4.image
fd1-6.img
fd1-6-4.img
fd14raw.dsk

adachiのホルダが出来ています。


このエミュレータの制約の通り、DiskCopy6で作ったfd1-6.imgは見えません。
残りの3本はOKです。


試しにfd14raw.dskを読み込んだ結果、LCIII上ではオリジナルのフロッピーが再現されています。
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Mac用フロッピーディスク エミュレータ―

2020年06月20日 16時57分54秒 | OLD Macintosh
1年半ほど前に仕入れたMacintosh用のフロッピーディスクエミュレータの作動を確認しました。
組み立てた当時は初期設定だけして、そのままにしていたものです。
所有のMacは何台かあり、それらのFDDはメンテしているのですべて稼働していますが、
いつ壊れても良いように、このエミュレータを仕入れた次第です。
FLOPPY EMU DISK EMULATOR
私のはFloppy Emu Model Bです。 最新品はModel Cのようです。
仕入れ先は下記のサイトです。
https://www.bigmessowires.com/floppy-emu/

アクリルケース付きのセットを買い、組立途中の写真です。(5,6分で組付け出来ます)


LCIIIに接続して作動確認です。(LCIIIは外部接続のコネクターを持っていないので、内臓FDDの
コネクターを外して、直付けです。 当然内臓のFDDとの併用はできません)


SDから1つのファイルを読み込み中です。(AfterDarkだったと思います)


読み込み終了後、FlyingToasterに設定しました。
最もMacらしいScreenSaverのFlying Toasterです。


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Macintosh SE/30 フロッピードライブの修理

2020年06月15日 15時29分47秒 | OLD Macintosh
先日のチェックでフロッピーからの起動もダメだったので、ドライブを整備しました。
調子の悪い点は次の通りです。
1)フロッピーを挿入した時、ガチャンと落ち込まず、中途半端に落ち込んでいる感じ。
  このためヘッドとのギャップが大きすぎ、read, writeができないと思われます。
2)自動排出ができない。
  これは1段目のギャの破損にまちがいなし。(Sony MP-F75W のよくある症状。)

1)に対しては、給油でスムーズに挿入、排出ができるように要所に給油。
  グリースはやめて、ミシンオイルにしました。
(何が良いのか知りません。これで経年変化を見るつもりです)

同時に、上下のヘッドもアルコールでクリーニングしました。
その結果、read, wite, 起動はできるようになりました。

まだ自動排出はできないので、次はギャの交換作業です。
ギャボックスを外したところです。


蓋を開けると案の定、1stのギャが欠けています。
(蓋を開ける際、プラスチックの爪を折らないように注意が必要です。)


ストックしているギャの一つを使って、交換します。
(eBayで以前、買ったものです。 送料が馬鹿にならないので少し多い目に購入しました)
この交換で自動排出もOKとなりました。


最後のチェックとして、フロッピーの初期化(Format)を行ったところ、初期化はするようですが、
検証を終えることが出来ず、初期化を失敗します。
フロッピーの動きをよく観察したところ、ヘッドを移動させるスクリュー軸の両端にグリースが
固まっていることに気が付きました。
これを除去し、きれいにした結果、初期化もできるようになりました。
これで、フローピードライブの整備は完了です。


今回、ついでに予備のMP-F75W 2台についてもギャを交換し、給油などの整備を行い問題なく
使用できることを確認しました。
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Macintosh SE/30のチェック

2020年06月10日 16時43分34秒 | OLD Macintosh
2018年11月に起動して以来、久しぶりにSE/30(1号機)を点検のため起動してみました。
何回か起動をかけるもシステムが立ち上がらず。 フロッピーからも起動できず。
前回の点検では、HDDからもフロッピーからの起動もOKだったのに...

1号機の外観です。 アクセラレーター無しのスタンダードのままです。


何回かの起動後、HDDが回転し始めたらしく、この画面までは起動しましたが、ここから先へ進まず。
(画面は焼けを防ぐため、明るさをかなり落としています)。


さらに何度か繰り返すとシステムが立ち上がりました。  これ以降は何度か再起動してもOKに
なりました。  早急にHDDをSDカード式のSCSIに交換した方が良いようです。
また、フロッピードライブも注油等の整備が必要です。
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梅の収穫

2020年06月06日 18時25分46秒 | 日記
二週間以上も前から庭の梅の実が自然落下しだしました。
特に利用は考えていないのですが、今日収穫しました。

庭の梅の木です。


約一時間の成果はポリ袋4杯でした。

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