あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

BlueSCSIのトラブル

2023年05月23日 16時15分48秒 | OLD Macintosh
SE/30において、自作したBlueSCSI (ver1.1a)の2台は、外付けSCSI(MO ID=5, CD ID=6)を繋いだ状態では起動しないトラブルが明らかになりました。
この自作2台は外付けSCSIを接続しない状態では、問題なく起動したものです。

2台のSTM32 Blue Pillです。


試しに他の自作機のBlue Pillに差し替えると、外付けSCSIを繋いだままでも正常に起動します。
そのことから、No.4, No.5のBlue Pillが原因と判断しました。

No.4, 5号機のSTM32です。 よく見るとSTM32ではなくCH32F103C8T6です。


同じチップを少し位置を変えた写真です。


一方、正常に起動したBlue Pillのマイコンは STM32F103C8T6です。


このCH32F103はAmazonでSTM32と互換ありとあったので買ったものです。
外付けSCSIなければ正常に起動するので、微妙な点で異なるようです。
プログロムを少し変えればOKになるのでしょうが、それが出来るほどの知識もないので、正規のSTM32を搭載したBlue Pillを買うことにしました。

Amazonで購入したBlue Pillに搭載された、STM32です。
これに従来と同じようにフラッシングした結果、2台のBlueSCCIは外付けSCSIが繋がっていても、正常に起動することが確認できました。


以下はSTM32とCH32について説明したサイトです。
CH32F103C8T6やCS32F103C8T6とは
https://elesynd.blogspot.com/2021/11/CH32F103C8T6-CS32F103C8T6.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

30pin SIMM 4MBメモリー キットの組み立て

2023年05月12日 17時16分28秒 | OLD Macintosh
Vintage Mac関連の興味あるバーツを開発されているKero's Mac Modsさん
(ヤフオクでは infinity5750 さん)から30pin SIMMを作成するキットを
ヤフオクで仕入れました。
SMC 4MB x4 メモリーカード・キット
https://ameblo.jp/keroxiee1016/entry-12778729322.html

このキットは不要になった72pin 16MB DRAMからメモリーチップを取り外し、
新品の基板に移植し、4MBx4枚のSIMMを組むキットです。

がらくた箱から使えそうな72pin メモリーを探してきました。
1枚は HM5117400x8個+parity GM71C4100x4個のメモリー、
もう1枚は Z417400x8個 + Parity TMS44100x4個のメモリーです
1枚目のメモリーの表側です。


その裏側のParityです。


2枚のメモリーのICをすべて外したところです。
右側が1枚目のメモリー、左が2枚目のメモリーです。


購入したブランクのメモリー基板です。 1枚の基板に4枚の30pin SIMMカードがあり、チョコのKitCutのように折って分離します。


8枚のSIMMを組付けた状態です。 1枚当たり、0.1μFx3個、330Ωx1個、LEDx1個
のSMDチップが必要です。
今回は緑色のLEDを取り付けました。


裏側です。 LEDが見えます。


SE/30のボードに8枚のSIMMを挿入し、テスト中です。
BlueSCSIから起動しています。
緑色に光って楽しいです。
(SE/30のケースに入れてしまえば光は見えませんが....)


反対側から見た状態です。


間違いなく32MBになっています。


以上で今回のメモリー組付けについての説明は終わりです。 あとはinfinity5750さんの宣伝です。
これはinfinity5750さんから以前に仕入れた、Over EasyでBlueSCSIを接続した状態です。


OverEasy単体です。 これを使うとSCSI機器をフラットケーブルを使わずにLogic Boardに接続できるので便利なものです。


Over Easy に関するinfinity5750さんのブログです。
https://ameblo.jp/keroxiee1016/entry-12714119498.html

infinity5750さんから以前に仕入れた便利なパーツも紹介します。SCSI Riderです。
これはLogicBoardの50pin SCSI コネクタに直接BlueSCSIを接続する基板です。


SCSI Rider 
https://ameblo.jp/keroxiee1016/entry-12782849654.html



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Power Macintosh 7600/200のLED表示

2023年05月09日 17時32分43秒 | OLD Macintosh
PM7600/200は電源のONのLED表示のみで、HDのアクセスの表示がないため、何か物足りない。
そこで外装を加工せずに、アクセスのLED表示ができるようにしました。

SCSIのHDDの代わりにZuluSCSIを使っています。これには外付けLEDのパッドが用意されているので、手持ちの2極コネクタをハンダ付けしました。


LEDは手持ちのSMDチップ(黄色)を使うことし、サンハヤトのシール基板にハンダ付けしリードを繋ぎました。(横にある330Ωのチップは別のテストのために付けたもので、
今回は使っていませんが、取り付けたままにしました。


LEDのシール基板は電源のLED表示の真上の小穴(スピーカ用)に一致するように、スコッチテープで仮止めしました。


ケースの外側から、この小穴にグルーガンで透明のグルーチップを流し込み、少し盛り上るようにしました。


HDD(ZuluSCSI)のアクセス中は黄色に点滅します。


拡大です。 周辺の穴からも光が漏れていますが、良しとします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする