あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

SoftWindows3.0のインストール

2022年02月28日 16時22分06秒 | OLD Macintosh
Windows3.1をPC-9801VXにインストールしましたが、ついでにPowerMac PM6300(OSは9.1) にSoftWindows3.0をインストールしました。
SoftWindowsは昔、次々更新してSoftWindows2.0, 3.0, 95(Ver.4, Ver.5)と揃えて持っています。
今回は3.0(実際は3.1)をインストールしました。

PC-9801の場合、メモリーの設定が厄介でしたが、MacのSoftWindowsは何も考える必要はなく簡単にインストールできました。

ソフトを実行するとMS-DOS画面が現れます。
Appleのメニューが文字化けしていますが、対策方法が分かりません。


C:\>win を実行するのもDOS機と同じです。


SoftWindows3.0ですが実際は3.1です。


数日前、このブログのカテゴリを少し変更しました。
「コンピュータ」を細分し、「Old Macintosh」 (Mac OSが9.2以前のもの)、「New Macintosh 」(MacOS X)、「PC-9801」
そしてこれら以外を「コンピュータ」としました。
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PC-9801VXでWindows機にLANでFTP

2022年02月25日 16時38分14秒 | PC-9801
下記の記事に触発され、PC-9801VXでLAN接続しようと思い、
先日Win3.1をインストールしたのですが、このインストールに少し難航し、
LAN接続が遅れました。

「PC98をLANに接続してみた」
https://techracho.bpsinc.jp/okada-ken/2020_08_25/96544

(そもそもPC-9801VXはi486にアップグレードしたといえども、Windows3.1は
対応機ではないと最近知りました。 インストール出来、Win3.1は走っていますが、
ときどきハングアップし、不安定で使い物にはならない感じです。)

手持ちのLANカードは以前仕入れたものがあり、下記の3枚です。
ジャパンマクニクス NE2098E  パケットドライバはNETPD98.COM
Allied Telesis RE1000Plus パケットドライバはPD1000.COM
Bufflalo LGY-98  パケットドライバはLGYPKT.COM

また、ftpなどのソフトはAllied Telesisの
CentreNETのPC/TCP Ver.6.0(Advanced)をインストールしました。
LANカードとしてRE100Plusを使おうとしたのですが、ハードエラーで
使えなかったので、LGY-98に変えました。

パッケトドライバーのインストールにちょっと悩みましたが、
autoexec.batに下記を書き込めばOKと分かりました。
LGYPKT packet_int_no <int_level> <io_addr> に従い、
LGYPKT 0x60 3 0x00d0 としました。

これで起動すると、下記のようにドライバーが組み込まれたことが分かります。
pingを実行してpingが通ることが確認できたので、パケットドライバは正常に動いているようです。


PC/TCPのWindows用のアプリもインストールしました。
(Win31は不安定なので、多分Windows版は使うことなく、DOS版をもっぱら使うことになりそうです)。




Windows11でFTPサーバーを立ち上げる方法は、下記の記事に従いました。
この記事はWindows10なのでWindows11と少し違うところはありましたが、
問題なく実行できました。

「中堅プログラマーの備忘録」
https://www.chuken-engineer.com/entry/2020/10/16/181736

userは pc98ftp とし、passowrd はxxxxxx、ポートは60021としました。

Winodwos機に C:\ryzenFTP のディレクトリを作り、試験的に2つのファイル
ADACHI.TXT, IFC-NN.IMG を置きました。

ftpを実行し、lsコマンドでホルダの内容を見ると
Win11機の2つのファイルが見えています。 


試しにPC-9801のrootにあるAUTOEXEC.BATをWin11機に SENDで送った結果、
Win11機のryzenFTPホルダにautoexec.batが転送されていることが
確認できます。                        


これでPC98とWindows11機との間でファイル転送ができるようになり、
これまでのように、MOディスクを介さずに直接やり取りが可能となり、
自由度が増えました。
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PC-9801 Windows3.1をインストール

2022年02月21日 15時40分49秒 | PC-9801
PC98でLAN接続を試したくなり、Windows3.1をインストールしました。

手持ちのWindows3.1はFDD版で、24枚あり一枚一枚挿入は面倒なので
MOに全部コピーし、これでインストールすることにしました。

実機にインストールする前に、T98-Nextでトライしましたが、途中で画面が下のように乱れ、継続できません。


色々調べた結果、カスタムセットアップで画面解像度を640x400 16色、16ドットとすることで、
スムーズにインストールが進みました。




この後は問題なく、正常にWindows3.1が立ち上がりました。

これで気を良くして、実機(PC-9801VX, CPUは486に増強)にインストールしようとしましたが、
なぜかTrueTypeのフォントを読み込んで合体する途中でハングアップしてしまいインストールできません。 
いろいろメモリー設定を変えてやってもどれもNGです。
原因が分かりません。

それで、仕方なくT98-Nextで作成したWindows3.1のHDIを実機で使うことにしました。
(変換番長はこういう時に便利です)

実機に移植したHDIでWindowsを起動するとサウンドボードに関する警告がでましたが、
無視するとWindows画面になりました。




よく考えると、T98-Nextはsound Boardありの設定になっているのに対し、実機にはボードがないために、
このような警告が出たと思います。

改めて、T98-NextでSoundBoadなしとしてWindowsをインストールし、実機に移植したらこの警告は出ずに、
Windows3.1が起動しました。
後日、Network Boardを挿入し、LAN設定をトライしようと思います。
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PC-9801用のフロッピー イメージの作成

2022年02月13日 18時28分38秒 | PC-9801
2021年12月3日にPC-9801実機を使い、Floppy Diskをイメージ化する方法について書きました。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/f350e9349efe79170b26b33007ce1db7

PC98を使っていた大昔、このようなイメージ化するソフトがあることを知らなかったのでバックアップを取るためMS-DOSの2つの隠しファイル IO.SYS, MSDOS.SYSを
attrib -s -h -r ****.sys で見えるようにして、MOディスクに保存していました。
このFloppyの生のファイルのままだとT98-Nextなどのエミュレータでは使えないので、
イメージ化することにしました。

方法として、この生ファイルを実機のPC98のフロッピーにコピーしたのち、diskconv.exeやmahalito.exeなどでイメージ化してもいいのですが、Windows機のT98-Next上で作成することにしました。

KeyPointは エディタeditdisk.exe が 仮想ハードディスク hdi あるいは仮想フロッピーディスク fdi を直接編集できること、および変換アプリ vfic.exe が fdi を T98-Nextのndfに変換できることを利用する点です。

具体的な手順としては下記です。
Step-1 HddImageFileMaker.exeで仮想ハードディスクを作成
  例えばこれを freeHD.hdiとします。
この hdi は editdisk.exe で中身を編集できるので、ここにFloppy diskの生のファイルをコピーします。
このようなfreeHD.hdiを用意します。


Step-2 T98-Nextを起動
  HD-1にはシステムの入った仮想HD。ここではMSDOS50AH.hdi
HD-2には freeHD.hdi
起動後、freeHDをフォーマットし、領域確保しておきます。


Step-3 editdisk.exe で freeHD.hdiに生ファイルをドラッグ・ドロップでコピー
  右側はNASに保存していたFloppyの生ファイルです。
左側はeditdisk.exeで開いたfreeHD.hdiでドラッグ&ドロップでコピーした状態です。


Step-4 仮想FDをT98-Nextで作成
  作成したFDを disk-1.NFDとします。



Step-5 disk-1.NFDをEjectしてから、起動後フォーマット


Step-6 freeHD.hdiにコピーした生ファイルをC:ドライブ(disk-1.nfd)にコピー


Step-7 disk-1.NFDに正しくコピーできたかdisk-1.nddで起動してみる
  ここで問題が発生。間違いなくすべてのファイルがコピーされているのに
  No system files の警告で起動できず


Step-8 システムファイルのみコピー
  いろいろ試行錯誤した結果、io.sys, msdos.sys, command.comのファイルのみ
  先にコピーした後、残りのファイルをコピーしたらOKになりました。
  なぜこのようなことになるのか、原因は不明です。 


3systemのみで起動 OK


残りファイルをコピー OK




Step-9 diskconv.exeでfloppyをイメージ化
  C:のFloppyをdiskconv.exeでイメージ化しb:ドライブに\disk-1.imgとして保存


Step-10 b:ドライブのfreeHD.hdiをeditdisk.exe で編集し、disk-1.imgを取り出す
  このdisk-1.imgをNASやMOなどにドラッグ&ドロップし保存。


別の方法
editdisk.exeを使い、直接仮想FDを編集する方法。
Step-1 仮想FDをT98-Nextで作成
  作成したFDを disk-1.NFDとします。
Step-2 disk-1.NFDをEjectしてから、起動後にdisk-1.nfdをセットしフォーマット
Step-3 disk-1.NFDを vfic.exe でdisk-1.fdiに変換


Step-4 editdisk.exe で disk-1.fdiに生ファイルをドラッグ&ドロップでコピー


Step-5 vfic.exe で disk-1.fdiをdisk-1.nfdに変換する
Anex86の fdi はT98-Nextでは使えないため、nfdに戻す。


Step-6 T98-Nextでdisk-1.nfdをセットし、diskconv.exeでイメージ化 fig14, fig15
あとは方法1のStep-9以降と同じ


Step-7 念のため、方法1のStep-7で起こった問題がないか確認。
 disk-1.nfdで起動できるかチェックしておく。
 同じ問題が起こり、このdisk-1.nfdでは起動できなかったので、Step-6 のイメージ化は失敗。

 色々確認したところ、この第2の方法でもStep-4の段階で、
 io.sys, msdos.sys, command.com のシステムを最初にコピーしてから、
 残りをコピーすればOKとなることが判明。
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VMware MacOS Big Surのアップデート

2022年02月05日 16時31分38秒 | New Macintosh
これまでi7 2600kのWindows10でVMwareを使って、MacOS Big Surを動かしていました。
新しいPC(Ryzen5,Windows11)でも同様に動かそうと思って、MacOS 10.14 Mojave.vmdk(注)のセットをコピーし起動させたところ、起動しません。
  (注)Mojaveから順次アップデートして、11.5のBigSurにしたので、ファイル名は
     Mojaveのままになっています。
次のようなエラーコメントが出ました。
「この CPU はゲスト OS によって無効にされています。
仮想マシンをパワーオフまたはリセットしてください。」


これはAppleのMachineでないので起動できないということらしいです。
色々調べた結果、下記のサイトに対策がありました。
特に、今回はCPUがAMDのRyzenなのでこのような処置が必要なようです。

参照したサイト: 「Windows上のVMWareでMacOS 12 Montereyを動かすには」
 https://daimaohsx.dip.jp/wordpress/2021/12/11/how-to-run-mac-os-12-monterey-on-vmware-on-windows/

MacOS 10.14 Mojave.vmxのファイルの最後に下記を追加しました。
cpuid.0.eax = "0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:1011"
cpuid.0.ebx = "0111:0101:0110:1110:0110:0101:0100:0111"
cpuid.0.ecx = "0110:1100:0110:0101:0111:0100:0110:1110"
cpuid.0.edx = "0100:1001:0110:0101:0110:1110:0110:1001"
cpuid.1.eax = "0000:0000:0000:0001:0000:0110:0111:0001"
cpuid.1.ebx = "0000:0010:0000:0001:0000:1000:0000:0000"
cpuid.1.ecx = "1000:0010:1001:1000:0010:0010:0000:0011"
cpuid.1.edx = "0000:0111:1000:1011:1111:1011:1111:1111"

その結果、BigSurは正常に起動できました。
現状はBigSurでversion 11.5.1です。


アップデートをした結果、Monterey 12.2となり、最新版に更新できました。
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