あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

PC-9801 MOのMOモードとHDモード

2021年12月29日 17時04分18秒 | PC-9801
ここしばらく、大阪のM氏とPC98のMOに関する情報交換をしていました。
これまで見過ごしていたことを色々気付かせて貰いました。
現時点、分かったことを整理しておきます。

使用した機器:
PC-9801VX、 I-O PK-X486/87SG、Buffalo EMS 8MB、 MS-DOS5.0A-H
SCSIボード Buffalo IFC-NN
HDD(ID=0,1,2)は変換番長のCFカード(128MBx3)
MO Konica OMD-7062(ID=3)

1)MOのMOモード
KONICA OMD-7062のDipSwitchにはMOモードとHDモードの切り替えがあるが
MOモード設定。 また、PC98モードに設定
MOのハード設定はこの状態で、IFC-NNをMOモードに設定
① MS-DOSのformat.exeを実行すると230MBのMOでも128MBしか
フォーマットできない。
② このMOはWindows機(Win10)でも読み書きOK
③ Windows機でスーパーフロッピーモードでフォーマットすると230MBに
  フォーマットできるが PC-9801では ”セクターありません” で認識できず。
④ 試しにMS-DOS6.2でformatしても、やはり128MBしかできず。
  なにか、MOモードでは128MBの壁があるみたい。
  (DOSの制約か、SCSIボードか?)

2)MOのHDモード
HDモードにするには、以下の方法があるようです。
① MO機本体にHD <--> MO 切り替えできるものを使う。
 (以前持っていた I-O DATA RM-MO230F など。 これは壊れて今はない)
② SCSI ボードに切り替えできるものを使う
  IFC-NNはBIOSでMO-HDの切り替えができる。
 そのほかの保有の MDC-554LF、ICM IF-2769はMOーHDの切り替えがない。

HDモードなら230MBのMOもフォーマットできるのに、なぜMOモードなら
230MBにフォーマットできないのか現時点、不明。

参考に MO <--> HD切り替えができるKONICAのMOの情報を載せておきます。

ジャンク品のBuffalo MOS-S640のケースにOMD-7062を組み込み
PC98に使っています。


KONICAのOMD- 7060,7061,7062,7064,9060,9062,9020,9063,7020に適応するDipSwitchの設定です。
(出典:https://web.archive.org/web/20051119035456/http://konicaminolta.jp/products/consumer/mo/index_switch.html )
 

 
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Sony Floppy drive ベルト交換 その2

2021年12月25日 15時22分37秒 | コンピューター
昨日に続き、フロッピーユニット PCGA-FDX1 (中身はCITIZEN W1D) の2台目のベルトも交換しました。

ベルトは切れずに掛かっていましたが、弛んでおりプーリを回してもスリップしていました。


取り外して引っ張ってみると、全く弾力が無く切れてしまいました。


今回は、千石電商のベルト Φ65x0.95T を使いました。 昨日のΦ60よりちょっと緩いかも知れませんが、軸の負荷が下がるので良いと判断しました。


ベルトの交換だけで、今回もフロッピーが復活しました。
書き込みもOKです。


フォーマットもOKです。

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Sony VAIO Floppyのベルト交換

2021年12月24日 18時23分44秒 | コンピューター
フロッピーユニット PCGA-FDX1 (中身はCITIZEN W1D)
22日に千石電商に注文したベルトが届いたので、早速取付けました。

Φ60x0.95Tを取付けることにしました。


交換はモーターを外せば割と簡単に掛けることが出来ました。
何回か手回しして、ねじれがないことを見にくいですが、確認しました。


PC本体(XR7S)に接続し、認識することを確認。


ファイルの書き込みができることを確認


フォーマットできることも確認。 2百円弱で復活しました。 めでたし、めでたし。

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Sony PCGA-FDX1 フロッピードライブの修理(CITIZEN W1D)

2021年12月22日 17時10分15秒 | コンピューター
Sony Vaio PCG-XR7用のフロッピードライブ PCGA-FDX1を分解し、不動の原因を調べました。
本体はCITIZENのスリムFDD W1Dで、厚みは11mmのものです。
ベルト切れと判明したので、代替えベルトを探したところ、eBayにありましたが、千円以上と
高いので、色々探した結果、千石電商に適当なものがあったので、購入しました。

外観です。 PC本体に挿入できるケースに入っています。 あるいは、専用ケーブルでも
接続可能な形式です。


型式はW1D LR102061です。 
(NECのノート用のFD1238Tとほとんど同じですが、長さが10mmほど短いようです)


ベルト駆動タイプのFDDで、ベルトが切れていることがわかりました。


モータを外した状態です。


抜き取ったベルトです。 軟化してねばねば気味で、掴もうとすると簡単に切れてしまいます。


全長は約23cmです。


断面を拡大すると平ベルトと分かります。


幅は1mmなので、厚みを先の写真から推定すると0.5mmほどです。


W1D用のベルトがないか探した結果、eBayに出ているのがありました。
そこの説明には Φ60mm, 幅 1mmとありました。
これは長さにすると188.5mmで、破断品の230mmと比べるとちょっと短いかも知れませんが、
軟化して伸びきって切れた結果が230mmなら、188.5でもよい気がします。
 eBayでの価格は1本 1100円程度と高価で、送料を考えるとちょっと高すぎるので、国内にないか
探した結果、千石電商に各種ベルトが揃っていることが分かりました。
そこで、Φ60x0.95T とΦ65x0.95Tの2種類を購入することとしました。 一本168円と手ごろな価格で助かります。
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Sony Vaio PCG-XR7Sの外部接続の整備

2021年12月21日 17時08分11秒 | コンピューター
2台のフロッピーがNGだったので、外付けのUSB フロッピ(Buffalo FD-USB)を繋ぐことにしました。
本体にもUSBコネクタが1つあったのでこれに接続しました。
しかし、Windows98は自動で認識してくれません。
Win98用のFD-USB用のドライバはNASに保管してあるので、これを使うことにしたのですが、
このドライバをXR7Sに入れようにも簡単にはいかないことに気が付きました。
LANのコネクタもこのXR7Sは持っていないので、外部と接続する手段がありません。
幸いDVDドライブが生きているので、CD-RWに必要なドライバを焼いて、CDから読み込むことにしました。

家庭内LANにもつなげ、必要なファイルを取り込みたいので、保管してあったPCMCIAのEtherCardを出してきました。 昔使っていたカード4枚です。 どれを使ってもよいのですが、ケーブル不要のCorega CB-TXDを使うことにしました。


CD-RWに焼いたEtherとFDDのドライバです。 念のため必要と思われるものを焼いてます。
(CD-RWなので後で消せばいい)。


CoregaのEther cardは簡単にインストールできました。


NASにも接続できました。  これで、外部と繋がったので、FDDがなくとも何とかなります。


繋ぎたいフロッピードライブです。


ドライバーをインストールしたのでフロッピーにも繋げたのですが、USBに繋いだままでPCを
起動しても、FDDを認識してくれません。
一旦、USBを抜き、刺しなおすと認識してくれます。 ドライバにPnPとあった意味が分かっていませんがとりあえず使えるので良しとします。
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