あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

デボネアのウォッシャータンク修理

2019年09月27日 15時36分22秒 | 自動車
7月に乗った時にウォッシャー液不足の警告が点灯しました。
しかし、タンクを見ると十分な量があり、ポンプも作動し液が噴射するので、センサー不良と判断し、特に支障はないのでそのままにしていました。

警告の点灯状態です。


タンクは見やすいところにあり、2本のボルトで固定されており、外すのは簡単です。


液面センサのコネクタです。


ポンプのコネクタです。


タンク内は多くの藻が浮遊していました。 このような状態でよくポンプが作動していたと感心します。
(補充はしていましたが、少なくとも15年以上洗浄した記憶はありません。 たまには洗浄が必要なようです。) 


センサ― 本体です。
原理は簡単で、浮き輪(黒色の輪)に磁石が埋め込まれており、プラスチックの円筒内部のリードスイッチをON-OFFする構造です。


タンクからの外し方が分からなかったので無理やり引っこ抜いたため、ゴム製のパッキングが破れてしまいました。
外してみて分かったのですが、ゴムパッキングはタンクにつけたまま、センサーのプラスっチックケースを先ず外し、センサーを少し抜いた状態でパッキングをタンクから外せば破ることなく簡単に外せることが分かりました。
センサーのケースの鍔がゴムパッキングにはめ込まれていることがKeyPointです。


センサーのチェックです。
液面が低下すると、フロートが下がり、リードスイッチがONとなり、抵抗がゼロになります。


その逆で液面が高いとフロートが上昇しリードスイッチがOFFとなり抵抗は無限大です。
以上のことからセンサーは正常で問題ないようです。


次に車にコネクタをつないでチェックです。
液面が低い状態です。


警告灯が点灯します。


次に液面が高い状態です。


警告灯は消灯するので、センサーを含めた回路には問題ないようです。
それならばなぜ不具合が起こったのか疑問が残ります。
たまたまタンク内の藻が絡まって浮き輪が上昇しなかった? (ちょっと考えにくいですが...)


ゴムパッキングは破れましたが、うまく組付ければ水漏れは起こらないと考え、センサーをタンクに取付けました。 念のため、液状ゴムでシールしました。
これを車体に組付け、あらためてセンサーの作動を確認する予定です。
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HONDA ACTY VANのETC取り外し

2018年01月05日 17時14分09秒 | 自動車
ACTY VANは平成22年3月に中古車として購入しました(購入時 165600kmとかなりの距離走行)。
実家を整理する時の廃棄品や単身赴任時の大阪天保山のアパートの引っ越しなどのために、一二年すれば手放すつもりで購入したものです。
にも拘らず、8年近くも乗っていました。今日時点で179294kmです。
かなりの長距離車ですがほんとに調子の良い車でした。 バッテリを交換したくらいで故障は全くありませんでした。最近少しクラッチが重くなってきた気はしますが、使用には問題ありません。
重宝した車ですが、3月で車検が切れることもあり廃車にすることにしました。 
そこで、後付したETCを取り外すことにしました。

ETCは自分で購入と登録したので、配線も自分でしたと思っていたのですが、勘違いで、HONDAか三菱で取付けて貰ったようです。 配線をたどっていくと記憶にない結線をしてありました。

ETCはPANASONICのCY-ET809Dでアンテナ一体式のものです。


配線をたどるとラジオの電源と並列につないでいるようなので、ラジオを外すことにしました。


フロントパネルの枠はクリップ式なので簡単にマイナスドライバを突っ込んでいくと外れました。


ラジオは裏側の一本のネジで固定されているのですが、これが大変でした。 狭いところで片手しか入らないのでスタビのドライバーを使うのですが、緩めるほどのトルクが入りません。
たまたまハーレーの作業用に仕入れておいたラチェット式のオフセットドライバー(小型)が役に立ちました。
これで楽に緩められ、ラジオの配線を取り出せました。
案の定、ラジオのコネクタのACC、+B、Ground端子に繋いでありました。


使用したラチェットドライバーとスタビです。

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