あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

PC-9801の外付け5インチFDDケーブルの作成 その2

2022年03月30日 17時47分57秒 | PC-9801
先日外付けFDDユニット(36ピン)の接続ケーブルを作成しました。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/8d0810a3e17f7e111bad6aef508c7f0b

よく考えれば、外付けFDD(FD1155Dなど)の点検整備が目的なら、ケースに入れずに裸で接続したほうが簡単でやり易いと思い直し、直接PC98本体に接続するケーブルを作成しました。

結線方法は前回と同じように、下記を参考にしました。(そのままの踏襲です)。
「VFOありFDDの外付け化」
https://98epjunk.shakunage.net/fdd/invfofdd2ex.html

34ピンのエッジコネクタ(メス)と50ピン アンフェノール(オス)の結線対応表です。 34ピンの昇順を基準にしています。灰色はGNDです。


作製したケーブルです。 今後必要なら3.5インチ用の圧接コネクタを後付けする予定です。


FD1157Dを繋いだ状態です。 結線は間違いなくOKであると確認できました。


なお、5V,12Vの電源は丸ピンコネクタ出力の用途不明のACアダプターを流用しました。(公称12Vですが、実測は11.7V, 5Vは5.2V でした)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八朔の収穫

2022年03月28日 17時42分26秒 | 日記
例年より1か月遅れましたが、自宅前の駐車場にある八朔を収穫しました。
今年は例年より若干不作です。

収穫前です。 だいぶ自然落下したものもあるので少ない目です。


それでも食べきれないほどの数が収穫できました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PC-9801の外付け5インチFDDケーブル(36pinー50pin 変換)の作成

2022年03月27日 17時15分21秒 | PC-9801
PC98用のFD1155Dの予備を何台か持っているのですが、その作動チェックや整備のためにケースを流用しようと考え、外付けの5インチFDDのジャンク品を入手しました。

入手したTsukumo製のTS-FHD MKIIです。 FD1157Dが1台装着されています。
この背面の接続コネクタは36極のセントロニクスなので、PC98本体の50極とは接続できず、コネクタケーブルを作成しないと使えません。


このため、FD1157Dとケースのコネクタの結線を調べ、適切なケーブルを作成することにしました。
エッジコネクタと内部のセントロニクスのコネクタは34芯のフラットケーブルで繋がっています。(セントロニクスは36極の圧接タイプです)。


フラットケーブルなので、34極のエッジコネクタと36極のセントロニクスのピンの対応は下表のようになります。
(FD1157Dのエッジコネクタのピンアサインは多くのサイトにあるので省略します)。
この表は Edge #2 は36極セントロニクスの#19、#4は#20
.....#34は#35に対応することを示しています。


一方、36極セントロニクスと50極のセントロニクスの結線の方法については
下記の資料を参考にしました。

「工作室の記憶」
https://98epjunk.shakunage.net/index.html

「VFOありFDDの外付け化」
https://98epjunk.shakunage.net/fdd/invfofdd2ex.html

36極と50極の対応表です。


36極と50極のピンの接続


この対応表に従って、それぞれのコネクタを半田付けしました。

36極のコネクタ(オス)です。


50極のコネクタ(オス)です。


完成したケーブルです。


Tsukumoにもともと入っていたFD1157DをPC98に接続した状態です。
うまく繋がりました。


3台目のフロッピーとして認識しています。(外部とは表示されていません)。
ただ、Read,Writeはできるものの、このFD1157Dは回転音が異常に大きくちょっと問題ありです。


手持ちの2台のFD1155Dをケースに挿入し、テストです。


外付けにも拘わらず、2台とも内蔵と認識されています。
先のFD1157Dでは内蔵とは表示されなかったので、FD1155Dのジャンパーで内蔵、外付けの切替える方法があるのかも知れませんが、特に支障がないのでこのままとします。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PC-9801VX 内蔵フロッピードライブのケーブル

2022年03月19日 16時16分03秒 | PC-9801
先日、PC-9801VXに3.5インチFDDを内蔵した記事を書きましたが、接続ケーブルの作成の詳細を追記します。

5インチFDD(FD1155D)です。 34極のカードエッジで左端裏側が1番です。


3.5インチFDD(FD1137D)です。 34極のオスコネクタで左端下が1番です。
(このコネクタには切り欠きがありませんが、切欠きは下側にあるというイメージです。
ピンアサインはFD1155Dと同じです。(資料は色々なサイトにあるので省略します)。


マザーボード上のフロッピーコネクタです。 右端 上側が1番です。


5インチ2台内蔵用のオリジナルのケーブルです。
これと同じ配列となるように、5インチ+3.5インチ用ケーブルを作成しました。


作成したケーブルです。 フラットケーブルは一直線上にFDDが並んでる場合には問題ないのですが、
方向がずれている場合には方向偏向しにくいので、すだれ形オキフレックスを使いました。


5インチFDDのカードエッジ型コネクタです。
3Mの5934-0001やHRS 34が該当するらしいですが、手に入らなかったのでヤフオクに
出品されていたものを購入しました。
(ただ、最近の出品されているものはコネクタに仕切り板がないものが多いようです)。


3.5インチFDDとマザーボード上の34pin コネクタです。
スリーエム(3M)の No.3414(入手できず)、第一電子工業(DDK) FRC5-A034(モノタロウ)、
RS Pro 304シリーズ(モノタロウ) など結構見つかります。
今回はFC-34P (共立エレショップ)を使いました。
コネクタ(圧接型)のカシメは専用工具を持っていないので、卓上の小型の万力にゴム板を挟んでカシメました。


また、すだれ形オキフレックス(沖Flex)はカラータイプを使いました。これも共立エレショップで購入。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PC-9801VXに3.5インチFDDを内蔵しました

2022年03月11日 16時18分29秒 | PC-9801
PC-9801RXのメモリーをMaxにしてWindows3.1を使いやすくしようと考え、
Protect 専用スロット用 3MB (ERX-3000)とEMJ 4000Rを仕入れました。





EMJ 8000はすでに挿入済みなので、合計 0.640+3+8+4=15.64MBとなる筈でしたが、起動しようとしても、メモリーチェックにも移行せず、 NG。
設計容量14.6MBらしく、容量オーバーのようです。
4MBを外したら問題なく起動しました。

この4MBはPC-9801VXの2号機に装着することにしました(合計8+4で12MB)。
30年以上前なら高価で、こんなにもメモリーを装着はできませんが、今は可能です。


ついでに、以前仕入れていた3.5インチFDD(FD-1137D, VFOタイプ)を2号機に装着するため、5インチと3.5インチのコネクターケーブルを作成しました。 

外付けの3.5 FDDがなくてもこれで、両フロッピーが扱えて便利と思います。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする