あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

実体顕微鏡の架台の製作

2022年10月31日 16時13分45秒 | 日記
以前にLeica(Bausch & Lomb)の実体顕微鏡を仕入れて、光軸の調整をしました。
その時のブログは下記です。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/5a40cc21555fe4a865fbaebd31871a77

しかし、標準のスタンドではSE/30などのLogicボードなどはサイズが大きすぎて、使えないので長らく放置してきました。



これまでは細かな部位の半田付けは虫眼鏡で確認していたのですが、作業性が悪いので実体顕微鏡が使えるように、架台を作ることにしました。

標準のスタンドの分解図を見ると、上下の微調節のラック-ピニオン部は本体のスタンドとネジ止めしているようなので、これを分解し流用することにしました。


スタンドとの固定は4本のネジで固定されています。(M4のネジです)。


上下微調整の支柱のネジの拡大でs。


この支柱を載せる台を3mm厚のアルミ板で作成しました。


このアルミ板を市販のテレビの固定ポールに取り付けました。
使わないときにはアームを折り曲げて、奥へ引っ込めます。


作業をする場合にはアームを引っ張り出してきます。
対物レンズの鏡筒の先端とのギャップが約9cmあるので半田付け作業も十分可能です。
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オーストラリアのPC-9801VX ユーザー

2022年10月30日 17時51分35秒 | PC-9801
オーストラリアのStevenさんから、ホームページ経由で、PC-9801VXについての問い合わせのメールが来ました。
オーストラリアでPC-9801VXを使っている人がいるとは驚きです。

Stevenさんは列車がメインの趣味。日本にも何度が撮影に来ているようです。
PC98は列車のアプリを実行するためのようです。
列車以外にも古いPCも趣味のようです。

eBayで落札したが、ジャンクだったのでマザーボードも買い足して、稼働状態にあるようです。
たまたま入手のPC98にはI-O DATAのアクセラレータ PK-X486が内蔵されていたそうです。
StevenさんのBlogです。
https://modelrail.otenko.com/

 問い合わせ内容は、PK-X486のセットアップディスクがなくて困っているので助けてくれとのこと。
幸い、該当のディスクセット2枚(更新版もあり)を持っているので、クラウドサーバの
MEGA経由で提供した。(違法かも知れない。時効であることを願う)。

 一週間ほどメールのやり取りをするうち、PK-X486はうまく起動するようになったが、
SCSIのMOドライブを認識しないし、起動もできないと、救援依頼が来ました。

 幸い、去年の12月から一カ月ほど大阪のMさんとPC98とWin機とのファイルのやり取りについて色々調べていたので、Stevenさんへはすぐに助言できました。
要点は下記の2点です。
 1)MOからの起動はHDモードであること
   その方法として、1つはMOドライブ自体をHDモードにする。 
   あるいはSCSIのBIOSでHDモードにする。
 2)PC98はSCSIのID番号は連番であること
   HDDが ID=0なら、MOはID=1

Stevenさんはすぐに理解されて、万事がうまくいったようで、大変感謝されました。

<参考> PK-X486のセットアップディスク(5インチ版です)




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