あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

Macintosh SE/30 1号機のチェック

2018年11月28日 16時54分52秒 | OLD Macintosh
SCSI装置のチェックに端を発して離れの2階にしまい込んである古いPC(MacやPC98)が
気がかりになってきました。
PC9801VXを起動しようとしましたが、ROM Basicも立ち上がらずダメ。 
後日詳しく調べるとして、次に何台かあるMacはどうかとチェックを開始しました。

先ずはSE/30 1号機をチェックしました。 2011年3月の通電以来なので7年経過です。

これはAsanteのEtherボードは付けていますが、アクセラレーターなどは付けていない
オリジナルです。


祈るような気持ちで通電しました。 
最初はCRTが縞々が出るのみ。 電源やアナログディスプレーはOKのようです。
何度か通電すると、下のようなシステムなしの表示。


さらに何度かResetを繰り返した結果、SCSI HDDが動き出したようで、オープニング画面が
現れました。 一安心です。


ネットなどで、SE/30のマザーボードは長期間放っておくと、バックアップ電池の液漏れ、
コンデンサの液漏れでプリント基板がやられると脅かされていたので、マザーボードを
抜き出し、チェックしましたが、全く問題ありませんでした。
しかし、今後のこともあり電解コンデンサは交換した方がよいかも知れません。


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ノートパソコン Dynabook T6の復活

2018年11月24日 14時58分29秒 | コンピューター
2004年頃、中古で買ったDynabook T6/518CDEは液晶がダメになったので永らく放置していました。 この機種は3モードFDDも内臓したもので今となっては貴重です。
廃却するのはもったいないので、外部ディスプレイと接続してBasiliskIIなどに活用することにしました。

そのため、先ず液晶(15インチ)の取り外しです。 そのためには総分解になります。

パームレストとLED画面はヒンジで一体化されています。 本体とパームレストの分離は簡単です。


パームレストとLED画面を結合するヒンジはかなりしっかりして構造です。


ヒンジ等をばらし、やっと液晶が取り出せました。


ヒンジのフレームはしっかりしている割には肝心の支点部分は強度不足で割れており天井板を任意の開き角度に保てなくなっています。  この機種の欠点のようです。


本体にキーボードとON-OFFスイッチのパネルを取付ければ使えるはずです。


パームレストをかぶせ、外部ディスプレイー(15インチ)に接続し起動させました。
問題なく動きました。


必要なら簡単に蓋を開けられ、点検しやすくこのような方式も意外に便利かもしれません。
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STRATOS CF AztecMonster とBasilisk II

2018年11月19日 17時04分31秒 | OLD Macintosh
STRATOS CF AztecMonster
CFメモリーカードを3.5インチSCSI ハードディスクとして使えるようにする変換器です。数年前に購入し、OLD Macのチェック用に使っていましたが、今回、ケースに収納しました。

日本テクサ製のSCSI 200MBのハードディスクのケースを使いました。
ハードディスクはとっくの昔に壊れたので、そのケースと電源を使いました。


基板のネジ穴はピッチが同じなので、簡単に固定できました。
試験的にMicro SDカード(8GB)しか手持ちがなかったので、Micro SD アダプター、CFカードアダプターを使って、CFカード相当にしました。


SCSIのID設定はケース側はロータリースイッチ式です。


基板側は3x2の端子でジャンパープラグ式なので、若干の結線方法を修正しました。
また、ケースのACCESS表示LEDも結線しました。


ロータリースイッチの設定がOKかチェックのため、WindowsXPのBasiliskIIで確認しました。 IDを #4に設定しましたが、BasiliskIIでは#4でATA Memory Card Adapと認識しており、正しく設定できているようです。


B'sCrewでフォーマットできるかのチェックです。
当然、B'sCrewでも#4と認識しています。


使ったMicroSDはWindowsで使っていたカードなので、Macで使うためにはイニシャライズ、フォーマットが必要です。  問題なく作動しているようです。

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SCSI カードのWindows10 64bit 用ドライバー

2018年11月17日 16時16分44秒 | コンピューター
先日、数年ぶりにPower Mac PM6300(G3にアップグレード)を動かしました。 問題なく起動しました。
これがきっかけで手持ちのSCSI機器をWindowsでも動かそうと思い立ちました。

何種類かのSCSIカード(PCIタイプ)を持っていますが、いずれもWindowsXPまでしか対応しておらず、
それ以降のOSに対しては唯一、AdaptecのAHA-2940系がWindows7(32bit)までOKと思っていました。
そのため、SCSIを使うために古い機種DELL9200にAHA-2940U2Bという組み合わせを温存していました。

しかし、ネットでSCSIを検索していると、IO DATA製 SC-UPCI SCSIカードはWin10 64bitのドライバーが
あるとの情報を見つけました。
  http://www.y-pca.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=108
  有限会社ピーシーエー - アドバイス情報
  Windows10・8.1・8・7でSCSIを使用する
  ドライバーは LSI_Logic_20160_win2k8r2_x64_drivers.zip

偶然、遊休のSC-UPCIカードがあったので 予備機(Intel i7 2600K, マザーは
Fatal1ty P67 Professional、Win10 64bit)に挿入してみました。
使っているICはSYMBIOS LOGICの53C875です。


そうしたら驚くことに、起動時 Win10がドライバーを探してきたみたいで、あっさりと
OlympusのMOが認識しました。
LSI_Logic_20160_win2k8r2_x64_drivers.zipは使っていません。
デバイスマネージャーを見てみると、Dawicontrol DC-2975U 2976UW というドライバーが
あてはめられていました。 ラッキー!!! 


色々調べると Dawicontrol社はドイツの会社でSCSIカードを扱っているようです。
   http://www.dawicontrol.com/html/scsi.php

DC-2975Uカードがどのようなものか知りたくて色々調べると、たまたまeBayに該当カードが出品されており、
使っているICはやはりSYMBIOSの53C875でした。


DawicontorolからダウンロードしたDC2975.ZIPを展開してみると、ほとんどすべてのOSのドライバーがありました。
驚きです。懐かしいOSが色々あります。 その完璧さに、さすがドイツと感心します。
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