Leica 実体顕微鏡の調整

半月ほど前にeBayでLeicaの実体顕微鏡と照明装置を入手しました。
Yahooにも数多く出ているのですが、結構高額なので送料を含んでも比較的安いeBayで落札しました。　
Leicaですが実際はBausch & Lomb 製のStereoZoom4 です。
どうやら、顕微鏡部門がLeicaに買収されたようです。
仕様は0.7～3.0倍、接眼がｘ10なら７倍～30倍です。

eBayにはBausch＆Lombのパーツが数多く出でいるので、後々のメンテも考えてNikonやOlympusではなくBausch&Lombを選びました。
照明装置はAmerican Optical製です。


いざ使おうとすると左右の視野が上下にずれているため、しばらくすると頭が痛くなるほどでとても使える状態ではありません。
左右の光軸を調整しないといけないようです。

ネットでマニュアルを手に入れたのですが、調整方法は記載されていません。
色々探した結果、ちょうどよい記事を見つけました。
The Bausch & Lomb and Leica StereoZoom 4:　Some Technical Notes
http://www.covingtoninnovations.com/stereozoom/

以下の写真2枚はその記事あったものです。
これを参考に調整しました。




Alignment Ringの3つの小さいビスで調整するにはプラスチックカバーを外さないといけないので、まず右眼の"Adjust for constant focus while zooming(loosen set screw)" の小さいビスを緩め、このAdjustパイプを外します。
非常に小さな六角穴付きのビスです。


左右のAdjustパイプを外した状態です。


改めて左右のAdjustパイプを取付け、接眼レンズも挿入し、左右の光軸が合致するようにAlignment ringの3本の小さなビスを締めこんで位置合わせをしました。
その結果、ほぼ完全に調整でき目が疲れることがなくなり、快適に使用できるようになりました。

ネットワークHDD (NAS) LS420Dのトラブル

BuffaloのLS420D（２Tela x2)のNASをRAID1で使っているのですが、ここ2週間ほど橙色のLEDが点滅し続け解消されません。　

再同期が完了できないようです。 状態を見ようとしてWEB設定の画面を開こうとしても、”しばらくお待ちください”で次に進めません。　

どうやらHDDがやられたようです。 肝心の共有ファイルはOpenできるので、いまのところ支障はないのですが、いずれ致命的ダメージに至るかも知れないので、対策しました。 ためしに、No.1のHDDとNo.2のHDDを入れ替えてみました。

すると、Web設定の画面は起動し、使えるようになりました。 このことから＃２のHDDのシステムファイルは壊れていないようなので＃１ HDDが問題のようです。

 

 これは、正常に使える状態のWeb設定画面です。

一旦、RAIDを解消したうえで＃１のHDDをフォーマットしました。　フォーマットに数時間かかりちょっとおかしいと思いましたが、これでRAID1設定に移りましたが、再同期の予定時間が驚くほどの時間で、2週間ほどと表示されるのでどう考えても異常です。

この＃１のHDDは諦め、２TBの新品HDDを購入しました。 新品のHDDでは２０分ほどでフォーマットが終わりました。

ディスク１がもともと付属のHDDでディスク２が購入品です。（どちらもWesternDigitalです）


これでRAID1を組みました。　作成は２分ほどで終わりました。　不具合のHDDではもっと時間が掛かったように思います。

RAIDアレイを作成した後にチェック（Resync)する　とチェックを入れたため、完了までに1060分掛かるようです。

NASNavigator2でのコメントです。　RAIDアレイをチェック中と表示されています。

再同期中でも、共有ファイルの作成などはできるので必要なフォルダーを作成しました。
やれやれです。　問題のHDDは通常のディスクの健康診断ソフトでは異常なしと判定されたので
本当のトラブルの原因は不明です。