あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

HP-IL PIL-BOXの設定

2024年03月04日 15時22分02秒 | Hewlett Packard Calculator
HP-ILループへPCのUSBで接続できるPIL-BOXを入手しました。
この装置はISAカードタイプのHP82973Aの現代版で高機能というべきものです。

これ用のアプリとして ILPer が使えます。
このアプリはインストールが簡単で使いやすいのですが、より高機能なpyILPERがあることを知ったので、これをトライすることにしました。

pyILPERを動かすには、Pythonを導入し、Qt 6.3以上、PySide6、QtWebEngine、pySerial2.7以上を加える必要があります。

pyILPERのインストールの方法は下記です。
https://github.com/bug400/pyilper/blob/master/INSTALL.md

私はPythonなどいじったことがないので、pyILPERを動かすまでには時間が掛かりましたが、何とかファイルの転送など、最低限のことが出来るようになりました。

PIL-BOXのIN-OUTケーブルの接続
貴重なHP-ILケーブルを1本切断し、両端のコネクタ線を本体にハンダ接続しました。
PIL-BOXを制作した J-F Garnierさんの接続法の解説です。
http://etiennevictoria.com/PIL_Box_1/







pyILPERが起動した状態です。 HP71Bと接続しています。(PCはWindows11です)。
PLISTを実行し、プログラムAREAをPrinter画面に表示させています。



仮想のフロッピードライブHP9114BにHP71BのAREAプログラムを転送(COPY)したところです。
>COPY AREA:MAIN TO AREA:2


pyILPERではPrinter1が#1,HP9114Bが#2,HDRIVE1が#3になっています。
転送したAREAプログラムをHP9114BからHP71Bに戻すこともうまくいきました。
>COPY AREA:2 TO AREA:PORT(1)
PORT(1)はIndependent memoryとして設定しています。
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