あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

Mac iBook G3 充電バッテリーの修理

2019年02月23日 14時08分28秒 | New Macintosh
永らく使っていた iBook G3のバッテリーが全く充電しなくなり、ACアダプターをつないでいないと日付が初期値の1997年に戻ってしまうようになりました。
eBayでサードパーティーの新品が安く売られていたので購入しました。

しかし、装着してみると全然だめで充電ができません。 多分生産からかなりの年月が経って、完全放電したようです。
アメリカからなのでクレームで返品するのも大変で諦めました。
そこで、ダメもとで分解チェックすることにしました

購入した電池です


Appleのオリジナルと同様に、表側は押し釦があり、LEDで充電レベルが表示されるようになっています。


スクレーパーで無理やり開腹しました。 外周の縁には細い溝があり、そこに蓋の外周の薄い出っ張りが嵌るようになっており
この出っ張りは薄いのでスクレーパーで押し開いていくとちぎれて開くことができました。
全周接着はしていないようです。 18650のバッテリ6本で、2本ずつ並列にして、3組を直列にして公称10.8Vにしています。


ダメもとで個別に充電して、再組しました。 かなりケースはぎりぎりに作ってあるので、電池を挿入してから半田付けする方が簡単でした。


再組と結線が完了です。 配線はすべて上側に持ってきました。
蓋の結合は接着せずに、スコッチテープでつなぎました。 テープが薄いので本体への装着には全く問題なしです。
これなら分解組付けが楽になります。

実機に装着した結果、30分は電池で駆動できています。これ以上の確認はしていません(表示では3時間ほどOKのようです)。
ACアダプターを外しても日付はキープはできそうです。


今後、新品の18650バッテリに交換する時、また、家の掃除機のバッテリーも劣化してきており、交換する必要があるので
その時のためにバッテリーのタブのスポット溶接機を仕入れました。
国産品は高いので、中国製を購入しました。 まだテストもしていません。


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Ratoc FireDockの冷却ファン交換

2019年02月02日 17時33分22秒 | New Macintosh
Apple PowerBook G4(古い機種でOSX 10.4.11)に使っている外付けHDD(カートリッジタイプ)の
ファンから異音(ビビり音)が出だしました。
このユニットはRatoc製のFireDock FR-MDK1でFireWire(IEEE1394)接続です。

正面パネルです


仕様です


ファンは2個あり、外側ケースのファンです。40mm X 40mm 、厚さ10mmです。
これから異音がしていると思われます。 


もう一つのファンはHDDを保持するフレームに付いています。これは異音はしません。


SUNONのファンです。


オリジナルのファンの電流量に近い物を適当に選びました。


よく見るとオリジナルは2本線、購入品は3本線です。 


このままではコネクターが合わないので、途中で切断し元の2本線に繋ぎ変えました。
交換は正解だったようで、いやな異音はしなくなりました。
しかし、若干回転数が高いので送風音が大きいようです。
(オリジナルは4000rpmに対し、6000rpm)。


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