あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

PC98用 3.5インチFDDの修理

2020年02月19日 16時39分24秒 | PC-9801
今年になってから、古いPC-9801RXを引っ張り出して遊んでいます。

ヤフオクでαDATAの3.5インチFDD AD-F35SRを入手しました。
通電はOKというものです。 
チェックをするとMS-DOSのdirなどで読み込みはできるのですが、書き込みができません。当然FORMATもできません。
通電OKというのはジャンクと考えた方が良いようです。

中身はTEACのFD-235HGなので中身の交換で直せないかトライしました。
結果、同じFD-235HGでも全く別物で、交換はできませんでした。

湿式のヘッドクリーニングディスクではだめだったのですが、ビデオのヘッドクリーニング液を使って綿棒で直接クリーニングしたら、幸いにも書き込みや、FORMATが可能になりました。
ラッキーでした。


AD-F35SRの外観です。


AD-F35SRの基板です。 右上のリボンケーブルの端子は11本です。


一般のPCの内蔵用のFD-235HGの基板です。このリボンケーブルの端子は10本です。
この段階で、基盤の交換でうまくいかないかとの考えは断念です。


AD-F35SRのコネクタ、モータ部です。 左側にジャンパーピンの設定が見られます。


これに対し、FD-235HGはジャンパーピンがなく全く別物です。


ヘッドクリーニングした後、フォーマットできるようになりました。
本当にラッキーでした。
コメント
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