あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

Gigabyte マザーボードの交換

2024年01月27日 13時18分01秒 | コンピューター
2年ほど前まで私のメイン機種だったi7-2600K搭載のPCが不調となり、BIOS画面が開かなくなりました。
マザーボードはGigabyte GA-Z68X-UD3H-B3でメモリーは24GB搭載です。
これは予備機として時々動作チェックをしていました。
万が一の時のため、だいぶ前に予備のボードを確保していたので、これと交換することにしました。

新旧のボードです。左が不調品、右が予備品です(新品を購入したと思う)。


i7-2600Kです。 このCPUと冷却ファン、メモリー4枚を移植しました。


グラフィックカード、SCSIカード、USB増設カードなどは取り付けず、とりあえず動作するかチェックしました。
BIOSも設定できるようになり、Windows10が起動しました。


このPCにはSSDが2枚あり、1枚はWindows10、2枚目はWindows11が起動できるようにしたあります。
Windows11は無理矢理インストールしたもので、今となってはどのようにインストールしたか忘れました。
いづれにしても復活して一安心です。
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HP82973A HP-IL Interface Card

2024年01月04日 18時01分26秒 | Hewlett Packard Calculator
eBayでもめったに見ない82973Aカードを入手しました。
これはISAカードで、デスクトップPCに装着して、HP-ILリンクを形成し、
専用アプリによってPCをDeviceあるいはControllerにできるカードです。

幸い、手持ちのDELL GX1はISAとPCIがそれぞれ2枚挿入できるライザカードを使っているので、82973Aを使うことが出来ます。

早速、インストールしてHP71Bとリンクをトライしたのですが、うまく作動せず、10日ほど悪戦苦闘し、やっと原因が判明して解決しました。
DELL GX1のCPUのクロックが速すぎたのが原因でした。
その経緯をメモしておきます。

DELL GX1の仕様は
 Pentium II (400MHz) MMX
 Memory: 768MB
 HDDは2GBのCFカードをIDEに変換したものを使っています。

GX1については下記のホームページやブログに記載してあります。
 https://www.adachi-giken.com/computer/gx1/gx1-outline.html
 https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/a6f8d5744eb939dbc27aa9335c279439
 https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/d4baffc1b23ef3ab7fc63b0f02621311

入手した82973Aカードです。


このカード専用のアプリは下記にあります。
 http://www.hp41.org/LibView.cfm?Command=View&ItemID=15
 HPILCard.zip

DELL GX1にカードを挿入した状態です。


GX1とHP71Bの接続状態です。


やっと正常にリンクできた状態です。


GX1のクロックは通常は400MHzで、このままでは Looking for HP-IL devicesの項目が Loop Brokenとなってしまいます。
10回に1回ぐらいは正常にリンクすることもあり、原因を探るのに難航しました。
結局、GX1のBIOS設定で、CPUスピードをCompatibilityに変更することで、解決しました。
マニュアルによるとこのCompatibilityは低速互換速度ということのようです。
体感速度は数倍遅くなった感じです。
1980年代のHP電卓を扱うには、同時代のPCに合わせることが大切と納得した次第。

3:のDisplay modeとし、HP71B側で DISPLAY IS :1 と設定し、PLISTで円の面積プログラムAREAを出力した結果です。 うまく表示されており、大成功です。
コメント (2)
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