あだちの再生工房 日記2

機械類の修理を楽しんでいます。その日々の活動記録の積りでしたが、最近は修理とは関係のない記事が多くなっています

HP41CX ~ WindowsPC間のProgram Fileの送受信

2023年10月28日 15時40分10秒 | Hewlett Packard Calculator
使用した機材

1) HP41CXと挿入するModule 2つ
1-1) HP 82160A HP-IL Module
1-2) HP 82183A Extended I/O Module

2) RS-232C interface
HP 82164A HP-IL/RS-232C INTERFACE

3) RS-232C をUSBに変換するケーブル
StarTech.com
RS232CシリアルDB9/DB25変換ケーブル ICUSB232DB25

4) 通信ソフト(無料のShareWare)
RealTerm Serial Capture Program 2.0.0.70

5) Windows11 PC (AMD Ryzen 5 5600G)

使用したHPの機材です。


RealTerm のCOMポート番号等の設定


HP41CXの5行程度の簡単な円の面積計算AREAプログムを例に、ファイルの交互転送をテストします。

先ず、HP41からWindows PCにAREAを転送します ( OUTP )
RealTermをCaptureにしてから、
Alpha registerに AREA を入れ、OUTPを実行しました。


ディスプレイにプログラムが転送できているようです。
(解読できていませんが、16進の41 52 45 41 はA R E A なので
 転送できているようです)。


この転送されたデータを area.txtに保存しました。


次に、PCからAREAプログラムをHP41に送信する練習です。
HP41にあるAREAプログラムをクリアしておきます。
INP コマンドを実行します。


RealTerm側で、Send File として、先に保存したarea.txtを選択し、SendFileを実行します。


HP41にAREAが転送されたことが確認できました。



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柿の収穫

2023年10月26日 15時03分53秒 | 日記
家の前にある駐車場の柿の木を収穫しました。
パット見では小ぶりに見えましたが、まあまあの大きさのものも結構ありました。


これで約50%採りました。 また、来週収穫する予定です。


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HP41CXのLCD交換

2023年10月09日 16時15分00秒 | Hewlett Packard Calculator
予備として保管していたHP41CXの液晶(LCD)が黒くにじんで、コントラストも弱くなっていました(10年近く放置)。
LCDのみが問題で本体は正常に機能しているようなので、、ジャンク品を入手しLCDを交換することにしました。


このHP41CXはCPU基板が一枚もので、いわゆるHalf NutのHP41です。


LCDを交換するには、Keyボードを分離する必要があります。
しかし、CPU基板とKeyボードがリベットで固定するように、プラスチックの支柱を溶かして固定してあるので、これを潰さないといけません。(非常に冒険です)。
数多くあるリベットの半分ほどを外した状態です。
外した片割れは後で組付けるときに使うので大事に保管です。


CPUボードとKeyボードを分離できました。 LCDはCPU基板についています。


Keyボードです。 それぞれのKeyは防塵のため金属円盤で囲まれ、その上から一枚の薄い透明のシートでカバーしてあります。


LCDユニットはKeyボードにかしめてあるので簡単に外せます。
基板との接続は導電性のゴムみたいなもので接触させて通電しているようです。


ジャンクで入手したHalf NutのHP41CVです。電池とI/Oのフレキシブル基板は腐食しているものの、それほどのジャンクではないようです。


リベットを潰し、CPU基板とKeyボードを分離した状態です。


LCDを取り出しました。
右がCVのもので、ダメージはなくきれいです。


LCDをCXに取り付け、仮組した状態で通電し、作動することを確認した後、リベットの片割れを瞬間接着剤で戻しました。
(このような再生ではがっちり固定できるとは思えませんが、良しとします)。


リベット全数を再生できませんでしたが、OKとしました。


再組後の作動確認です。 KEY4が接触不良のようで3回ほど押さないと入らないようなので、再度分解しKey4の位置の基板の小さい穴から接点復活材のあとイソプロピルアルコールで洗浄し、正常にKey IN出来るようにしました。
以上の処置で、この予備のHP41CXが復活しました。
めでたし、めでたし。


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