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シニアー個人旅行のかわら版

国内・海外旅行の話題を中心に、アップデートな情報とともに、シニアーのための手作り旅行を発信する。

☆アンダルシアへの玄関口、国際都市マラガ

2007-06-03 11:26:36 | Weblog
 日本からアンダルシアへ個人で入るにはマラガ空港利用が便利です。日本からの国際便はパリ経由でも、ロンドン経由でもマラガ到着は夜間となり、その日の泊まりと出発日前日の二日間はマラガで過すことになります。
 この美しい国際都市の情報をお知らせしましょう。マラガ紹介のホームページの写真をご覧になりながら、お読み下さい。



(パラドールから港を望む)

マラガ空港情報:
 アンダルシア個人旅行の玄関口となるマラガ空港は改修中で、雑然としています。レンタカー会社のカウンターも、ガレージに仮住まい、混雑を避けるために設けた仮のレンタカー専用レーンも分かりにくく、車も工事中で仮舗装の曲がりくねった道を走っていくという感じです。
完成は2年後ということで、当分はこの状態が続きそうです。私は空港でレンタカーを借りましたが、返却の際に専用レーンが分からず、苦労しました。市内で借りたほうが良いでしょう。レンタカー会社も営業所を市内に開設し始めました。
 また、マラガ空港の荷物受け取り用ターンテーブルがEC 在住者用、非在住者用と分けてありました。工事中のための措置か、今後も恒久的にそうなるのかは分かりませんが、在住者用は通常のターンテーブル、非在住者はガラス張りの隣接する部屋に設置してありました。

パラドール情報:
 マラガには市内に「Parador Gibralfaro」、郊外の海岸に「Parador de Malaga Golf」の二つのパラドールがあります。両者とも観光タイプの新しいパラドールですが、ヒブラルファーロはイスラム教徒の城塞に隣り合っていますから、伝統的なパラドールと言えるかもしれません。
 ここからのマラガ港、マラガ市内の眺望は天下一品で、ぜひマラガに訪れたら泊まりたい所です。このパラドールまでのタクシー料金は空港から25€位(夜間、スーツケース2個)です。タクシーの運転手に「Parador Gibralfaro パラドール ヒブラルファ-アロ」と強調してください。もう一つの「Parador de Malaga Golf」と間違われないように念を押すためです。

ホテル情報
 パラドールでの宿泊が不可能な場合は、カテドラル周辺のホテルをお勧めします。私たちが宿泊したDon Curroドン クロは三ツ星ホテルでしたが、部屋の広さは十分でなかったものの、清潔でした。観光に便利、食事は近くにバールもあるということでお勧めです。
ただし、中世の町並みが残る中心地、ホテル周辺は道路も狭く、歩行者優先で、通行禁止や一方通行規制が行われています。この狭い一方通行道路に面したホテルの玄関口にはタクシーの乗り入れも禁止されています。
交通整理の黄色い服装をしたホテル専用の係が常時ホテル前に待機して、車や客の整理に当たっていました。



(パラドールから闘牛場を写す)
 
マラガ観光情報:
 マラガの港を望む小高い丘の上に建てられたイスラム城塞alcazabaアルカザバからは丘の峯伝いに城塞が伸び、頂上にはヒブラルファーロ城があります。城は夜間照明されます。ここからは港と市内が一望でき、観光バスが訪れるここはマラガ観光の象徴と言えます。 
 車で行く場合には、丘の後ろ側に広がる市街地の複雑に曲がりくねった道路を登りますので、お勧めできません。港に隣接した公園から頂上にある城まで立派な歩道があり、20分で行けますので、こちらを利用しましょう。ここからの夜景は特に素晴らしく、市民の観光スポットになっています。
 マラガの紹介パンフレットにはここからの写真が必ず使われています。なお、パラドール・ヒブラルファーロはこの城横の林の中にあります。
 城塞周辺は公園として整備され、私が訪れた4月初旬にはブーゲンベリアをはじめ草花が咲き始め、オレンジの木が整然と植栽され、鳥が実を啄ばんでいました。
パラドールから城塞に沿った歩道を下れば、観光中心地のカテドラルやピカソの記念館(生家)までは徒歩15分です。

観光馬車に乗る 
 休日にもなるとカテドラルの前には数十台の観光馬車がでます。30分で周辺を案内してくれいます。物は試しと乗ってみましたが、車で混雑する大通りを「そこのけそこのけお馬がとおる」という感覚で闊歩していき、車のほうが避けてくれる優越感はなんとも言えませんでした。但し料金の34ユーロが高かったのか適正であったのか分かりませんが、値切ってみればそれも経験になったかと今では反省しています。



土産を買う
 カテドラル周辺にはみやげ物店が軒を連ね、バールが何軒もあり、観光客で賑わっています。リオハワインはフランス空港内に持ち込めず、スペイン名産のハム類も成田空港で認められていない現状では土産の選択に困りました。
 帰国して評判がよかったのはマラガの食料品店で買ったイチジクのドライフルーツでした。マラガは昔からドライフルーツの産地だったということを後で知りました。ただ、意外に重いのには閉口しました。

バールで食べる
 カテドラルの正面の小さな広場に面した小さなバールでは二日連続で朝食・昼食をとりました。並んでいる六種類の料理からおいしそうな4種類を選び、一番小さい皿で注文、付け合せのパンで二人で丁度良い分量でした。これにコーヒー代も入れて14€です。
 一人前14€のパラドールの朝食はバイキング方式、内容も豊富でしたが、バールのスペイン家庭料理の味付けの7€の方が、私たちには満足でした。

 (スペイン・アンダルシア・ドライブ旅行編を終了させていただきます

2008年度版パラドール宿泊情報をお読みください

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