五月晴れのスタートでした。写真は大円地集落の茶畑に沿って、奥に聳える男体山へ向かう私たちのグループです。ハイキングが初めてという仲間二人とともに意気揚々と出発しましたが・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
水郡線の電車は意外に込んでいました
5月17日(土曜日)、水戸駅構内で弁当を買い、水戸駅発9時23分の郡山行の電車に
乗り込みました。ローカル線なので、空席はあるだろうと考えていましたが、予想に反して、3両編成の電車は満席、立っている人もかなりいます。乗客の半数以上が、ハイキング姿で、晴天に誘われての奥久慈のハイキングを楽しむのでしょう。そういえば奥久慈方面のハイキングは人気上昇中、私のブログでも、5月に入ってから、男体山を紹介したページにアプローチする方が増えていました。
男体山へは今回で5度目、電車利用は初めて、そしてハイキングが久しぶりという仲間と連れ立ってのハイキングです。
タクシー確保顛末記です
男体山は、登山口まで水郡線西金(さいがね)駅か上小川駅から徒歩で行くのが一般的です。しかし、登山口まで往復2時間半の徒歩を強いられます。今回は初心者もいることなので、往復タクシー利用です。
前日にタクシーを予約しようと袋田のタクシー会社に電話しましたが、過日の問い合わせには丁寧に応答してくれたのに、新緑の袋田の滝や袋田温泉への客が多い土曜日ということもあったのでしょう、数少ない男体山登山のタクシー利用者のための配車はお断りという雰囲気です。
そこで袋田の一つ先の大子のタクシー会社に電話すると、料金的には時間的にも水戸寄りの山方宿駅からのタクシー利用を勧められ、親切にも山方ハイヤー(℡0295-57-2404)を紹介してくれました。
10時9分、山方宿駅で降りたハイカーは私たちの6人だけ、2台の山方ハイヤーの車が駅前に待機していました。田植えが終わったばかりの田んぼや山々の新緑が晴天に映える久慈川、湯沢川渓谷に沿っての、快適なドライブです。古分屋敷(こぶやしき)集落の男体山の登山道入り口まで20分で到着、午後3時に迎えを頼み、ハイキング出発です。
前もって迎車を約束してあったのは正解でした。山中からの電波の状況が悪く、携帯が通じにくいので、下山途中でのタクシー会社への連絡が不可能なのです。約束の午後3時を10分ほど過ぎてしましましたが、古分屋敷の駐車場に同じ運転手さんが待機していてくれました。
帰路、「三太の湯」という立ち寄り湯の標識が見えたので尋ねると、その周辺にもハイキングコースがあり、入浴を終えたハイカーを迎えに行くことがあるとのこと・・・早速、帰宅してから情報を集めることにしました。
料金は迎車料込みで往復1台7,960円でした。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
頂上で天候が急変しました
当日の天気予報では、栃木県、群馬県の山沿いでは午後3時ころから雷雨だとのことでした。茨城県北部の男体山でも午後3時頃からの天候悪化がありうると考えていましたが、早くも頂上到着直前の12時半からポツポツと雨が落ち始め、頂上では雨の中の昼食となりました。裾野の西側大円地、古分屋敷や、東側の持方集落はよく見えますが、北側の袋田方面の空は真っ暗な雲に覆われ始め、雷鳴が始まりました。
昼食後の休憩なしで、すぐに下山開始・・・やがて雨が激しくなり、稲光が横に走り、落雷も始まりました。頂上直下の断崖沿いの岩だらけの急な下り坂の登山道を早く通り越し、その先のブナ林に逃げ込みたいのですが、初心者がいますので安全第一、滑りやすい岩の坂道を這うようにして降りるので時間がかかります。「三点確保」の声を掛けながらの下山です。
途中、三人のグループが傘を差し、雷を避けるためでしょう、しゃがみ込んでいます。私たちは雨具を忘れたため、ずぶ濡れになった同行者を囲むようにしてブナ林の中の歩道へ急ぎました。
ようやく大円地越えの東屋に着く頃から、急速に天候が回復、日差しが戻り、ホッと一息つくことができました。途中で雷を避けていた三人グループも東屋に到着、男体山から月居山(つきおりさん)、袋田の滝への縦走を計画したが、断念したとのことです。三人とも完璧な雨対策のスタイル、それに対して下着までずぶ濡れの哀れな我がグループ・・・いろいろと反省いたしました。
◎ 初心者とのハイキングでは、予備の雨具や軍手を用意する。
◎ 雨が簡単にしみ込まない素材のズボンを履く
◎ 天気予報で雷雨の恐れがある場合には、午前中に頂上を下り始める。
大円地集落の茶畑を登り始めたのが午前11時、到着したのは午後3時、4時間かかりました。皮肉にも、青空の中をくっきりと聳え立つ男体山に見送られて大円地を後にしました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
私のブログ「黄門様も登った奥久慈・男体山へハイキング」もお読みください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_walk.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_fine.gif)
5月17日(土曜日)、水戸駅構内で弁当を買い、水戸駅発9時23分の郡山行の電車に
乗り込みました。ローカル線なので、空席はあるだろうと考えていましたが、予想に反して、3両編成の電車は満席、立っている人もかなりいます。乗客の半数以上が、ハイキング姿で、晴天に誘われての奥久慈のハイキングを楽しむのでしょう。そういえば奥久慈方面のハイキングは人気上昇中、私のブログでも、5月に入ってから、男体山を紹介したページにアプローチする方が増えていました。
男体山へは今回で5度目、電車利用は初めて、そしてハイキングが久しぶりという仲間と連れ立ってのハイキングです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
男体山は、登山口まで水郡線西金(さいがね)駅か上小川駅から徒歩で行くのが一般的です。しかし、登山口まで往復2時間半の徒歩を強いられます。今回は初心者もいることなので、往復タクシー利用です。
前日にタクシーを予約しようと袋田のタクシー会社に電話しましたが、過日の問い合わせには丁寧に応答してくれたのに、新緑の袋田の滝や袋田温泉への客が多い土曜日ということもあったのでしょう、数少ない男体山登山のタクシー利用者のための配車はお断りという雰囲気です。
そこで袋田の一つ先の大子のタクシー会社に電話すると、料金的には時間的にも水戸寄りの山方宿駅からのタクシー利用を勧められ、親切にも山方ハイヤー(℡0295-57-2404)を紹介してくれました。
10時9分、山方宿駅で降りたハイカーは私たちの6人だけ、2台の山方ハイヤーの車が駅前に待機していました。田植えが終わったばかりの田んぼや山々の新緑が晴天に映える久慈川、湯沢川渓谷に沿っての、快適なドライブです。古分屋敷(こぶやしき)集落の男体山の登山道入り口まで20分で到着、午後3時に迎えを頼み、ハイキング出発です。
前もって迎車を約束してあったのは正解でした。山中からの電波の状況が悪く、携帯が通じにくいので、下山途中でのタクシー会社への連絡が不可能なのです。約束の午後3時を10分ほど過ぎてしましましたが、古分屋敷の駐車場に同じ運転手さんが待機していてくれました。
帰路、「三太の湯」という立ち寄り湯の標識が見えたので尋ねると、その周辺にもハイキングコースがあり、入浴を終えたハイカーを迎えに行くことがあるとのこと・・・早速、帰宅してから情報を集めることにしました。
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当日の天気予報では、栃木県、群馬県の山沿いでは午後3時ころから雷雨だとのことでした。茨城県北部の男体山でも午後3時頃からの天候悪化がありうると考えていましたが、早くも頂上到着直前の12時半からポツポツと雨が落ち始め、頂上では雨の中の昼食となりました。裾野の西側大円地、古分屋敷や、東側の持方集落はよく見えますが、北側の袋田方面の空は真っ暗な雲に覆われ始め、雷鳴が始まりました。
昼食後の休憩なしで、すぐに下山開始・・・やがて雨が激しくなり、稲光が横に走り、落雷も始まりました。頂上直下の断崖沿いの岩だらけの急な下り坂の登山道を早く通り越し、その先のブナ林に逃げ込みたいのですが、初心者がいますので安全第一、滑りやすい岩の坂道を這うようにして降りるので時間がかかります。「三点確保」の声を掛けながらの下山です。
途中、三人のグループが傘を差し、雷を避けるためでしょう、しゃがみ込んでいます。私たちは雨具を忘れたため、ずぶ濡れになった同行者を囲むようにしてブナ林の中の歩道へ急ぎました。
ようやく大円地越えの東屋に着く頃から、急速に天候が回復、日差しが戻り、ホッと一息つくことができました。途中で雷を避けていた三人グループも東屋に到着、男体山から月居山(つきおりさん)、袋田の滝への縦走を計画したが、断念したとのことです。三人とも完璧な雨対策のスタイル、それに対して下着までずぶ濡れの哀れな我がグループ・・・いろいろと反省いたしました。
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大円地集落の茶畑を登り始めたのが午前11時、到着したのは午後3時、4時間かかりました。皮肉にも、青空の中をくっきりと聳え立つ男体山に見送られて大円地を後にしました。
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私のブログ「黄門様も登った奥久慈・男体山へハイキング」もお読みください。