新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

岸田文雄総理大臣の政治姿勢

2023-07-22 07:38:25 | コラム
全国行脚を開始されたとか:

昨日、当方は“岸田さんは一度高台に上がって「民の竈から煙が上がっているかどうか」を確かめてみる必要があると思う。でも、外国にばかり行っておられたら、飛行機からでも見るしかないか。」”と言ったばかりだった。所が、何と昨日から「聞く力」を活かそうと全国行脚を開始されたと報じられていた。ここでは、このことが付け焼き刃だとかと論じようというのではない。

今朝の4時からのTBSのニュースでは「下がりつつある支持率の挽回を図っている」と極めて冷めた言い方で、言うなれば批判的な響きがあった。その直ぐ後の日テレのニュースにはそういう批判的な感じはなく「各地を回って現場の声を聞いて政治に活かそうという狙い」という捉え方で報じていた。この両局の姿勢を聞いていると、両新聞の岸田内閣に対する姿勢が見えてくる点が興味深かった。

何処かの局は「あの退職金の増税は未だ決まった訳ではなく、そういう案が出ている程度だ」と報じていた。だが、その通りだったとしても、岸田さんは実際に昇級もままならない会社員たちの声をお聞きになってみたらどうだろう。勿論「どうぞ、増税を」などと言う人はいないだろうが、現実にどれ程彼らが物価上昇等々の悪条件に悩まされているのかの実態を確かめられるかもしれない。

また、「国会議員を減らせ、歳費を減額せよ」と言われるかもしれない。そんなことが一朝一夕にできる訳がないと思う。でも、国会議員の歳費は大手企業の役員たちと比べれば、それほど高額だとも思えない気がするのは誤りかな。



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