本当に痛ましい事件が大分で起きた。
お父さんが家に火をつけ、4人の子供たちが逃げ遅れてしまった。寝ていて逃げられなかったのは、幼い子供たちだからだ。
それにしても、2階に子供たちが寝ているのを知っていて火をつけるなんて・・・すべてを自分で焼いてしまおうと思ったなんて、なんてことなんだろう。
40歳の自衛官のお父さん。単身赴任をして、初めての帰省だったとか。
自分の子供を自分で殺してしまった罪を、どうやって受け止めていくのだろうか。
私は「単身赴任」が気になっている。お父さん一人が家族と離れて暮らしている。家族のために、お金を稼ぐためにだ。大家族で(子供10人)、賑やかで楽しい家族ではなかったのか・・。
子供が10人もいれば、お金もたくさんかかる。家にも3人いるからわかる。10人いれば10倍のお金がかかる。
忙しく働く両親を、子供たちも助けてお手伝いをしたりしていたのだと思う。
そんな家族から、ポツンとひとり離れてしまったお父さん。寂しい気持ちがあったのだろうと思う。
もしかして、そんな生活の中で、お父さんの中の何かが壊れてしまったのかもしれない・・・と、思った。
我が家も夫が単身赴任している。言葉に出して言えないストレスを抱えているのかもしれないと思った。人間は強くて弱い。いつもそれを意識していなければならないと肝に銘じる。
犠牲になったお子さんたちのご冥福をお祈りします。