息子から聞いた妙な若者言葉。
「過疎る」
イオンが撤退すると町は過疎になる。それを過疎るというのだそうだ。(~_~;)
若者たちは次々に新しい言葉を生み出していく。それがまんざら、世の中を見ていないわけでは無いとも思う。この町には、イオンがドデーンとある。すると、過疎ってはいないことになる。
昔、町のハズレにあったイオンが町のハズレではなくなり、町の中心が大きくイオンに引っ張られた感じがする。
人の流れが変わり、町が変わった。
ダウンタウンには人気がなく、イオンの建物の中が、昔のアーケード街のように賑わっている。
仙台のイオンの中とほぼ同じような店が並ぶ。
病院は高台の上にある。町がよく見渡せる。津山の桜はもうすぐ咲きそうだ。仙台では見られない、入学式に桜が咲く。
昔、何両も連なって走っていた電車が、まるでトロッコのように、たった一両どでトコトコと走って行くのが見える。
病床の父が「何の音だ」と聞く。鉄道員だった父に、一両列車が走っていることを話す。
過疎ってはないのかな…。イオンだけはあるけどさ。