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豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

映画「クリクリのいた夏」

2025年06月03日 | 映画
 
 先日(5月22日)、映画「クリクリのいた夏」(1999年制作)を見た。知り合いからこの映画のブルーレイ盤(IVC)をもらったので。 
 ブルーレイ盤の発売時に貰ったまま何年間も放ったらかしだったが、この日空が青くて、夏の到来の近いことを思わせる陽気だったので、題名につられてみることにした。

 どこかフランスの片田舎を舞台に、湿地帯の草原で摘んだ野草や、沼で釣った魚を町で売り歩いて生計を立てる二人の男の友情の物語である。
 主役の俳優が田舎暮らしの割には都会的な整った顔立ちでやや風景に馴染んでいない印象だったが(フランスの田舎者はあのように整った顔立ちなのかもしれない)、ストーリーはまずまずの佳作だった。
 二人の男の一方は家族持ち、一方は独り者である。一方の末娘が「クリクリ」で、彼女のナレーションで話は進行し、最後に年老いた現在の「クリクリ」が登場して、二人の男たちのその後を語って終わる。
 映像がきれいで、ヨーロッパ映画には珍しく最後はハッピー・エンドで終わった。

 2025年5月27日 記

 追記 この映画(のブルーレイ盤)をくれた人が亡くなった。急逝だった。先日(5月22日)この映画を見ようと思い立ったのは虫の知らせだったのだろうか。悲しい思い出の映画になってしまった。(2025年6月3日 追記)