猫という人間

2017-11-28 15:59:33 | 日記
見てきました

映画『猫が教えてくれたこと』

東京では二館で上映されていますが

私のことですから銀座で見ました

七ひきの個性的な猫をクローズアップ

ということでポスターも一匹を大写しでしたが

それぞれに感情移入できるところまでは迫らず

イスタンブールの風景としての猫を

淡々と描いている感じでした

それで自然に瞼も重くなりかけました

そんな私の目を覚ましてくれたのは

ところどころで挿入されるトルコの歌

その一つにウスクダラが出てきました

これは元はトルコの民謡だそうで

アメリカの歌になったのは1953年

わたしらが馴染みのあるのは

1954年に江利チエミがうたったものです
        

そこではウスクダラになっていますが

映画の字幕ではユシュクダラとか書かれていました

若い人が訳したのでしょう

ウスクダラギタリケンアウドロビリアンブー

意味はわからんけど今でも歌えますよ

それから連鎖的に思い出したスイングジャズ

「イスタンブール」

これも意味はわからんけど

歌詞の中にコンスタンチノープルと出てくるので

予備校時代、チエちゃんと二人で勝手に

「イスタンブール、昔コンスタンチノープルだったイスタンブール」

と歌っていました

そしたら本当のタイトルは

Istabul (not Constantinople)というものだとわかりました

この歌もアメリカで1953年に発表されて

日本ではデュークエイセスなんかが歌っていました
        

輪唱みたいに数人が繰り返すので彼らにぴったり

名曲だから若い人にもきいてほしい

ところが今年の12月、デュークは62年目にして解散だそうです

最後にこの歌を聴く機会はないものでしょうか

12月はイスタンブール発の「オリエント急行殺人事件」が

封切られます

あ、今日は猫の話じゃなかった

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