フォッサ・マグナ

2019-03-06 20:00:08 | 日記
中学生の社会の問題を校正していたら

チバニアンという言葉がでてきた

地球は磁石のようなものだけど

その磁気の方向が逆向きだった時代があって

地層にも表れており

それが千葉の養老川のあたりでは

露出しているから観察できるのだそうだ

その77万年前の時代を世界的にチバニアンと名づけようとしているらしい

それでフォッサマグナを調べなおしたら

大きな溝という意味の言葉ではあるが

糸魚川と浜松を結ぶ線ではなく

そこから始まる帯状の面であることを今頃知った

私はブログに何度もフォッサマグナ以東の植物風土に興味ないといってきたが

もしかしたらフォッサマグナ上の植物風土に興味がないのかもしれない

フォッサマグナが切れる福島より東の植生はまだ浸るほど実感してないもんね

糸魚川にはフォッサマグナパークというところがあって

その二つの地層がみられるようになっているんだって

マグナの方は6500万年前の地層なのに

それより西は5億5千万年前の地層というから

桁が違いすぎる

植物や土や風景の雰囲気がちがうはずだわね

あたしの動物的な感覚に間違いはなかった

フォッサマグナ上の植物は味気ないと言ったら失礼になるんやろか

そこにすんでいる人に

好き嫌いはどうごまかしようもないけれど

私が知っているところでは

土地によって差別発言をした例は

映画「まぼろしの邪馬台国」の中で

宮崎康平役の竹中直人が

「関東の田舎者が」と言い放ったのが忘れられない

折しも今「翔んで埼玉」が大ヒット

埼玉差別を逆手にとって皮肉とパロディのオンパレード

そこまでいくとどんな深刻な問題も悲劇も

へらへら笑えるのが人生という気になる

通信生の大学の同級生でアドレナリンの多い若者が

教授の「ダサイタマ」発言にかーっとなってつかみかからんとしたことがあった

彼は新潟の人なんだけどね

夫婦の間では、出身地や親兄弟のことで文句を言ってはいけないという

あ、なんの話やったかいな

フォッサマグナ、いや、チバニアン、ダサイタマ

もっとお勉強しましょ