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阿蘇地区を走る産交バス(1)

2008-12-09 | バス[九州本土]

 

以前「MAKIKYUのページ」では、先月MAKIKYUが乗車した日田~杖立温泉間を走る日田バスに関して取り上げましたが、この記事では阿蘇方面に向かうバスに乗り継いだ事を記しており、どんなバスが走っているか気になる方も居ると思いますので、今日はその続編として、阿蘇地区を走る産交バスに関して取り上げたいと思います。

阿蘇地区の路線バスは、主に九州産交グループが運行しており、MAKIKYUが先月訪問した際には、杖立~小国~阿蘇駅間と、阿蘇駅~阿蘇山西間の産交バスに乗車していますが、前者をはじめとするローカル路線は、他の熊本県内ローカル路線と同様に、専ら中型車やマイクロバスが充当されています。

杖立発着の路線では、MAKIKYUが乗車した際には日野製の中型車が充当され、この車両自体は産交をはじめ、他事業者でもさほど珍しい車両ではないのですが、FFシフトを装備し、サイドブレーキもホイールパーク式になっているなど、産交で遭遇する2段ステップの中型車にしては、この点だけを見ると他の車両より上等と感じるものでした。

前面の行先表示幕も、産交に他の中型車に比べてサイズが小さいものを用いている他、2001年式と産交ではさほど古くない部類にも関わらず、車内に足を踏み入れると床は板張りとなっていたのは、車内に足を踏み入れた際には少々驚いたものでした。
(事業者によってはさほど古くない車両で、床が板張りという事もあるのですが、産交では大都市圏ではお払い箱になる様な年式の車両でも、今までMAKIKYUが何度か乗車した限りでは、床がリノリウム貼りの車両ばかりでしたので…)

その上座席もモケットではなくビニール張りと、内装は至って質素なものであるなど、随分風変わりな車両であるだけに、すれ違うバス(杖立~阿蘇間を1時間以上かけて走る便でも、産交では阿蘇地区をはじめ、各地のローカル路線で最近よく出没する日野製マイクロバス(LIESSE)が充当されている姿も目撃しています)などと比べると、この車両に遭遇できて良かったと感じたものです。

ちなみに杖立・小国から阿蘇方面へ向かう路線は、近年熊本直通の快速便が廃止されている上に、路線自体も廃止代替バスとして運行している状況ですので、決して至便とは言えず、予め時刻を調べてからでないと利用は厳しい感がありますが、杖立・小国から内牧・阿蘇方面へ向かう際に、車窓から望む阿蘇の山々の眺めも絶景で、特にバス好きの方でなくても、明るい時間であれば乗車そのものを楽しめるのでは…と感じる程でした。

そして阿蘇へ抜けた後は、阿蘇山火口へ向かうロープウェイ乗り場(阿蘇山西口)へ向かう産交バスに乗り換え、阿蘇山観光を堪能したものですが、この路線に関しても、続編として近日中に追って取り上げたいと思います。

写真は杖立~阿蘇間で乗車した日野製中型車と、阿蘇エリアの路線で見かける機会も多いマイクロバス(LIESSE)です。



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