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佐世保市営バスで活躍する富士5・6Eボディ車~中型車6Eは結構な数が…

2013-07-26 | バス[九州本土]

MAKIKYUが6月に長崎県内へ足を運んだ際には、離島の壱岐と共に本土側(壱岐からは直結する航路がなく、陸路+海路では一旦他県を経由して移動する事になります)へも足を運んでおり、その際には佐世保市内を運行する佐世保市営バスにも乗車する機会がありました。

佐世保市営バスは中型車が主体を占めていますが、大都市圏譲渡車両をはじめ、新車で導入した大型車も活躍しており、各メーカーの車両が導入されています。

年式的にも最新鋭車両から、20年以上活躍している経年車まで様々ですので、事業規模の割には車種はバリエーションに富んでおり、佐世保を拠点に周辺一帯を運行する西肥自動車同様、趣味的には結構面白い存在です。

 
MAKIKYUが佐世保に足を運んだ際には、丁度1日乗車券が市営バス全線乗り放題となる土休日だった事もあり、この乗車券を利用して幾つかの市営バス路線に乗車したものでしたが、その際には今や全国的にも数少なくなった富士5Eボディの路線車にも遭遇したものでした。

乗車した車両は大都市圏からの移籍車両で、製造年月日は「平成」ではなく「昭和」、登録番号などから推測すると佐世保に移ってからも10年は…という古参車です。

MAKIKYUが今年に入ってから富士5Eボディの路線車に乗車するのはまだ2回目、古参車が多数活躍する沖縄へ足を運んでも乗車機会がなかった程ですので、5Eボディも随分減ってきたものと感じ、この車両もあとどれだけ活躍するのかと感じたものです。

また佐世保市営バスでは5Eだけでなく、ほぼ同様のデザインの中型車(6E)も多数活躍しており、こちらは5Eのモデルチェンジ(製造中止)後もしばらく製造されただけあって、結構な数が活躍しており、大都市圏でこそ最近は見かけなくなった車両ですが、佐世保ではまだしばらくの活躍が見られそうです。


佐世保市営バスで活躍している6Eボディ車は、下回りも日産ディーゼルといすゞの双方が存在するなど、同じ様に見えても差異が存在しており、これに加えてドア配置も中4枚扉と通常の折戸という2種類が存在しています。


中4枚扉の古参中型車が活躍するのは、業界最大手の事業者が積極的に中4枚扉車を導入し、これに倣った事業者が多い九州らしい車両と言えますが、古参車にも関わらずT字窓を採用しているのも特徴的です。


西日本では車内に日よけを設置したバスも多く、佐世保市営バスもその1例ですが、各席毎に日よけを下ろせるようにするために、JR東日本で活躍する一部優等列車用車両の如く、日よけ用のレールが設けられているのも大きな特徴です。

この日よけ用レールは最近大都市圏から移籍した一部車両などでも、改造で取り付けが行われており、佐世保市営バスの特徴の一つにもなっていますが、このお陰で窓を開けた際には、車外から車両を眺めた際には少々物々しく見えるのも印象的でした。



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