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杷木バスターミナルを発着する路線バス~高速バスからマイクロバスまで様々なバスが発着

2017-07-07 | バス[九州本土]

最近福岡~大分県境一帯で局地的な豪雨となり、特に朝倉市・東峰村(福岡県)・日田市(大分県)では河川の氾濫や道路寸断、家屋や鉄道橋脚の流出など様々な被害が報じられています。

また物的損害だけに留まらず、死傷者発生なども報じられており、かなりの大災害になってしまったと感じますが、不幸にも亡くなられた方の冥福を祈ると共に、災害で被災された方々が一刻も早く豪雨発生前と同様の平穏な生活に戻れる様になる事も願いたいものです。

ちなみにMAKIKYUは朝倉市・東峰村・日田市やその周辺などに知人等はいないものの、一帯は何度か足を運んだ事があります。


その中でも現在は市町村合併で朝倉市に属する杷木(Haki)地区は、鉄道こそ通っていないものの福岡~日田間の高速バス「ひた号」をはじめ、JR二日市駅~朝倉街道駅~甘木営業所~杷木バスターミナル間を結ぶ甘木幹線の路線バスも多数発着するなど、朝倉市における交通要衝の一つとなっており、杷木バスターミナルも3年程前に1度利用したものでした。


ひた号は福岡~日田を結ぶ基幹交通にもなっており、ひた号なくしては会社運営が成り立たないと言っても過言ではない程、日田バスにとっては重要な路線となっています。
(名目上は西鉄との共同運行となっていますが、西鉄便も日田バスが運行受託しており、実態は日田バス単独運行と言っても過言ではない状況です)

このひた号は高速道路(大分自動車道)の通行止めに伴い全便運休となっていますが、JR久大本線の鉄橋が流出し当面復旧も見込めない状況では重要度が更に高くなっていると言っても過言ではなく、早期の道路状況改善と運行再開を願いたいものです。


一般路線も甘木幹線は便数も多く、専ら大型車で運行される路線でMAKIKYUも朝倉街道~杷木間で乗車した事があり、こちらも近年一部便は日田バスが運行受託していますが、甘木~杷木間の途中でも冠水などによる被害が生じており、甘木以東は運転見合わせとなっています。

MAKIKYUが甘木幹線のバスで杷木へ足を運んだ際には、その後県境を超えて日田へ向かうバスに乗り継いだものでしたが、杷木~日田間は便数の多いひた号の区間乗車が最も至便なものの、他に日田バス運行の一般路線も存在しています。


MAKIKYUが杷木~日田間を移動する際は日田バス一般路線を利用したものでしたが、その時の充当車両は西鉄から移籍した車両が塗装もそのままで「日田バス」の社名表記を施しただけの車両で、旅客数などを考慮すると輸送力過剰と言っても過言ではない状況でした。

またこの他に筑後川を跨いで対岸のうきは市を起点に、杷木バスターミナルを経て北東の山間部に位置する東峰村へ向かう路線(宝珠山~小石原)も出ています。


こちらはマイクロバスによる運行となっており、MAKIKYUが杷木へ足を運んだ際にはにしてつバスと表記した見慣れない装いの三菱ローザが活躍する姿を目撃していますが、この路線の途中には道路寸断で多数の避難者が孤立状態になっていると報道されている地区も含まれており、当然ながらこの路線もうきは~杷木間以外は運行見合わせとなっています。


またMAKIKYUの訪問時には東峰村へ向かう路線だけでなく、うきは市内の中心部を経て笹尾へ向かうマイクロバスも目撃しており、こちらは三菱ローザながらも西鉄ではお馴染みの赤白塗装の車両が用いられていましたが、現在この路線は廃止されうきは市内の一部区間で予約制デマンドタクシー等による運行に切り替えられています。

現在報じられている杷木周辺の被災状況などを考慮すると、うきは~杷木間のバス運行再開とは言え暫くは不要不急要件での訪問などは控えた方が良い気もしますが、機会があればインフラ復旧などが進み落ち着きを取り戻した後に杷木をはじめ、周辺の日田なども再訪できれば…と感じています。

「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方も杷木周辺を走る路線バス各路線だけに限らず、ここ数日の朝倉市や日田市などで発生した豪雨災害関連で言及したい事などがありましたらコメントもどうぞ。



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