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済州島城山・民泊の様子と城山日出峯

2014-11-22 | 海外その他

先日「MAKIKYUのページ」では、韓国全羅南道・長興(Jangheung)~済州島・城山(Songsan)間を結ぶJHフェリー「オレンジ1号」に関して取り上げましたが、城山は世界遺産にも指定された「城山日出峯(Songsan-Ilchulbong)」がある事でも知られています。

ただ韓国本土~済州島間を結ぶ旅客航路は、大半が済州島最大の都市・済州市にある済州港を発着しており、MAKIKYUは不要不急の旅行ではとても利用する気にはなれないのですが、航空利用者が利用する済州国際空港も、済州市内に位置しています。
(済州国際空港は韓国内だけでなく、日本や中国などと済州を直結する航空便もあり、本土の韓国人が済州島を訪問する際にも、フェリーや高速船ではなく、わざわざ済州国際空港を発着する航空機を利用する事も結構ある様です)

そのため旅客航路(船)と航空便(飛行機)のどちらを利用するとしても、韓国本土から済州へ足を運ぶ場合、大抵まず済州市に足を踏み入れる事になります。

外国人旅行者が済州を初訪問する際、最初に城山に入るという事例は余りない様ですが、MAKIKYUが済州島に初上陸した初日は、城山に宿泊しましたので、済州市初訪問は上陸翌日と言う状況でした。

城山も港と著名な観光地「城山日出峯」、街の中心部はそれぞれ車で5~10分程度の距離があり、城山港を発着する路線バス(済州行市外バス)も、運行本数は毎時1~2本と限られていますので、公共交通の便は余り芳しいとは言い難いのが現状です。

おまけに城山港を発着する市外バスは、サイズもやや小さめの車両を充当している事もあってか、フェリー到着後すぐの便は始発の時点で乗客が乗りきれない程でした。

10分程歩いた所にある「城山港入口」バス停まで移動すれば、島内の海岸線付近を1周する道路の東半分を半周し、済州~西帰浦(Seogwipo)間を運行する市外バスが、概ね20分間隔程度で走っていますので、これを利用すれば日出峯入口などへ容易に移動する事ができ、この路線もJHフェリー発着時刻に近い便は港に入れば…と感じたものでした。


城山の宿泊施設は、有名な観光地「城山日出峯」付近に多数あり、MAKIKYUが「日出峯入口」で市外バスを降りてから日出峯の方に歩いていると、こちらから探すまでもなく民泊の客引きに声をかけられる程でした。


訪韓回数2桁に達したMAKIKYUも、民泊の利用は初めてでしたが、25000Wの言い値に対して割引を求めたら20000Wで交渉が成立、部屋内にトイレ・シャワーがない事などを踏まえると、値段的にはこの程度なのでは…と感じる所です。
(ただシャワー個室はきちんと暖かいお湯も使え、部屋の広さや綺麗さなども考慮すると、旅人宿などよりはずっと快適で、設備的にはMAKIKYUが韓国旅行で良く使う旅館やモーテルと大差なしと言った所でした)


宿泊場所を確保して重い荷物を部屋に置いた後は、有名な城山日出峯へ足を運び、19時過ぎながらもまだ明るい事もあり、2000Wの入場料を払って登ったものでした。


入口の電光案内では韓国語だけでなく、「Welcome」「ようこそ」「歓迎光臨」などの表示も出ている辺りは、世界遺産に認定される程の観光地ならではと感じます。


入口付近にも「城山日出峯」の石碑と共に、世界遺産認定のプレートなども見受けられ、バックに日出峯も映る事から、記念撮影ポイントにもなっていますが、昼間に比べれば観光客の数は少ないとは言えども、結構な数の入場者が見受けられたものでした。
(翌日午前中に入口付近を通った際には、中国人団体などが多数押し寄せてかなりの混雑ぶりでした)


日出峯の登頂は頂上まで30分程、高さは190m程度ながらも、頂上に近付くほど道程は険しくなり、日頃余り運動していないMAKIKYUとしては「意外とハード」に感じたものでした。


ただ登頂途中や下山中に眺める城山の街並みをはじめ、頂上から眺める日出峯の景観なども絶景ですが、できれば暑い夏の昼間と悪天候時はなるべく控えた方が…とも感じたものでした。

 
ちなみに手持ちのカメラでは、日出峯頂上から全景を綺麗に撮影する事は…という状況でしたが、入場券は空中から眺めた城山日出峯の全景写真入りとなっており、この画像を見ると城山日出峯の独特な雰囲気を実感できるかと思います。


空を飛ぶのがダメなMAKIKYUとしては、さすがにヘリコプターや気球などで空中を漂ってまで、この写真の景観を眺めたいとは思いませんが、日出峯はすぐ近くだけでなく、少し離れた所から眺める姿(写真は市外バス車中より撮影)も結構な存在感があると感じたものでした。

済州島訪問の計画当初は、城山日出峯は行くかどうか迷っていた状況でしたが、城山で実際に姿を見ると惹き付けられる雰囲気があり、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方も城山まで足を運ぶ機会がありましたら、是非一度は…とも感じたものでした。



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