頼山陽像
上の写真は、「日本外史」などで知られる頼山陽をかたどった「頼山陽銅像」。なんだか頭と体のバランスが悪い気がするのは、昔の日本人だからだろうか。1980年に生誕200年を記念してここに建てられたものだ。全国で初の銅像だという。
山陽が竹原をルーツとしているのは、父の春水をはじめ、叔父の春風・杏坪が竹原出身だからで、山陽自身は大阪で生まれ、広島市の袋町あたりで育っている。だから現在でも袋町には「頼山陽史跡資料館」がある。しかし、山陽が竹原出身といってもいいのかどうかはちょっと微妙なところだと思う。まあ、政治家が、東京生まれの東京育ちのくせに、親の地盤を受け継いで地方から選挙に出たりしているのと同じようなものか。
Fin.
○関連過去記事
・竹原11:住吉神社(見学会バス旅行13)