青山のサロンのスタッフ白石さんと、映画をみて来ました。
「闇の子供たち」
モリノス氏に「絶対みなきゃダメ」的に勧められたので、
久しぶりの映画鑑賞としては、かなり重そうだなぁと思いつつも、
もうすぐ上映終了というので新宿まで行って来ました。
これまた超久々の歌舞伎町。
台風が近づいていることも手伝ってか館内はすいてました。
タイにおける人身売買・臓器売買・幼児売春という「闇」…。
商品として虫けらのように扱われる子どもたち…。
目をそむけたくなる現実を、つぎつぎと突き付けられました。
小説のほうは読んでいなかったので、
エンディングで「そういうことだったの」と話がつながって
哀れな姉妹への気持ちがついに押さえきれませんでした。
あとから二人であれこれ話したのですが、
結論がでるはずもなく…。
もし、自分の子供が臓器移植をしなければ余命いくばくもなく、
臓器移植のブローカーに依頼したあと、
子供に移植される臓器が、他国の生ている子供のものだと知ったら、
その子が騙されて病院に連れて行かれ、殺されると知ったら、
どうするだろう。
今は「諦めて取りやめる」と言えるけれども、
本当に自分の身にふりかかったら…。
親が自分の子供を失いたくないと思う気持ちは
善悪ではかることはむずかしいものです。
自分が悪者になってでも…と思うのかもしれません。
そして、闇の現実を追及しようとする側の正義感についても
さまざまなことを考えさせられます。
ひとりを救っただけでは何も変わらない現実。
無力感がドーンと重くのしかかり、
そこへサザンのエンディング曲が流れると、
その切ない歌詞とメロディーが琴線に触れて
涙をさそいました。
「闇の子供たち」
モリノス氏に「絶対みなきゃダメ」的に勧められたので、
久しぶりの映画鑑賞としては、かなり重そうだなぁと思いつつも、
もうすぐ上映終了というので新宿まで行って来ました。
これまた超久々の歌舞伎町。
台風が近づいていることも手伝ってか館内はすいてました。
タイにおける人身売買・臓器売買・幼児売春という「闇」…。
商品として虫けらのように扱われる子どもたち…。
目をそむけたくなる現実を、つぎつぎと突き付けられました。
小説のほうは読んでいなかったので、
エンディングで「そういうことだったの」と話がつながって
哀れな姉妹への気持ちがついに押さえきれませんでした。
あとから二人であれこれ話したのですが、
結論がでるはずもなく…。
もし、自分の子供が臓器移植をしなければ余命いくばくもなく、
臓器移植のブローカーに依頼したあと、
子供に移植される臓器が、他国の生ている子供のものだと知ったら、
その子が騙されて病院に連れて行かれ、殺されると知ったら、
どうするだろう。
今は「諦めて取りやめる」と言えるけれども、
本当に自分の身にふりかかったら…。
親が自分の子供を失いたくないと思う気持ちは
善悪ではかることはむずかしいものです。
自分が悪者になってでも…と思うのかもしれません。
そして、闇の現実を追及しようとする側の正義感についても
さまざまなことを考えさせられます。
ひとりを救っただけでは何も変わらない現実。
無力感がドーンと重くのしかかり、
そこへサザンのエンディング曲が流れると、
その切ない歌詞とメロディーが琴線に触れて
涙をさそいました。