Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
Trackback に関しては※注意をお読みください。

秋めいて…

2005-10-21 18:12:17 | 紅茶 <南アジア>
まだ風邪で調子悪いです…
とくに喉がが痛いので紅茶もよく飲んでいます。



AMBOOTIA 《 S/F, 2005 》 ( MARIAGE FRÈRES )

近年、注目が高まっている organic tea estate 産のもので、S/F 特有の程好い渋味を感じさせつつも全体的な当たりは優しいです。喉の痛みを緩和しつつ、余韻として blue berry や cassis のような甘味がやわらかに広がります。

岩茶と共に…

2005-10-20 18:32:52 | 青茶 <中國>
風邪をひいてからここ数日、毎日のように岩茶を淹れています。
手頃な水仙から大紅袍まで種類も様々です (^^;。



正岩茶 鉄羅漢 《2004年 春茶》 (楽人居)

昨春のもので慧苑岩でつくられたものです。

製茶から1年半くらい経過していますが、茶葉自体から程好い焙煎香が感じられ、まだまだ “現役” のようです。華やかな香りの中に milky な香りと程好い焙煎香が混じり合っており深遠な趣です。黒胡椒のようなコクを感じ後、黒糖や人参を想わせる甘味が広がります。

煎を重ねるほどに微妙な表情の変化があり、何煎もじっくりと楽しめる魅力的なお茶です

The Big Dipper

2005-10-19 00:12:41 | 青茶 <中國>
風邪気味で少し体調が優れない (とりわけノド) ので、元気を出すべく、武夷岩茶を淹れてみました。



北斗一号 《2005年 春茶》 (バンブー茶館)

茶葉は火入れが軽めなのか黄色みがかったものが含まれています。しかし、発酵がしっかりとしているようで青臭い感じは全くしません。丸投げで申し訳ないですが、この辺のお話はのーとみさんの Blogコチラの記事の “ 06. 肉桂王美女香 ” の欄に書かれている内容が詳しいです。

芳ばしさと爽やかさが巧く融和しており、余韻として洋ナシの compote を想わせるまろやかな甘味が広がります

バンブー茶館 さんの岩茶は今回初めて飲みましたが、単叢や安渓に負けず劣らず秀逸でした。




因に、このお茶は茶プーさんの Blog でも紹介されています

Misty rain

2005-10-18 00:00:24 | 青茶 <中國>
陰鬱な秋雨は蕭蕭と降り注ぎ、全て洗い流してしまうかのようです。
そんな折、芳ばしいお茶が飲みたくなり、夏場の間しばらく淹れていなかったお茶を淹れてみました。



白芽奇蘭 《2005年 春茶》 (海風號)

茶袋を開けた瞬間から cinnamon 系の甘い香りがし、イイカンジです。宛ら焼きたての apple pie のよう。湯を差すとこれに herb 系の爽やかな香りが加わります。黒蜜を想わせるまったりとした甘味を感じさせつつも微かに清涼感の nuance があり、武夷岩茶ほど重たくならず身体に浸透していきます。



上がらない雨は厭ですが、週末辺り、久しぶりに海風號さんを訪れてみようかと思っていたりします。狙い目は恵さんも Blog で取上げていらっしゃる、少し resonable になった “ 特安 ” でしょうか? 

桃花

2005-10-17 00:00:52 | 青茶 <中國>
遊香園さんから Sample でいただいたお茶を淹れてみました。



芝蘭香単叢 《2005年 春茶》 (遊香園)

烏東山のもので、おそらく茶樹の樹齢も高いように感じます。

透明感がありながら白桃を想わせる甘い香りは深く、蟲惑的な印象です。Top で pepper のようなコクを微かに感じ、それが徐々に清らかな甘味の余韻へと変わっていきます。煎もよく利くので10煎以上じっくりと楽しむことができました。

蜜蘭香や桂花香系の単叢を優先的に買ってしまうことが多いので、上質な芝蘭香は久しぶりに飲んだ気がします。




因に、桃と言えば、夏場にコチラでいただいた白桃が思い出されます (^^;。

新米の季節

2005-10-16 16:25:56 | ふつう日記
ブランド米がどうのこうのと言うのはよく目にしますが、私の場合、お米は研ぎ方・炊き方による処が大きいと思っているクチなので、或る程度の水準に達していれば然程こだわりがなかったりします。



そうは言いつつも、やはり新米は嬉しかったりする訳で、つい最近届いたものを今日のお昼に早速炊いてみました (^^;。

親のツテで秋田の農家から長年送ってもらっているあきたこまちで、しかも私が物心ついたときからここのお米だったりするので今更変える気にあまりならないと言うのが正直な処かもしれません。定評のある仙北産ではありませんが、それなりの quality だと思っています。




新米なので基本通り水はやや少なめにして炊きました。素朴で昼食と言うより朝食みたいな menu ですが、ネギとワカメと豆腐の味噌汁と、頂き物の小田原籠清の蒲鉾で新米を堪能いたしました。

今年も農家さんに感謝です!

台灣九十四年春茶 ~拾参~

2005-10-15 15:27:38 | 青茶 <台灣>


清境鉄観音 ( Formosa Tea Connection )

台茶五號を用い、清境農場の極限られた区画でつくられたもので、福壽山鉄観音同様、非常に貴重で珍しいお茶です。

焙煎の芳ばしさがありながら清らかさもしっかりと感じさせる絶妙の火入れ (高山的三分火) が成されています。安溪鐵觀音のようなほんのり甘くとろんとした口当たりですが、鐵觀音種特有の強烈さはなく、高山茶らしい透明感のある余韻が広がります




生憎、昨日、今日は少し気温高めですが、秋めいてくると火の入ったお茶がとりわけ美味しく感じられるように思います。

Harvest Festival

2005-10-14 22:41:58 | ふつう日記


Dessert の秋ですかねぇ~? Qu'il fait bon 代官山へ赴き、秋の menu の tarte を (^^。


写真左から

・Tarte au pomme ~リンゴのタルト~

Classical な apple pie みたいな tarte です。ただ甘いだけではなく、ちゃんとリンゴの酸味も感じられるのが point 高いです。紅玉のリンゴらしい甘酸っぱさの魅力は加熱したときにこそ発揮されるように思います。生地や cream に混ぜ込まれている almond や nuts 類との harmony も○です♪


・Tarte Adorable Marron ~栗とメイプルのタルト~

不思議な組合せの tarte です。アクセントとして加えられているコリアンダー風味のカシスと木苺のジャムが妖艶さを演出しています。


お茶は



HOOGLAJULI C-167 《 S/F, 2005 》 ( TEEJ ) を milk tea にして合わせてみました。

The shining sun in the orange

2005-10-13 17:43:58 | 青茶 <中國>
すばらしいお茶に出会えました。



金絲蜜蘭香単叢 《2005年 春茶》 (バンブー茶館)

茶葉からして赤茶色系の色合の蜜蘭香だったので淹れる前から期待していたのですが、悉く私好みな味わいの単叢でした (^^。今のところ今年一番の hit です

飲み始めは微かに赤ワインを想わせる少し酸味がかった渋味を感じ、それが徐々に豊かな甘味へと変わっていきます。余韻として muscat を彷彿とさせる爽やかな甘味が口中に広がっていきます。



オレンジの水色も美しいです






思い起こせば私が中國茶に嵌ったきっかけも鳳凰単叢蜜蘭香。しかも、オレンジの太陽みたいに輝くものだったように思えます。


そんなこんなで怠惰な日々を書き綴ってきた当 Blog も今日 (10/13)で1周年。月並みですが、これからもよろしくお願いいたします m(_ _)m。

茶ニ狂フ秋

2005-10-12 02:11:21 | お茶屋さん
待ちに待ったお茶が届きました



バンブー茶館さんのもので

かめきちさんの今の時期オススメのお茶から

 ・金絲蜜蘭香単叢
 ・北斗一号
 ・武夷105号


個人的に秋冬に外せない (笑) 中國紅茶から

 ・高档滇紅


おまけに

 ・Sample 烏東八仙単叢
 ・Compact な蓋碗





おまけでいただいた白色の蓋碗は容量が 70cc ほどで、ほんの少量飲みたいときや tasting をするときに長方しそうです。茶器は基本的に少ないので感謝感謝です♪


さて何から開けましょう? (^^A




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昨夜は御見苦しい処をお見せしました m(_ _)m。1日経って今は大分落ち着いております。

どうも芥川龍之介の『羅生門』に出てくる下人よろしく、不誠実に対して激昂してしまうようなことが稀にありまして…。