Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
Trackback に関しては※注意をお読みください。

O・Ka・I・Mo・No

2005-08-31 03:36:46 | ふつう日記


以前、Sample をいただいてかなり良かったので注文していたものが Formosa Tea Connection さんから届きました

・福壽山野生茶
・華崗烏龍茶

小規模ですが、清香系と焙煎茶から1種ずつ。Sample で個性は確認済みですが、月日と共にじっくりと楽しみたいと思います。



最近買ったものと言えばもう1つ。



眞鍋かをりは決してキライではないのですが、一方でファンと言える程好きでもなかったりするので、本屋さんで平積みを見てつい買ってしまったのは、完全に Bloger としての興味対象でしょうか。

Blog を知ってれば誰しも見たことあるような、名実共に top を走っている Blog の Book Version です。Blog の書き方 manual 的なものはさておき、各記事に新たに付け加えられた【追記】がなかなか侮れません。理由は少し立ち読みでもしていただければ分かるかと (^^。

私見ですが、眞鍋かをりの Blog の魅力って、女性特有の視野とそこそこ高い文章力・表現力が巧く機能している処にあるのではないかと思います。

言うなれば、現代版 枕草子

『枕草子』って、大体、「春はあけぼの…」の暗記からやらされるような 木を見て森を見ず な教え方をされるので、何だか高尚文学のように思えてきますが、実際は、「宮中で起こったことをそのままおもしろおかしく書き綴ってみました」くらいのノリです。

くだんない教科書なんかに載ってない部分を読むと、「目下の女性がまともに敬語を使い分けられないのはムカつく…。」とか、「地方からきた手紙にお土産が付いていないのはサブい…。」とか言ったようなことが書いてあったりします。

そんな感じで、自然体・等身大の彼女を垣間見れるのが魅力なのではないかと。

Second Flush 2005 ~ vol.8 ~

2005-08-30 01:33:02 | 紅茶 <南アジア>
今日は、ARYA 農園の特別ロットを淹れてみました。

ARYA 農園には通常の紅茶以外に半発酵茶 (香檳烏龍系) の “ Ruby ” と緑茶の “ Emerald ” というものがあります。もし白茶が出来たら “ Diamond ” で、“ FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL ” ?という感じがします (※ゲームわかんない方は軽く流してください…。) 。



ARYA Ruby EX-10 ( SELECT SHOP )

茶葉の形状は size が大きく、香檳烏龍のようで、CASTLETON Tippy Clonal Moonlight DJ-207MARGARET'S HOPE White Delight DJ-329 と同系統と言えましょう。

Organic 系の S/F と共通する flowery な香りをしています。滑らかな口当たりで、僅かに焙煎のコクを感じた後、リンゴジャムを想わせる甘味が軽やかに広がります。

ARYA 農園のお茶は、幸か不幸か F/F も S/F も初めから狂気じみたロットに出会ってしまったために Monster T. E. という印象がいまだ私の中で強くあります。それ故、私の基準も殊更厳しい訳で、このお茶も他と比べれば決して悪くないのですが、些か期待し過ぎた感は拭えません…。次元の彼方へと誘 (いざな) ってくれるような ARYA 農園のお茶に今一度めぐり逢ってみたいものです。



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印象深いと言えば、最初に少し触れた “ FINAL FANTASY VII ” のフルポリゴンの戦闘画面や CG Movie を初めて見たときは度肝を抜かれたものです。個人的には story は system ほど評価してないのですが、FF series の中でも依然として人気が高く、9/14 に “ FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN ” という DVD 映像作品の発売が予定されていたりします。某大学院の試験日なのですが、確実に買ってしまいそうです (^^A。

Hartes Wasser und Tee

2005-08-29 21:37:42 | お茶会・講習会
コチラに続くエントリーです。

まず後半に飲んだ list ( Mr.Pu'er さん多謝、m(_ _)m) を上げておくと、



【 Mr. Pu'er さんご持参の普洱茶】

(1) 早期紅印 《1940年頃 初期》 ※↑↓写真
(2) 同昌黄文興 《1930年頃》
(3) 孫義順六安 《1930~1940年頃》


茶壺天堂さんの青茶】

(4) 正巖大紅袍 《2004年 春茶》



(1) は冷ややかなキレがあり、香味艶やかで美味しかったのですが、(2) は淹れたときに「?」と言った印象でした。味わいが solid とでも言うのか、何処か手の内が見えないように感じました。そこで水を変えてみようということになり、お店の水道水 (浄水器を通したもの) から M さんのご実家 (関西方面) のお水に。汲み置きしておくと自然に沈殿してくるくらい Ca 濃度が高めの硬水です。

硬水に換えてみると差は歴然でした。味わいの幅が広がり、本質的に良いお茶だったことがよく分かりました。もちっとした口当たりで、水道水では感じられなかった微かな酸味や滋味などの要素も感じられ、余韻の甘味も顕著に増しました。

それじゃあ、他のお茶でも試してみよう♪ということで、 (3) を。Mr. Pu'er さんも、「こんな mint 臭を感じる六安は初めてだ!」と仰るくらい、位相の異なる個性が感じ取れました。六安特有のクセを緩和しつつも、おもしろみのない味わいにするのではなく、より高度な次元へと昇華しているかのようでした。

その後で、前回、この硬水で入れたら美味しかったという (4) も出てきました。普通の水道水で淹れると strong 過ぎるらしいのですが、この硬水で淹れたものは滋味深く岩韻程好く、キツさを感じない良い塩梅でした。

2ℓ強はあった M さんの硬水があれよあれよと言う内になくなってしまい、会はお開きとなりました。






紅茶の9割以上は軟水が向いているのを実感していたので、今まで然程意欲的に水は探していませんでしたが、今回を受けて、青茶や黒茶に関しては少し探求してみるのもおもしろいかなと思いました。以前に、Leafull さんのお茶会で、代表の山田さんが「お茶を淹れるに際して、材料は “ 茶葉 ” と “ 水 ” しかないですよね。」と仰ってたのが思い出されます。

めちゃく茶会@茶壺天堂

2005-08-28 23:54:48 | お茶会・講習会
今日は祖師ヶ谷大蔵の茶壺天堂さんまで赴き、Mr. Pu'er さん主催のお茶会に参加してきました。写真はありませんが、ライムのスクエアケーキとコチラの本を参考につくった上海風クレープをお茶受けとして持っていきました。

お店に着くと、常連の方が上海土産に買ってきたという普洱茶の査定を兼ねた試飲会のようなことに。なかなか美味しい普洱を探すのは難しいもののようで…。

そうこうしている内に何処からともなく人数が集まってきて、気付けば10人規模のお茶会に。当初のテーマは台灣茶だったのですが、その範疇にとどまらずこれでもかというくらいに良いお茶が出てきました。

最初は

CASTLETON Tippy Clonal Moonlight DJ-207 《S/F, 2005》 ( Leafull ) ※私の持参

価格が価格ですが、すっきりとした喉通りが心地好く、当たりが優しいので口火を切るにあたって良い塩梅でした。


続いて今年の東方美人2種。



東方美人0 (今古茶籍)  ※ Mr. Pu'er さんのご持参




頭等奨比賽東方美人 ※ E さんのご持参




水色からして両者の違いははっきりしていました。今古茶籍さんのもの (↑の写真奥) は赤系の色彩が強く、頭等奨のもの (↑の写真手前) は淡目で黄色系の色彩が強いような感じでした。両者とも滅多にお目にかかれない高品質なお茶であることは確かなのですが、前者が香味を straight に表現するのに対し、後者は複雑な趣ながら余韻は非常に clear で、両者の明瞭な性格の違いが一興でした。




三宝園幻の茶王 (三宝園)  ※ Mr. Pu'er さんのご持参

工藝茶のように粒子の大きい阿里山烏龍茶です。茶葉が開ききるまでに結構かかりました。悪くはないのですが、見た目以上の impact はなかったような気がいたします。




頭等奨比賽文山包種 (三宝園) ※ Mr. Pu'er さんのご持参

こんなに美味しい文山包種茶、初めて飲みました。最上質な煎茶に通じる透明感があり、韻の深さが何とも言えませんでした。品良く軽やかに口中に広がる甘味が実に心地好かったです。




ミャンマー産の緑茶? (蘭亭) ※ E さんのご持参

少し柑橘系の爽やかさがあり、製茶後間もない普洱生茶と雲南緑茶の中間のような風合をしています。香味は結構 strong です。


この後で普洱や岩茶も飲んだのですが、少し論点が異なるのでまたで書くことにいたします m(_ _)m。


稀少茶をよく飲んだお茶会でした。そして、最初から最後までお茶を淹れてくださった桃猫さんに心から感謝です。

台灣九十四年夏茶 ~壱~

2005-08-27 23:37:55 | 青茶 <台灣>
今日は、ひらたさんこちらコチラで紹介されているお茶を淹れてみました。



香檳烏龍茶 (蘭亭)

青心大マオ種ではなく、台茶17號 (通称、白鷺?) でつくられたものです。茶葉は産毛だった白毫を多く含み、比較的肉厚でごろっとしています。微かに薄荷のような清涼感のある、バラを想わせる高貴な香りをしています。爽やかさを内包し、品の良い甘味が広がります。普段使いと言い切れるほど安価なお茶ではありませんが、新品種でつくられているためか、品質に対して価格はかなり良心的なように思えます。伝統品種のものだったら倍くらい行ってもおかしくないような香味の上品さが感じられます

Schokoladen und Tee

2005-08-26 23:57:21 | 紅茶 <その他一般>


今日は、CASTLETON Muscatel DJ-93 《 S/F, 2004 》 ( Leafull ) に、昨日買ってきたものの中から PIERRE MARCOLINI さんの Praline 2種、 Pierre Marcolini と Madagascar を合わせてみました。ショコラとの組合せはどちらかと言えば珈琲の方が一般的ですが、紅茶でも Darjeeling S/F など渋味にキレがあって、芳醇な香りのものとも相性がいいです。ショコラの甘味を紅茶の渋味の口直しにするのも良いですし、余韻の和音を楽しむのも一興です。



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因に、今日、通販で注文していた紅茶が届いて、2日連続でお茶が増えました (^^A。う~ん、学習能力ないですねぇ、私は。



初めて買うところですが、どんな塩梅なのやら

Rain Prayin' Train

2005-08-25 19:18:13 | ふつう日記


今日は某大学院の筆記試験の発表があったため、この雨の中、その最寄り駅の☆□△まで。何とか通ってましたが、次は面接試験なのでどうなることやら… (^^A。

そのまま帰るのも何だかシャクだったので、色々とハシゴしてきてしまいました

まずは神保町に赴き、Tea House TAKANO さんへ。JUNGPANA を注文して、果実系の甘い香りがなかなか良かったので、即購入。

銀座に移動し、Mariage frères さんへ。ちょっと気になっていた AMBOOTIA SUMMER FLUSH 2005 を購入。その足で、通り1本向こうの PIERRE MARCOLINI さんへ向かい、ショコラも購入。

帰り道、学芸大学で途中下車。初めて訪れる蘭亭さんへ。感じのいい店主さんにお茶を試飲させてもらいながら、暫しお話。ひらたさんのオススメの香檳烏龍茶を購入。

性懲りもなく (笑)、自由が丘で途中下車。hanacha3 さんに「ズル~い」とか言われてしまいそうですが (^^;、自由が丘ロール屋 さんで↓を購入。



16:00過ぎくらいに行ったのですが、天候のため客足まばらなのか、珍しくショーケースが埋まっていて、↑の自由が丘ロールもすんなり買えました♪ 辻口さん系列のお店でショーケースがちゃんと埋まってるのを見たのはホント初めてかもしれません



帰宅してから、自由が丘ロールに CASTLETON Muscatel DJ-144 《 S/F, 2005 》 ( Leafull ) を合わせてお茶の時間にしました



スポンジのふんわりとした触感と2層のクリームの滑らかさが何とも言えませんでした

Zwei (台灣九十四年春茶 Sample 5)

2005-08-24 16:00:35 | 青茶 <台灣>
今日は同系統のお茶を二年分淹れてみました。



福壽山野生茶 《台灣九十三年》 ( Formosa Tea Connection )

昨年のものですが、未だ衰えを感じさせません。茶葉の見た目こそ美しくはありませんが、カラメル&ハニーな甘味と余韻の高山茶らしい透明感が心地好く、非常に私好みなお茶です





福壽山野生茶 《台灣九十四年》 ( Formosa Tea Connection )

今年 version で、Formosa Tea Connection さんから sample としていただいたものです。製茶後間もないので火香がやや強いですが、透明感は昨年のものより up しているように感じられます。今年のものも購入決定ですね (^^A。

Mixture

2005-08-23 15:45:14 | お茶日記
今日は二十四節気が1つ「処暑」です。日中はまだまだ暑いですが、夕涼が心地好くなってきたような気がします。

そんなこんなで (!?)、茶プーさんの Blog を hint にミックス冷茶をつくってみました。



昨日淹れたお茶2種の出涸らしに MARGARET'S HOPE Muscatel DJ-295 《 S/F, 2004 》 ( Leafull ) を少し加えてじっくりと水出し冷茶にしてみました。とろんとした口当たりで、fruity で honey な甘味が心地好いです



次に

   = ?

↑のような発送で、THURBO Clonal Tippy DJ-547 《 A/N, 2004 》 ( Leafull ) に白毫銀針 《2005年 春茶》 (華泰茶荘) を加え、オンザロックの冷茶にしてみました。



表面的な味わいは A/N に制圧されていますが、口当たりの滑らかさが plus されています。

青心大マオ種

2005-08-22 20:54:00 | 青茶 <台灣>
ひらたさんの All About の記事に感化されてしまい、いま家にあるその系列のお茶を2種淹れてみました (^^A。



特等東方美人 《台灣九十三年》 (海風號 ※完売)

茶袋の底に残った最後の1回分なので、クラッシュして Darjeeling S/F みたいになっていますが、悉く美味しいお茶です。妖艶な甘い香りが匂い立ち、口当たりは蜂蜜のように滑らかで、甘味にはショコラを想わせるような要素があります。30煎くらい出るので取り憑かれたように飲んでいられるお茶です。もし human beings の美人さんだったら確実に魔性の類のような感じがいたします (^^;。





雪中紅烏龍茶 《台灣九十四年 春茶》 ( Formosa Tea Connection )

青心大マオ種からつくられた発酵度の高いお茶で、半球状の香檳烏龍 (東方美人) と言ったような趣です。1、2煎目は Darjeeling S/F に mineral 系の nuance を加えたようなコクの深みを感じ、煎が進むと徐々に甘味が増していきます。以前飲んだときは然程顕著に感じませんでしたが、3煎目を過ぎたくらいから余韻として漂う甘味はよく熟した muscat のように感じられました。秋から冬にかけて更に美味しくなりそうです