Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
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Second Flush 2007 ~ vol.9 ~

2007-09-30 00:25:30 | 紅茶 <南アジア>


HAPPY VALLEY DARJEELING D'ÈTÈ 2007 ( MARIAGE FRÈRES )

Guidebook にのっていたりもする、観光地として開かれた農園です。しかしながら、今年は此の農園のお茶がなかなかの出来だったんだとか。

日本にはない、此の package sence は素晴らしいと言うのはさて置き、S/F にしては渋味穏やかで、light touch な印象を受けます。2006年の AMBOOTIA と同様、balance 重視のように感じられます。ほのかに creamy なコクと、落ち着いた甘味が実に心地好いです

十四代 播州山田錦 ~ H18BY ~

2007-09-27 00:05:31 | お酒


大吟醸 十四代 生詰 [720ml] (高木酒造株式会社)

【アルコール度】 16度
【使用米】 播州山田錦  
【精米歩合】 35%
【製造年月】 平成19年5月

今年から定価が 1,000yen ちょっと up した困った子です。黒龍のしずく、火いら寿、八十八号、磯自慢の blue bottle よりも高いとなると些かビミョーな位置づけではありますが、美味しいお酒であることに変わりはありません

上位 class の双虹なんかも確かに美味しいのですが、十四代の中では、本丸の次にこの大吟白箱が好きだったりします♪

冷蔵庫で夏越えしてから飲んでいるので、前回飲んだときに比べ、旨味の深まりを感じます。洋ナシを想わせる、爽やかな甘味を感じた後、微かに米・米麹の旨味が漂い、解けていくかのように心地好く浸透していきます

中秋節

2007-09-26 00:02:56 | ふつう日記
 


中秋の名月を眺めつつ、月餅でお茶を♪



お茶は raspberry を想わせる甘酸っぱい香味が心地好い、城門単叢 《2006年 春茶》 (バンブー茶館) にしてみました



日中心地好い陽気だったので、わざわざ横中華街まで行って、卵の黄身の塩漬けが入ってるヤツを買ってきました (^^A。しかしながら、ちゃんと中央に黄身がないんですよね。流石の大陸、大雑把ですわ…。和菓子にしてもパンにしても、偏ってないのが当たり前と思ってしまうのは日本人気質でせふか

左側が華正楼さん、右側がさんのものです。前者の方が餡の塩気が強く、後者の方が甘味が強いと言う、意外にも顕著な違いが違いがありました。しかしながら、月餅の餡にはラードが練りこんであったりするんで、食べてるとやたら喉が渇くような…。お茶なしではキツイです


えっ? どーせ、前後に月見酒でもやってたんだろうと???











ジョセフ・ジョースター!
きさま!
見ているなッ!


YES! YES! YES! YES! YES! YES! YES!



こんなのを空けてしまいました

To be continued ...


Gold Moon ~ H18BY ~

2007-09-25 00:28:24 | お酒


大吟醸 月の輪 金賞受賞酒 [720ml] (月の輪酒造店)

【日本酒度】 +3~+5
【アルコール度】 16度
【使用米】 山田錦  
【精米歩合】 40%
【製造年月】 平成19年7月

昨年に引続き、見事、金賞受賞となったお酒です

上品な印象を受ける、melon 系のなめらかな甘味が何とも言えず心地よいです。金賞受賞酒の中でも比較的安価で、至極 performance の良いお酒だと思います

因に、今日 (9/25) は中秋節 (旧暦8/15) です♪

鍋島米

2007-09-24 00:02:45 | お酒


鍋島 鍋島米 [720ml] (富久千代酒造有限会社)

【アルコール度】 16度以上17度未満
【使用米】 鍋島米
【精米歩合】 55%
【製造年月】 平成19年9月

「 亀の尾 」 と同様、一度消えかかった幻の酒米、「 鍋島米 」 を復活させて醸した純米吟醸だそうです。H18BY の天候不順もあり、4合瓶で700本しか詰められていないのだとか。

55%精米の純吟にしては “ いいお値段 ” ですが、費用を考えればまぁ仕方がないのかなぁと。自信の表れか、箱も大きめです

特に書いてないので、おそらく、2度火入だと思うのですが、生酒を想わせる活き活きとした酸を感じます。程好い旨味を感じさせつつも、全体としては清冽とした個性をしています

此れは此れでイイ出来なのですが、65%精米の純米酒とかだったら、もっと顕著に酒米の特徴が出るような気も致します

まぁ、蔵元さんも試行錯誤の段階だと思われるので、難しい処ではありますが…。まずは鍋島米の石数の拡大が急務ですかねぇ~

鍋島 参拾陸萬石

2007-09-23 00:15:54 | お酒


純米ひやおろし 鍋島 [720ml] (富久千代酒造有限会社)

【日本酒度】 +9
【アルコール度】 15度以上16度未満
【使用米】 山田錦
【精米歩合】 65%
【使用酵母】 熊本酵母
【製造年月】 平成19年9月

初めていただく佐賀のお酒です♪ 名前を初めて聞いた時から気になっていたお酒でもあります

実は、私にとって 「 鍋島 」 と言うのは少なからずの縁があったりします。母方の祖母が鍋島藩の家臣の家の出で、詳らかには存知ませんが、そう言った関係で曾祖母の墓石が麻布十番の興国山 賢崇寺にあったりする訳です。

鉄砲隊 生熟成とも共通する、此の深いコクと甘味の balance、秋を感じさせてくれる 「 ひやおろし 」 らしい個性です。食中酒として実に優れた個性で、程好く脂ののった焼き魚でやりたくなるような。Mocha 系のコクと cremy な滑らかさ、美味しき哉、美味しき哉

秋霜烈日と向日葵

2007-09-22 01:29:57 | ふつう日記


映画版 HERO を観に行ってきました♪ Ladies' Day だったと言うのもありますが、公開から約2週間後の平日の割には相当人が入っていたので、相変わらずの人気の高さを窺わせるものがありました (^^A。

攻殻のせいで、展開を予想しながら見る悪い癖がついているので、伏線がものの見事に読めてしまった (韓国語もスペイン語も全く分かりませんが、イ・ビョンホンさんが CM で言っているセリフと、試写会で木村 拓哉さんが声高らかに言ったセリフとが link していることに早々に気付いてしまったことを含め) のは些か興醒めでしたが、ドラマ版の HERO の延長線上を存分に堪能出来ました

但し、好きな俳優さんが4人も出てたので、評価は+10点くらいされていますが。4人ともに言えることは、脇役でありながらも、登場すると雰囲気を変えてしまうことでしょうか?


・中井 貴一さん / 滝田 明彦

しっかし、この方の演技力の凄さは何なのでしょうね? 収監所の扉を開けた瞬間、滝田が今置かれている状況、内なる心情までもを全て物語っているような…。其れは直前の泉谷 (綾瀬 はるか) と久利生との説明的なやり取りを余計と感じさせる程です


・松本 幸四郎さん / 蒲生 一臣

『 王様のレストラン 』 の千石さんの image が強いのか、異質な存在感で場の空気が張り詰めるような印象があります。法廷シーンでは其れが巧く働いていていたように思います


・古田 新太さん / 放火魔

登場して何かセリフを言うと、映画を見ている側からドッと笑いが聞こえてきました。一見単純そうで、此れって非常に難しい演技のような気がします。雰囲気に加え、間の取り方の巧妙さの成せる技だと思うのですが、ホント、3枚目を演じさせたらこの方の右に出る人はいないなぁと


・香川 照之さん / 黛 雄作

ぴっちり目のスーツが合ってない (と言ったら失礼かもしれませんが…) のと、ハイエナのようなガツガツした歩き方が、根っからのエリートではなく、叩き上がりの検事であることを暗示させ、久利生とのやり取りに深みを与えていたと思います


所詮、ドラマの中での理想的なお話で、検察官も弁護士も非常に多くの案件を抱え、此処まで深く刑事裁判に携われないのが現状ですが、此の映画で描かれているくらいに親身になってくれたら、遺族を含めた被害者にとっても、被告人にとっても実に本望なことでせふ。

検察官 = 責める人、弁護士 = 護る人

ではなく、

検察官 = 被害者の味方、弁護士 = 被告人の味方

と言う構図の中で、客観的事実から精緻に議論をして、真実を導き出して行くのが本来あるべき姿なんですよね

魚+参

2007-09-21 00:28:31 | お料理・お菓子作り


お酒を飲めるようになってから、大分、魚料理も進んで食べるようになりましたが、青魚の臭味だけはどうも不得手だったりします。そんな訳で、私の場合、一手間かけるのがかかせないんです

写真は焼きアジのマリネです。アジを摩り下ろした生姜とニンニクと混ぜた後、小麦粉をふって、オリーブ・オイルで焼いてからマリネにしているので、特有の臭味は完璧に消えています。秋は魚も美味しいですしネ