Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
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Iced teas

2006-06-30 00:18:37 | 紅茶 <その他一般>
全てのニュースがどうでもよく映るような暑さの今日です…。



AMBOOTIA DJ-1 《 DARJEELING NOUVEAU 2006 》 でを水出しにしたものです。F/F は水出しの方が好きだったりします。F/F らしい flesh 感とやわらかい甘味が心地好いので。




CASTLETON Muscatel DJ-144 《 S/F, 2005 》 をオンザロックで iced tea にしたものです。S/F はオンザロックで淹れた方が心地好い渋味の要素が出るので好きだったりします。

至高天

2006-06-29 04:45:48 | お酒
今古茶籍さんにて、かつてないお酒の共 (狂) 演が…。Mr. Pu'er さんに感謝です m(_ _)m。



中汲み大吟醸 初亀 [720ml] (初亀醸造株式会社)

【日本酒度】 +4
【アルコール度】 16度以上17度未満
【使用米】 東条町産特A山田錦 100%  
【精米歩合】 35%
【製造年月】 平成18年5月

初亀の最高峰酒です。極35の中汲みで、鑑評会出品酒と同じ仕込みだそうです

のっけから唸らせるような個性ではありませんが、飲むほどにこのお酒の恐ろしさがじわじわと見えてきます…。辛口の風合ですが、舌にのっかるような滑らかな口当たりで一切の抵抗なく浸透していきます。無駄な処が全くなく、調和の取れた、非常に綺麗なつくりをしています。





純米大吟醸 生酒 火いら寿 (ひいらず)  [720ml] (黒龍酒造株式会社)

【日本酒度】 +4
【酸度】 1.2
【アルコール度】 15度以上16度未満
【使用米】 山田錦 100%  
【精米歩合】 35%
【使用酵母】 蔵内保存酵母
【製造年月】 平成18年4月
(参考 URL)

前述の中汲み大吟醸に比べ、飲み口の良さと、melon や muscat 系の甘味を特徴的に感じます。今更、説明するまでもなく美味しいお酒です。





Ch. ************ (名前は失念…) ANNE 1976

もちろん、C 会長の stock です。いやはや、自分自身より時を重ねているお酒を飲むのは初めてです (^^A。イチジクのようなプラムのような甘い果実香が印象的です。少し澱がからみますが、とろんとした口当たりで年代を重ねたものの深みを感じたように思います。

初夏の装い

2006-06-28 02:39:04 | お酒


吟醸 翠露 山田錦 雲の峰 (舞姫酒造株式会社)

【アルコール度】 14度以上15度未満
【使用米】 山田錦 100%  
【精米歩合】 55%
【製造年月】 平成18年5月

涼しげな aqua blue の bottle が印象的な薄濁り吟醸酒です

意識的に飲まなければ感じない程度の極々淡い微発泡性があります。微かに渋味を感じた後、yogurt を想わせる甘味と酸味の balance を感じます。やや甘味が強いですが、余韻はすっきりとしているので champagne 感覚で食前酒として適した個性をしているように私は思います

夏向けのお酒で、10℃以下に冷やして glass で飲みたいような感じがします

Misty Blue

2006-06-27 01:02:36 | 青茶 <台灣>
曇りなんだか雨なんだかはっきりしない天気で、一日中憂鬱でした…。そうくると、自然といいお茶に手が伸びてしまうのが常でして (^^A。



凍頂山野生茶 《台灣九十四年 夏茶》 ( Formosa Tea Connection ※完売)

九十四年の台灣茶の中で一番の私のお気に入りです♪

口当たり滑らかで、余韻の蜂蜜や maple syrup を想わせる甘味は深く、何処か艶っぽい魅力があります。7煎越えたくらいからの透き通った甘味もまた一興だったりします。悉く美味しいお茶です。

CODE: 1980

2006-06-26 00:17:08 | 青茶 <台灣>
或る高山茶が入荷するのが OZONE くらいになるとのことなので、お取置きをお願いしつつ、台灣新茶は様子見でいま家にあるお茶を整理していたりします (^^A。



凍頂山 1980 《台灣九十四年 春茶》 ( Formosa Tea Connection ※完売)

凍頂烏龍が盛えた1980年に因んで、当時の香味を再現したものだそうです。のーとみさんみえさんもお気に入りのようで (^^。

野生茶ほどではありませんが、割としっかりとした火入れがなされており、湯を差すとほのかに焙煎の甘く芳ばしい香りが漂います。中火のコクを感じさせながらも、何処かホッとさせてくれるすっきり感と上質な水菓子のような透き通った甘味があり、とても balance が良いです。飲むほどにこのお茶のよさがじわじわと分かってきたように思います。

亀の尾仕込

2006-06-25 01:11:20 | お酒


菊の司 無ろ過純米生原酒 亀の尾仕込 [720ml] (菊の司酒造)

【日本酒度】 -2
【酸度】 2.3
【アルコール度】 17度以上18度未満
【使用米】 亀の翁 100% 
【精米歩合】 60%
【製造年月】 平成18年4月

清水屋酒店の大将に 「 独特の風合のお酒ですよ。 」 と紹介されたお酒です。

日本酒度は -2 となっていますが、極端に甘味が強い訳ではありません。旨口の風合際立つ、非常に個性的なお酒です (^^A。廣東料理なんかでよく使われる豆味噌、豆鼓醤を想わせる独特のコクを感じます。

亀の翁のような洗練された印象は感じませんが、立ち香控え目で食中酒としてとても優れた個性を持っているように私は思えます。とりわけ豚肉を使った中華料理なんかとよく合いそうです (こう書いてる内にも回鍋肉 (ホイコーロー) 辺りが恋しくなっていたりするのですが (笑))。

一方は精米歩合 60% の純米酒、もう一方は精米歩合 40% の純米大吟醸と大きくつくりが違っていますが、亀の翁と真逆の印象を受けたので、酒米 亀の尾で醸したお酒もなかなか奥が深いなと思いました。

乙類焼酎

2006-06-24 02:45:34 | お酒


黒麹仕込 佐藤 [720ml] (佐藤酒造)

普段、清酒以外のお酒を殆ど口にしない上に焼酎は不得手だったりするのですが、この焼酎はその価値を認めざるを得ません。今は閉店してしまった鹿児島・沖縄料理の店でたまたま口にして美味しかったので、焼酎 boom の親に教えたら何故か実家の方の酒屋さんから送られてきました (^^A。

私の苦手な要素である味わいの変に間延びした処がなく、力強くキリリとしています。キャラメリーゼのような芳ばしさを感じた後、まろみを帯びて綺麗に fade out して行ってくれます。力強さを楽しむのなら生 (キ) も良いですが、常温の水で清酒くらいの度数 (15~17度) くらいに調整したものが最も私の口に合っているように思います

只、飲み慣れていないためか、清酒に比べるとやはり量は飲めません。清酒は2合くらいなら全く問題ないのですが、焼酎は生に換算して5、6勺程度で 「 参りました m(_ _)m 」 だったりします





因に、のーとみさんはなんとな~く勘付いていることかと思いますが (笑)、先日発売になった、『 美味しんぼ 95集 』 にかなり感化されています。作中、p.114 ~ 124 に渡って佐藤酒造さんが紹介されています♪

鬼と共に… June 20th

2006-06-22 00:05:23 | お酒
今古茶籍の百大先生に呼び出されお酒の会です (^^。

鬼嫁…もとい、簡さんにも久しぶりにお会いしました。緑茶を飲まないと言うのもありますが、ホント、最近、お茶目的で今古茶籍さんに来てないなぁと (笑)。出していただいた太平猴魁も reject してしまいましたし (東方美人1は accept) 。




愛山大吟醸50 磯自慢 [720ml] (酒友 磯自慢酒造株式会社)

【アルコール度】 16度以上17度未満
【使用米】 特A地区口吉川産 愛山  
【精米歩合】 50%
【使用酵母】 自社保存株
【製造年月】 平成18年6月吉日

私の持参品です。

Wine glass で飲んでいたのと喉が渇いていたのも手伝って、champagne 感覚でクイッと飲めてしまい、とても危険なお酒でした。やはり top の渋味が幾分気になりますが、程好い甘味と柑橘系の爽やかさが心地好かったです。参加した方々にも気に入っていただけたようで何よりでした





開運 平成18年 全国新酒鑑評会金賞酒 (株式会社 土井酒造場)

【日本酒度】 +5
【酸度】 1.2
【アミノ酸度】 0.9
【アルコール度】 17度以上18度未満
【使用米】 特A地区 山田錦  
【精米歩合】  麹米40% 掛米35%
【使用酵母】 静岡HD-1・310合醸

Mr. Pu'er さんのご持参品です。

上立ち香は milk shake を想わせる不思議な甘い香りをしています。↑の磯自慢と対照的に非常に dandy な印象を受けます。Top で程好い甘味を感じた後、edge が非常に sharp なキレを感じます。じっくりととても味わい深いお酒です。Mr. Pu'er さん、ありがとうございました m(_ _)m。

福爾摩沙文書

2006-06-21 01:53:16 | 青茶 <台灣>


ついに届き侍り (悦)。
気になるものが多すぎです… (^^A。Portfolio をどうするか悩み処ですネ

そんな折、九十四年の冬茶を淹れてみました。



阿里山烏龍茶 《台灣九十四年 冬茶》 ( Formosa Tea Connection )

阿里山は梨山に比べると…みたいな選好順序が個人的にはあるのですが、これは別格です♪

青臭くならず阿里山らしい透明感を最大化するような火入れの妙、穏やかながら長く響く甘味の旋律は何とも言えず心地好いです