紅 ～ KURENAI ～

　

天吹 (あまぶき)　吟乃紅衣 (ぎんのくれない)　無濾過　[720ml]　(天吹酒造合資会社)

【アルコール度】 16度以上17度未満
【使用米】　黒宝
【精米歩合】　非公開
【使用酵母】　ND-1
【製造年月】　平成19年8月


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紅だぁああ!!!!!



と、X JAPAN の復活に便乗する訳ではありませんが、rose の wine を想わせる鮮やかな色合いをしている珍しいお酒です♪　古代米、黒米の 「 黒宝 」 で醸されており、豊富に anthocyanin を含んでいるためなんだとか。

花系酵母が使われているので、立ち香はすっきりと華やかな風合いをしています。どちらかと言えば甘口の個性ですが、切れ方が素直なので余韻は清冽としています。日本酒でありながら、食前酒として優れた個性をしているように私は思います。



【ニコニコ動画】X JAPAN 「紅 ~白い夜~」 (音質重視)

優美なる深紅

SCARLET GRACE　《2006》　( MARIAGE FRÈRES )

パッと見は完全に、「 晩秋～冬の落ち葉 」 って感じですが （＾＾；、抽出される茶液は窮めて心地好く、此の奥深さ故、なかなかお茶はやめられんなぁと。

青茶と紅茶の中間くらいに位置するような個性で、渋味なくやわらかに浸透していきます。焙煎の風合にはほうじ茶を想わせるものがあり、ほっと心落ち着かせてくれます。

「 魚 」 ムズカシイことぬき

他人を見ていて、偏食はいかんなぁと思い、最近はケンタロウさんのコチラの本を参考に、週1、2回は魚料理をつくるようにしていたりします （＾＾A。健康のことを考えれば、魚を摂取することに依る利点は大きいですしネ。刺身は以前から大丈夫なんですが、不得手としていた焼き魚、煮魚に果敢に挑戦しています♪



真鯛の煮付け




鮭のバターソテー




青魚の味噌キムチ煮


臭味を消すための小技がいっぱい載っているので、結構、楽しみながらつくれています。まだまだ beginner なので、切り身を使っていますが、ゆくゆくは魚をさばく recipe にも挑戦していきたいと思います。

田酒 純大吟 肆割伍分 壱合瓶 ～ H18BY ～

純米大吟醸　四割五分　田酒　[180ml]　(株式会社西田酒造店)

【アルコール度】 16度以上17度未満
【使用米】　山田錦
【精米歩合】　45％
【製造年月】　平成19年9月

Top で僅かな渋味を感じた後、イチゴのような甘味が広がります。田酒らしい豊穣たる米・米麹の旨味が漂い、清らかに fade out していきます♪

今年もええもせず素晴らしき哉。何とも贅沢な1合瓶だと思います （＾＾A。

七賢 ひやおろし

純米原酒ひやおろし　七賢　生詰　[720ml]　(山梨銘醸株式会社)

【アルコール度】 17度以上18度未満
【酸度】　1.6
【使用米】　美山錦
【精米歩合】　55％
【使用酵母】　協会9号
【製造年月】　平成19年9月

Wine の方が全国的に名が通ってる感がありますが、日本酒も負けてないぞ！と言うことで、大河でも話題の山梨県 (甲斐の國) のお酒です。しかも、秋らしい色使いの label が印象的なひやおろしです♪

美山錦の55％精米で9号酵母が使われているので、light touch なのかと思いきや、こっくりとして味わい深い個性でした。裏 label は飽くまで参考と言うか、こうした良い意味での裏切りは一興だったりします。

原酒で base がしっかりとしているので、合わせ易く、食中酒として優れた個性をしています。

雅山流 如月

大吟醸　生詰　九郎左衛門　雅山流 (がさんりゅう)　如月　[720ml]　(有限会社　新藤酒造店)

【日本酒度】　+3
【酸度】　1.2
【アミノ酸度】　1.0
【アルコール度】 14度以上15度未満
【使用米】　出羽燦々
【精米歩合】　50％
【使用酵母】　山形酵母

アルコール度がやや低いのもあって、light touch な印象を受けます。軽やかな風合いは洋酒を想わせる要素がありますが、透き通った甘味の後の微かなコクの広がりに日本酒らしさも感じさせます。

智恵美人

純米吟醸　智恵美人　[720ml]　(有限会社中野酒造)

【日本酒度】　+6
【アルコール度】 16度
【使用米】　山田錦　　
【精米歩合】　50％
【製造年月】　平成19年8月

字面こそ違いますが、中学の時の知合いのチエちゃんは確かに美人でしたと言う私の思い出話はさておき (笑)、初めていただく大分のお酒です。

飲んでみると、top で感じる瓜系の甘味に次いで、生酒を想わせる特徴的な酸があります。生酒っぽいと言う意味では而今と共通する部分もありますが、此方は J. H. von Geothe の格言を原著のドイツ語で読んだ時のような非常な重厚感があります。そして、実に sharp に切れてくれる様は粋ですらあります。

智恵さんと言うのは初代の妻君のことらしいのですが、酒質から鑑みるに、美人であった一方で、はっきりと物事を言うような芯の強さもあった女性だったのではないかと想像を廻らせてしまいます （＾＾A。博多の女性が典型ですが、九州の女性の特徴があるようにも感じられます。

Potion ～ FFVII 10th Anniv. ～

昨年出たヤツは酷かったですが、今回の potion は MATCH 系の炭酸飲料水らしい個性でかなり飲みやすくなっています。前回のが余程不評だったのか、FFXII の potion より FFVII の potion の方が飲みやすいのかは定かではありませんが （＾＾A。只、個人的な potion はコレかもしれません。




350ml 缶で 200yen はビミョーに高いのですが、FFVII の character が描かれた缶が16種類もあるのは FF fan としてはうれしい処です。

因に、↑は Cid HIGHWIND です。FF series に登場するオヤジキャラとか、飛空艇のオーナーとかに私はお気に入りが多いです。

南方より

本醸造　黎明　[720ml]　(泰石酒造株式会社)

【アルコール度】 15度以上16度未満
【精米歩合】　70％
【製造年月】　平成19年6月22日

泡盛が全国的に有名ですが、非常に珍しい沖縄県産の清酒です。

味わいの方は…。高温糖化酛の四段仕込みと言えば、大体想像出来るかと思います。まぁ、気象条件として不利なのは明白なので、全くもって期待はしてなかったのですが、う～んと言った処です。

最初のややベタ付く感のある甘味、中盤、すっきりしているのではなく、旨味の空虚さが目立つような気がします。ラフテーもどきの角煮でもつくることにしませふ。

かもさるゝ蔵

大吟醸　春鶯囀 (しゅんのうてん)　[720ml]　(株式会社　萬屋醸造店)

【アルコール度】 15度以上16度未満
【使用米】　山田錦　　
【精米歩合】　40％
【製造年月】　平成19年9月

『 美味しんぼ　第82集 』 にも登場するお酒です。まぁ、紹介されているのはこのお酒を4年間熟成させた大古酒ですが。

以前に飲んだときは純大吟らしい軽やかな個性だったと思いますが、今回は秋出荷のためか、こっくりとして味わい深く、食中酒として優れた個性をしているように思えます。

『 美味しんぼ 』 と同じく、48度のお燗酒にしてみますと、クセが緩和して、ふくらみが生まれるのでイイ塩梅になります。