Abwarten und Tee trinken !

気軽に気ままに紅茶、台灣茶、中國茶、清酒、Wein を…。
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After 10, 20 years

2012-08-04 20:27:05 | お茶日記


井の頭線の改札口を過ぎて、
吉祥寺の商店街をわき目に、
パルコのある角を曲がって、
東急百貨店の裏通りへ。



初めて訪れた時は店舗が2階にあることを知らず、何度も何度もお店の前の通りを往復してしまいました。Leafullさんの吉祥寺店10周年記念の特別 lot、CASTLETON Muscat(S/F, 2003) に魅了されて、毎 season、Darjeeling を求めて、こんなにも長い間通うことになろうとは思ってもみませんでした。

大学2年の時だったので、もう10年になりましょうか。





20年に及ぶ年月を重ねた分、建物としてのほころびも少なからずあるそうで、8月一杯で吉祥寺店は一旦closeになるそうです(ネット通販、銀座店等の他店舗は引続き営業)。

改装リニューアルとなるか、別の場所へ移転するか、それとも新たなソリューションを模索するのか詳細はまだ決まっていないそうです。

Leafullさんの体制自体は大きく変わらない筈なのですが、何故か10数年来の親友が海外へ行ってしまうような心境になるのは、この場所が私にとって唯一特別なものだったということかと。

今日のお茶会で愉しんだ、CASTLETON Muscatel DJ-105はtop runnerとしての最適解を追い求め、SUNGMA Yamada-BariDJ-29はこの10年で見違えるような美人になったと思います。この先の10年どんな素晴らしいお茶との出会いがあるのでしょう?


Life doesn't always turn the way you plan.

映画 "While you were sleeping" より

漂白

2007-11-06 00:11:00 | お茶日記


傍から見るとお酒ばかり飲んでいるように思われていますが (苦笑)、お茶に関しての方が heavy user なので、茶渋への対応はなかなかの問題だったりします。

優雅に cup and saucer ではなく、mug にドカっと淹れて量を飲むことが多いので、毎回丁寧に洗っているつもりでも、1、2ヶ月もすると茶渋がかなり付着してきてしまいます

そんな訳で、頃合を見計らって塩素系の漂白剤につけて clean up しています。写真の通り、今回も白うなりました

Hydrogen Hydroxide

2007-08-25 00:37:18 | お茶日記


私の実家は、伊豆高原の方なのですが、顔見世程度に帰る機会があったので、その水で紅茶を淹れてみました

まず蛇口を捻った瞬間から驚かされます (^^A。都市部だと、炎天下の日は下手をするとお湯が出るのですが (苦笑)、此の水は氷でも入れてたかのように冷たく感じます。よくは分かりませんが、地下水系の水脈なんですかねぇ~、おそらく20℃以下だと思います。

飲んでみると、水道水と雖も臭みがなく、心なしか甘く感じます。静岡県内でも、富士を望む、三島のものが有名ですが、伊豆高原もなかなかです




CASTLETON Muscatel DJ-187 を淹れてみたのですが、甘味やコクが素直に出ているように感じられて、非常に美味しかったです。硬度はもとより、水の中に含まれる気体の濃度にも影響されるので、単純に mineral water を使えばイイと言う訳でもないんですよね。

水も鱸 (スズキ) とかみたいに活け〆に出来たらなぁと思う今日この頃です

OZONE SUMMER TEA FESTIVAL 2007

2007-07-18 17:02:06 | お茶日記


実は、昨日、最終日に駆け込み?で行って来ました。講義の合間に行ったので、海風號の設樂さん、Formosa Tea Connection のルミさん、ゴウさんに顔見世程度に、ほんの一瞬の滞在でしたが…

平日でと言うのもあり、生憎、誰にも会えませんでしたが目的のものはちゃんと購入 (一部特価) 出来たのでまずまずかなぁと。

まぁ、此の日は予定が詰まっていて慌しかったです。

芥子の丘

2007-03-01 00:15:46 | お茶日記
Mr. Pu'er さんに分けていただいたお茶を淹れてみました♪



OPIUM HILL 《2006》 ( MARIAGE FRÈRES )

もの凄い茗がついていますが、文字通り、過去に芥子を栽培していた跡地でつくられた、稀少なタイ王国産の青茶 (半発酵茶) です。流石、Golden Triangle と言った感じがします

半球状に丸められており、粒子はやや小さめです。発酵度は15%だそうです。飲んでみると、台灣の翠玉に似たような印象を受けます。Silky な口当たりで、薄荷を想わせる清涼感があります。Herb 系の落ち着いた甘味が余韻として残ります。

まだ未完成な感じですが、土地柄、行く行くは面白い個性になりそうな気がしました。

The AuTt Prize 2006

2007-01-22 00:39:00 | お茶日記
お茶会などでいただいたお茶は除きます。この Blog のもとネタにもなっている私の tea notes にある、私の独断と偏見の評定 (基本4段階に±がつく。Blog では露骨になるので流石に非公開) で、上位2段階を付けたお茶の中から、これはと思ったお茶を紹介したいと思います。


【紅茶 <南アジア> 部門】



THURBO Clonal Memorial Tea DJ-585 《 A/N, 2006 》 ( Leafull )

S/F, 2006 が天候不順のためイマヒトツだったのですが、よもや A/N で秀逸なものに出会えるとは思ってもいませんでした (^^A。


【台灣茶部門】



白毫烏龍茶 《台灣九十五年 夏茶》 ( Formosa Tea Connection )

比賽茶の貫禄と言ってしまえばそれまででですが、言葉を連ねるのが愚行に思えてくるほど秀逸なお茶です。


【中國茶部門】



特級 四川紅茶 《2006年 春茶》 (海風號)

今年の中國茶部門は 「 該当なし 」 かな?等と思っていたら年末滑り込みで出会ってしまいました (笑)。中國紅茶の新たな一面を覗かせてくれてように思います。


こうして並べてみると、系統として3つとも共通項が少なからずあるような気が…。端的に言って、私は紅茶好き、Darjeeling 好きと言うことなのでせふ。2007年も此等に引けを取らない逸品に出会えることを期待したいと思います

Gathering

2006-11-02 00:15:58 | お茶日記


11月1日は 「 紅茶の日 」 !と言うことで、日暮れ時に吉祥寺までお出かけしていました。F/F も全て空いてしまい一時的に紅茶が減っていたので買い足しをしてきました (^^。

紅茶の日のオマケでピトレもいただけましたし lucky でした♪


此れだけに留まらず、午前中には Formosa Tea Connection さんからこんなものが届いていたりします




A/N や冬茶が入荷するまでまだちょっとありますが、ホント、お茶が美味しい季節になってきました

摂氏捌拾伍度

2006-08-24 00:45:22 | お茶日記


Darjeeling S/F, A/N, Ceylon, Chinese black teas (including Formosa ones) and so on ... 凡そ紅茶として真っ先に連想されるものの class は95度以上のお湯が向いていると思いますが、Darjeeling F/F は必ずしもそうではないのかもしれません。

欧州の紅茶屋さんの homepage を眺めていると、昨年くらいから85度とか90度を適正としているところを多く見かけるようになってきました。90度くらいの温度に下げるのは火を止めて置いておけば良いのですが、85度となると夏場ですと数分かかってしまうので一寸した工夫が必要かと。

然る方から教わったのですが、沸騰後、少量 (お湯の量によりけりですが20~50cc) の冷水をサッと加えます。すると、85度くらいに下がったお湯がつくれます。

私見ですが、clonal で茶葉の size の大きいものはとろみや甘味が増したりして趣が変わるので1度やってみるとなかなか面白かったりします。只、失敗すると青臭くなってしまうこともあるのでお気を付けを。

因に、写真は



MARGARET'S HOPE Tippy Clonal DJ-9 《 F/F, 2006 》 ( Leafull )

です♪

黄金桂冰茶

2006-08-17 01:27:02 | お茶日記
ヤッパッパー ヤッパッパー イーシャンテン♪

雨が降ったり、止んだり、蒸して死ぬかと思いました。こういう日に限って大学院の report の提出日 (しかも hard copy のみ) と言う悲劇…



海風號さんの黄金桂で水出し冷茶をつくっておいたので、帰ってきてから一気でした (^^A。

蜜系の滑らかな口当たりと kiwi fruit を想わせる爽やかな甘味が心地好いです