公職選挙法の一部を改正する法律！？
衆議院比例代表選出議員、参議院比例代表選出議員の政党間移動を制限することは平成12年に制定された法律（公職選挙法）にて記載されています。
本日、民主党所属の参議院議員が離党を発表しました。
その中の2名が民主党・参議院の比例区選出の議員であります。参議院選挙の比例区の議員は多くの有権者が「民主党」と党名を書いて投票され、当選してきました。今回は民主党を離党し、新しい政党を設立する運びとなりましたが、新しい政党の設立では上記の法律には抵触することはありません。
今回も国会議員自らの作成した法律の甘さが露呈する事となりました。つまり、政党間の移動は禁止されていますが、政党の合併や分割などにより、党名が変更されたとしても、元の政党と一定程度の同一性が認められる場合についてはこの限りではないと記載されているのです。
道義的には決して許されるものではありません。政治家の身の決め方はご自身が決めることですが・・・・ なんとも納得が出来ない行動です。政権交代を掲げる我が党も身を引き締めなくてはなりません。
