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福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

細川連立政権から15年

2008-08-17 | Weblog

(写真:日本新党解党時に党員に配布されたパンフ。今では宝物です

細川連立政権の実現から15年の月日
 15年前の1993年の8月9日、日本の政治の世界ではひとつの奇跡が起こりました。
日本新党の細川代表を首班とする7党1会派による連立政権が38年間続いた自民党政権に変わって政権を奪取した日でありました。今の若い方は「細川首相や日本新党」って何?と首を傾げる姿が目に浮かびますが、日本が変わろうとしたひとつの時代でありました。宮沢内閣に対する内閣不信任案が可決し、総選挙が行われ自民党が第一党に留まるも過半数を大きく割り込み、非自民勢力を結集した結果38年続いた単独区政権は終了、55年体制が終わりを告げました。この7党1会派による細川連立政権は「政治改革関連法案」を成立させたものの8ヶ月の短命で崩壊。続いた羽田内閣も2ヶ月で終焉を迎えました。
 今思い出してもとてもドラスティックな経験でありました。私も日本新党とも行動を共にしたものとして、あの政治に対する期待感と高揚感は決して忘れることは出来ない貴重な体験でした。勿論、あの時期は連立政権に一番足りなかったものは「政治経験」であり、ガラス細工の様な政権では決して改革など結果を残すことは不可能でありました。

 しかし、15年後の現在政権交代のラストチャンスがやって来ました。
民主党も結党10年を向かえ、参議院では全国比例では1位の得票数を獲得し、参議院では第一党として議会運営を行っています。勿論その間地方でも民主党並びに民主系の議員の数も増加し足腰が整ってきました。やっと10年経って国民が政権を託しうる政党として民主党が育ってきました。この正念場を乗り切って15年前の経験を生かし、「政権交代」に向けて進んでいかなくてはなりません。総選挙は世直しの最大のチャンスであります。みなさんも政治に関心を持ち続けて、明日の日本のために本当に何が必要なのかを見極めてください。

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