地域の声を県政に活かす!

福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

中国視察3日目

2007-09-09 | Weblog

(中国東北部の雄大なトウモロコシ畑)

 今朝は町内の清掃活動に参加して樋井川沿いの草刈を行いました。
9月とはいえ日差しは強く全身汗びっしょりで草むしりをして、結構な量の草とゴミを回収出来ました。その途中で、みなさんといろいろな話が出来楽しいひと時でした。
城南区を縦に流れる樋井川は2級河川ですから福岡県が管轄となります。防災、清掃、自然保護など問題はありますがきちんと見て行きたいと思います。

 中国視察3日目、今日は黒龍江省を流れる松花江を船に乗って視察しました。
汚染のある河でしたが少しは改善されているのか、両岸では釣りをしている人や川の水で洗濯をしている人、泳いでいる人など生活を感じることが出来ました。でも、自分がこの河で泳げるか?魚を食べれるか?と思うと疑問符が浮かびます。河の沿岸の方々は生活の為に仕方なく松花江を利用しているだけなのです。
 その後、中国とタイと日本の合弁の食肉加工工場を見学しました。何かと話題の欠かない中国の食品ですが、今回の視察場所は鶏を24時間加工するところであります。ぶら下がった鶏が次から次に解体されて行く姿は「中国は世界の工場」という言葉を改めて実感しました。約400名の農村部から出稼ぎで来ている若い女性が黙々と包丁を入れていました。でも、正直なところ「きれい過ぎる工場」なのです。鳥インフルエンザや食品偽装など中国の食品等は世界的に信用を失っています。だから、この様なきれいな工場を外国にアピールしたいのではないかと思ってしまうほどです。
 この日はハルピン駅から特急列車で長春に向かいました。ハルピン駅は伊藤博文が暗殺された場所です。その形跡は何もありませんでした。列車で約3時間程度で、座席は6人掛の寝台車両でした。中国東北部の景色はとうもろこし畑が一面に広がっています。久しぶりに地平線を見ることが出来ました。13億人の人口を食べさせて行くには創造をはるかに超える規模の農業が必要なんですね。 立ち寄った食堂車では従業員が愛想もなく客用のテーブルの椅子に座って夢中に喋っていました。この国にはサービス精神やチップの習慣がなくすべての動作が機械的に感じることがあります。長春駅に無事に到着。この長春は緑も多くて素敵な街です。満州時代の建物もたくさん残っています。でも、福岡市より大きいです街です。(続く)

 

コメント
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