地域の声を県政に活かす!

福岡県議会議員 守谷正人(もりや まさと)

中国視察2日目

2007-09-08 | Weblog

(黒龍江省 人民代表大会常務委員長と筆者)

 中国から帰国して事務所の机の上の書類の多さに驚いています。現在処理中のカゴには書類の山となっています。

 本日は午前中に地元城南高校の体育祭に来賓として出席してきました。
校長先生や同窓会の役員の方とご挨拶をさせて頂きました。公立高校の体育祭はわが母校とは違って、生徒の控えがスタンド化していてその上に絵が描かれ父兄の方が大勢応援に来ていました。若者の演技や声には気合が十分に入って逞しさを感じました。実は私の甥もここに現在在学中でありまして、半ば父兄の心境で競技を見ました。体育祭は本番の時よりもここまで来る一生懸命でやってきた過程が思い出に残るものなんです。

 中国2日目は黒龍江省ハルピンから始まります。
私は海外に行くと朝はいつもホテルの周辺を散歩する習慣があります。
勿論、体調を整える事もあるのですが、朝が一番その国の生活を感じる事が出来るからです。ハルピンの朝はとても早かったです。日曜日にも関わらず人がたくさん目的を持って歩いています。想像も付かないような大きな荷物を抱えて商売している老人達、路上スタンドでは朝ごはんを売っていたり、生活が始まっています。
ハルピンは中国の最北部にある黒龍江省の省都で、ロシアまで近いので町全体が西洋風な雰囲気をかもし出しています。
 黒龍江省人民代表大会常務委員会を表敬訪問しました。省内でもトップクラスの要人から一般的な挨拶と状況の報告を受けました。その後、中国政府環境保護部門を訪れ代表の方と質疑を行いました。やはり、省内を流れる松花江の化学工場爆発時の汚染は思いのほか酷かったようです。その後省をあげてきれいな河に戻すために対策を打っていました。汚染した河は海に流れその先に日本があるのです。あの河川を見てしまうと食事の際の魚料理には箸が進みませんでした。
 環境と言う教育もまだまだなのだろうと思います。ハルピンの街中でも食べた後はそのままポイ捨て、タバコもそのまま投げ捨てる、その習慣が当たり前なのです。
 ミネラルウォータが1本(300ml)で15円、ビールが80円程度の物価です。東北地方の地元料理は脂っこく、塩辛い感じがしました。冬は極寒の地でありますので-20度にも下がります。ビールの消費量はミュンヘン、モスクワについで世界3位との事です。
(つづく)

 県政報告書をお配りしてからいろんな方から感想を頂きました。
その中の一人、大学院から丁寧なあいさつ文と一緒に治安対策に関する論文が入っていました。その論文は完成度が高く、大変参考になりました。私も皆様の代弁者として県政に訴えて行きたいと思います。何かご要望やご意見がありましたらメールでFAXでもかまいませんので連絡してください。

 










 

 

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