雪深い所では今年の冬はまだまだ終わりそうにない。雨の日は雪になっているだろうかと北の地方を思う。
毎年、年をまたいで日本水仙や蝋梅が咲きだす。
喜んで写して新しい壁紙にしたこともあるが何年も繰り返していると、また今年も花の季節が来たかと思うだけで感慨も薄くなった。
特に寒さが厳しい今年は、春を待つ心もいつもと違うのか、庭のユキツバキや沈丁花のつぼみを見ると春が待ち遠しい気持ちになった。
足ならしにナップザックにカメラとマクロレンズだけ入れて公園に行った。
今年は野の花も撮ってみよう。
拡張された広場にはまだ人影も少なかったが、鳥を追う人たちは望遠レンズを構えて待機中だった。
古人復洛城の東に無く
今人還対す落花の風
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
言を寄す全盛の紅顔の子
応に憐むべし 半死の白頭翁
じんと来る年になった。
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