今日も帽子をかぶり、マスクをして厚いコートで歩いた。年賀の挨拶状をもってポストのある道を歩いて行った。
今日も南斜面を下る。つくしの出る畦にホトケノザが群がって咲いていた。帰り道で蝋梅も見つけた。
晴れてきました
野の花は元気に冬を越しています
つぼみが膨らんできました。春の始まりです。
シクラメンの「オリガミ」が可愛く咲き続けています。
ちょっと派手な取り合わせも元気がでます。
昔のノートを整理して見つかったのでここに転載してみたけれど、ちょっと (‥;)。
神話
神話はどこにでも隠れている
柔らかい合歓の花の陰に
白く冷たいビルの奥にも
幼い子供の柔らかい腕のふくらみにも
深い神話が根を下ろしている
日々のものの中を流れ続けるもの
冷たい溜息
暖かい思い出
思い出す遠い日々をそれだと名付けてもいい
シーシュポスのそれを
思い出さない遠いあの日から
話しても話しても話し足りなかったあの日の
訊いても聞いてもまだたりないもどかしさも
一つ一つ積み上げていると
今また新しい神話が生まれてくる
2022.01.07 改稿